報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年8月19日 11:56
    株式会社双葉社

    「人の願い」と「虫の力」が絡み合う! 作家・文化昆虫学者・篠原かをり初の本格児童書『コボックとふしぎな虫の樹』が8月19日発売!

     作家・文化昆虫学者の篠原かをりによる、小学校中学年向け児童書『コボックとふしぎな虫の樹』(双葉社)が、2026年8月19日に発売される。本作は、累計660万部突破の「最強王図鑑シリーズ」『昆虫最強王図鑑』や、「週刊少年ジャンプ」で連載中の『アニマルシグナル』など、人気作品の監修も務める篠原かをりが、初めて本格的な児童向け小説に挑戦した作品。「人の願い」と「虫の力」を掛け合わせ、物語を楽しみながら、昆虫の驚きの生態やしくみも知ることができる新感覚の連作短編集となっている。

    「もしも、願いを叶えてくれる虫がいたら……」

    舞台は、樹齢100年を超える桑の木がある区立花が森小学校。この桑の木には、心に強い願いを持つ人の願いを叶えてくれるという、ふしぎな噂があった。

     願い樹を守る新人の守り人・コボックは、大きなウロから、それぞれの願いに合った虫たちを送り出してくれる。虫たちは子どもたちの願いを叶えようと奮闘するが、その力には守らなければならないルールがあり、約束を破ると虫は「害虫」へと姿を変えてしまう。

     害虫化した虫による事件をきっかけに、願い樹の秘密とコボックの存在を知った幼なじみ3人の「むし部」。学校で不可解な事件が起こるたび、虫の仕業ではないかといち早く気づき、害虫化した虫を止めるため奔走する。

    その「願い」、どんな虫が叶えてくれる?

     本作に登場するのは、すべて実在する昆虫たち。それぞれの虫が実際に持つ生態や能力が、人間の「願い」と結びつき、物語を動かしていく。

    「誰にも見られたくない」という願いには、擬態の得意なナナフシを。
    「努力しないでも得をしたい」という願いには、チャンスを呼び込むアリジゴクを。
    「泳げるようになりたい」という願いには、昆虫界のトップスイマー・ゲンゴロウを。
    「みんなに意見を聞いてほしい」という願いには、自我を奪うエメラルドゴキブリバチを。
    「みんなを監視したい」という願いには、広い視野を持つオニヤンマを。

    子どもから大人まで、人の数だけ「願い」がある。一方で、約束を破ることのない虫たちが害虫化していってしまう様子を見て、コボックは疑問に思う。

    「虫たちは約束を破ったりしないのに、なんで人間は破っちゃうんだろう。
    でも、それが人間の特徴なんだろうね」

     虫たちの驚くべき生態を知るだけでなく、「願いを叶えるためなら、約束を破ってもいい?」「人間はどうして約束を破ってしまうんだろう?」と、物語を楽しみながら、人間の願いや約束について考えるきっかけにもなる一冊となっている。

    ■著者・篠原かをりからコメントが到着!!

    この度、初の児童向け小説『コボックとふしぎな虫の樹』を双葉社より出版することになりました!
    誰もが胸のうちに秘めている「願い」を叶えてくれるふしぎな虫たちとその番人コボック。
    抗いがたい虫たちの誘惑の先に見えるものは一体なんなのか?
    「人の願い」と「虫の力」という、個人的に今の地球を埋め尽くしている二大勢力だと考えているものをテーマに書きました。
    是非、お楽しみください!

    ■親子で楽しめる! 本書の特徴

    ① 昆虫の生態が、そのまま物語に!
    登場する虫はすべて実在する昆虫。ナナフシの擬態、ゲンゴロウの泳力、オニヤンマの複眼など、それぞれの虫が持つ本来の生態が、物語の中でふしぎな事件を引き起こす。楽しみながら、昆虫たちの驚きの力やしくみを知ることができる。

    ② 各話の最後には「むし部調査ファイル」を収録
    物語に登場した昆虫を、イラスト付きでわかりやすく紹介。読んだ後に「本当はどんな虫なんだろう?」という疑問にも答え、物語と図鑑の両方が楽しめる。

    ③ 本編はすべての漢字にふりがな付き
    本編は全漢字ふりがな仕様。小学校中学年はもちろん、低学年でも読みやすく、親子で一緒に楽しめる。

    ④ 親しみやすいイラストで読みやすい
    イラストは、イラストレーターとして活躍中のこむぎが担当。キュートなキャラクターたちが物語を彩り、虫や読書が苦手な子どもでも楽しく読み進められる。

    <著者プロフィール>

    著:篠原かをり
    作家・文化昆虫学者。1995年2月生まれ。著書に『LIFE―人間が知らない生き方』(文響社・共著)、『フムフム、がってん!いきものビックリ仰天クイズ』(文藝春秋)、『歩くサナギ、うんちの繭』 (大和書房) 、『かわいいが見つかる! 推しいきもの図鑑』(永岡書店)、『見つけたら神! すごレア虫図鑑』(日本文芸社)、『地図はない、目的地もない、でも迷子ではない』(NHK出版)などがある。日本テレビ『嗚呼!!みんなの動物園』の動物調査員など、テレビやラジオでも活動している。

    絵:こむぎ
    人外×SF×レトロをテーマとした作品を得意とするイラストレーター。キャラクターデザインやイラスト、グッズなどを制作。

    <書誌情報>

    タイトル:『コボックとふしぎな虫の樹』
    著者:篠原かをり
    発売日:2026年8月19日(水)
    判型:四六判
    ページ数:216ページ
    予価:1,540円(税込)
    発売:双葉社