プレスリリース
【富山県砺波市】空き家再生と循環型社会を実現!古物と工作と空き家相談の複合施設「gurubibi」12月プレオープン
合同会社シュシュ(所在地:富山県砺波市福岡169、代表:米山愛)は、富山県砺波市栴檀野(せんだんの)地区において、20年以上空き家だった元よろづ屋をリノベーションし、古道具、工作室、空き家相談場所を併設した循環型複合施設「gurubibi(ぐるびび)」を12月21日にプレオープン、2026年3月に本格オープンすることを発表しました。
地域課題解決と持続可能な村づくりへの取り組み
近年、日本全国で空き家問題が深刻化しており、総務省の統計によれば2023年時点で全国の空き家数は約849万戸、空き家率は13.6%に達しています。特に地方では過疎化に伴い、使われなくなった建物や家財道具が増加し続ける一方で、都市部からの移住希望者や地方での新たな暮らし方を模索する人々も増えています。
こうした状況の中、合同会社シュシュ代表の米山愛氏は「自分に生まれてきてよかった」と思える人に溢れる村づくりをビジョンに掲げ、すでに同地区でおむすび屋さん&ゲストハウス「musubibi(むすびび)」(https://musubibi.net/)を運営。地域住民や来訪者から「あいそんちょー」の愛称で親しまれながら、地域コミュニティの活性化に取り組んできました。
今回新たにオープンする「gurubibi(ぐるびび)」は、その名の通り「びびっときたものをぐるぐる回す」という理念のもと、人とモノの循環を促進する複合施設として機能します。20年以上空き家だった元よろづ屋を再生利用することで、空き家問題の解決モデルとしての役割も担います。
「gurubibi」が実現する3つの価値創造
「gurubibi」は単なる古物店ではなく、地域の持続可能性を高める3つの機能を備えています。
- 古物の循環と価値再生
捨てられる運命にあった家具や道具をレスキューし、リペアやリノベーションを通じて新たな価値を創出。モノの命を延ばしながら、サステナブルな消費スタイルを提案します。 - 工作室を通じたスキル共有と創造性の発揮
DIYや手仕事のための工作スペースを設け、モノづくりのワークショップや技術継承の場として活用。地域住民や来訪者が創造力を発揮できる場を提供します。 - 「さかさま不動産」支局としての空き家相談機能
従来の不動産とは異なり、「借りたい人の情報(夢)」を集約する「さかさま不動産」の支局として機能。移住希望者や店舗開設を考える人々と空き家をマッチングし、地域の空き家活用を促進します。
米山代表は「捨てられるモノを救い、人の夢を叶える場所にしたい」と語り、「地域の資源を最大限に活かしながら、新たな価値を創造する拠点にしていきたい」と意気込みを示しています。
地域とともに歩む「gurubibi」プロジェクト
この取り組みは単なる商業施設の開設ではなく、地域全体で取り組む持続可能な未来への挑戦でもあります。すでにクラウドファンディングを通じた資金調達も進められており、地域住民や賛同者とともに空間づくりを進める参加型のプロジェクトとして注目を集めています。
「gurubibi」では開設後も定期的なワークショップやイベントを企画し、地域内外の人々が交流できる場づくりを目指します。また、古物や空き家についての相談窓口としても機能することで、地域の持続可能性向上に寄与していく計画です。
施設概要
- 名称:gurubibi(ぐるびび)
- 所在地:富山県砺波市福岡181
- 開設時期:2025年12月21日プレオープン、2026年3月本格オープン
- 主な機能:古物販売・修理、工作室、空き家相談窓口
- 特徴:20年以上使用されていなかった元よろづ屋をリノベーション
会社概要
- 企業名:合同会社シュシュ
- 所在地:富山県砺波市福岡169
- 代表者:米山愛
- 事業内容:地域活性化事業、ゲストハウス・飲食店運営、不動産活用支援など