報道関係者各位
    プレスリリース
    2024年11月1日 14:00
    学校法人近畿大学

    近畿大学工学部で教職をめざす学生が対象 広島県教育委員会の「出前講義」で授業づくりの基礎を学ぶ

    令和5年度(2023年度)「教職実践演習」の様子
    令和5年度(2023年度)「教職実践演習」の様子

    近畿大学工学部(広島県東広島市)では、令和6年(2024年)11月8日(金)から計4回、教職課程を履修する学生を対象に、広島県教育委員会(広島県広島市)主催の「出前講義」を実施します。
    教員として働くことの魅力ややりがい、広島県の教育施策、県がめざす授業づくりの基礎・基本について、県内の学校で取り組んでいるさまざまな実践事例を交えながら講義・演習を行い、次世代を担う教員の育成をめざします。

    【本件のポイント】
    ●教職課程を履修する学生を対象に、広島県教育委員会(広島県広島市)主催の「出前講義」を実施
    ●広島県の教育施策、県がめざす授業づくりの基礎・基本について実践事例を交えながら講義・演習を行う
    ●教職をめざす学生たちが教員として働くことのやりがいや魅力を再認識し、抱えている不安や心配の軽減を図る

    【本件の背景】
    近畿大学工学部では、6学科すべてで教員免許を取得することができます。中学校3種類(数学、理科、技術)、高等学校4種類(数学、理科、工業、情報)の教員免許が取得可能※ で、健康維持や環境保全の知識・能力を身につけた「理科」「技術・工業」の教師、機械工学・電気工学の知識・能力を身につけた「数学」「技術・工業」の教師、ICTの知識・能力を身につけた「情報」「数学」「技術・工業」の教師といった、工学教育の理念を生かして広く社会に貢献できるエンジニアリングデザイン能力(工学を利用した問題解決能力)を持つ教師の育成をめざしています。
    工学部における教職課程の総履修者数は、過去5カ年を平均すると在学生の約5%にあたる約110人程度と横ばいですが、特に「理科」と「数学」を中心に免許状取得者が増加しており、工学部全体の教員採用試験合格者数、教員採用者数も増加傾向にあります。
    ※取得できる免許の種類は学科によって異なります。

    【本件の内容】
    工学部では教員採用試験合格者数、教員採用者数の増加傾向を受け、令和4年(2022年)度から、教員をめざす学生を対象に広島県教育委員会主催の「出前講義」を実施しています。教職科目である「教育実習特講」「教職実践演習」「教育情報学」において、広島県教育委員会の職員に講師としてお越しいただき、広島県の教育施策、県がめざす授業づくりの基礎・基本など、実践事例を交えて講義していただきます。現場を知る教育委員会の方々から直接講義を受けることで、教職をめざす学生たちが教員として働くことのやりがいや魅力を再認識し、抱えている不安や心配の軽減を図ります。

    【開催概要】
    日時:(1)令和6年(2024年)11月8日(金)9:00~10:30
           教職実践演習「授業づくりの基礎・基本~授業づくりの実際」
       (2)令和6年(2024年)11月9日(土)9:00~10:30
           教育実習特講「教員に求められる力~学校の1日を通して~」
       (3)令和6年(2024年)11月9日(土)10:40~12:10
           教育実習特講「授業づくりの基礎・基本~授業づくりの実際」
       (4)令和6年(2024年)12月4日(水)9:00~10:30
           教育情報学「教員に求められる力~学校の1日を通して~」
    場所:近畿大学広島キャンパス
       (広島県東広島市高屋町うめの辺1番、JR山陽本線「西高屋駅」から徒歩約20分)
    対象:(1)「教職実践演習」履修者 4年生19人
       (2)・(3)「教育実習特講」履修者 3年生27人
       (4)「教育情報学」履修者 2年生32人
    講師:広島県教育委員会事務局管理部教職員課 管理主事 下田慶史氏
       近畿大学工学部教育推進センター 教授 松岡敬興

    【関連リンク】
    工学部 教育推進センター 教授 松岡敬興(マツオカヨシキ)
    https://www.kindai.ac.jp/meikan/2522-matsuoka-yoshiki.html

    工学部
    https://www.kindai.ac.jp/engineering/