報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月27日 09:00
    株式会社カナリア

    和歌山市に無料貸切制の砂山「ひといきひろば」を2026年4月開設へ

    〜世代間交流の新たな居場所づくり〜

    株式会社カナリア(所在地:和歌山県和歌山市鳴神3-12、代表:中戸加奈子)は、2025年10月17日、和歌山市鳴神地区に子どもから高齢者まで幅広い世代が気兼ねなく利用できる無料貸切制の砂山「ひといきひろば」を2026年4月に開設する計画を発表しました。このプロジェクトは2025年11月28日までに「ふるさと納税型クラウドファンディング」で資金を募り、目標額1,200,000円の達成を目指しています。

    多様なニーズに応える新しい地域コミュニティスペース

    近年、公共の遊び場では行動制限が増え、子どもたちが思い切り体を動かせる場所が減少しています。また、コロナ禍以降、高齢者の社会的孤立も社会問題として顕在化しています。こうした背景から、私は17年間の保育士経験を活かし、誰もが安心してありのままでいられる場所の創設を決意しました。
    「子どもにとって家庭以外でも安心できる場所があれば…」という思いは、私自身の子育て経験から生まれています。地域の土地所有者からの「ここに空き地があるから、子どもたちを遊ばせていいよ。高齢者の集いの場にもしたい」という提案を受け、このプロジェクトは具体化しました。

    「ひといきひろば」の特長

    「ひといきひろば」は、家1軒分ほどの広さの空き地に大きな砂山を設置し、安全柵で囲んだ空間です。主な特長は以下の通りです。

    1. 完全予約制の貸切システム:予約サイトで事前予約し、1組あたり最大40分間の貸切利用が可能。周囲を気にせず遊べる環境を提供します。ただし、近隣在住の高齢者は予約不要で自由に利用できます。
    2. 無料で利用可能:経済的な負担なく誰でも利用できるため、経済格差による子どもの遊び場格差を解消します。
    3. 「叱らない場所」としての理念:利用者には「子どもが何をしても叱らないこと」というルールがあります。周囲への配慮から必要以上に子どもを叱る必要がなく、のびのびと過ごせます。
    4. 世代間交流の促進:子育て中の親と高齢者が自然に交流できる環境を整え、地域コミュニティの再生を目指します。
      敷地内では地域の方による野菜栽培も予定されており、子どもたちが自然と触れ合う機会も提供します。また、徒歩30秒圏内に同社運営の「リズムジカ」教室があり、着替えや手洗い場としての利用も可能です。

    プロジェクト資金と今後の展開

    クラウドファンディングで集まった資金は、大きな砂山の造成(約548,500円)、安全柵の設置(約622,660円)、現場管理費(65,000円)などに充てられる予定です。目標金額を上回った場合は、日陰をつくるサンシェードの設置(約200,000円)も計画しています。
    実施スケジュールとしては、2025年11月下旬までクラウドファンディングを実施し、2026年1月から2月にかけて工事、2026年4月の事業開始を予定しています。
    私は将来ビジョンとして、3年後には地域住民に愛される公園として定着し支援ネットワークが構築されること、5年後には同様のモデルが近隣市町村に広がり、地域包括ケア・子育て支援モデルとして注目されることを目指しています。
    「子育ても、一人じゃない。高齢者も、一人じゃない。誰もがほっとひと息つける、安心できる居場所を和歌山から広げていきたい」と願っています。

    株式会社カナリア 会社概要

    • 企業名:株式会社カナリア
    • 所在地:和歌山県和歌山市鳴神3-12
    • 代表者:中戸 加奈子
    • 事業内容:リトミック・英語リトミック・ピアノ・スポーツリズムトレーニング教室「rhythmusica(リズムジカ)」運営、児童発達支援・放課後等デイサービス「児童発達支援リズムジカ」運営
    • 公式サイト:https://rhythmusica.jp/  
             https://canaria-wakayama.com/