報道関係者各位
    プレスリリース
    2014年4月9日 13:00
    イオンリテール株式会社、アルケア株式会社、イーエヌ大塚製薬株式会社、株式会社タイカ、ユニ・チャーム ヒューマンケア株式会社

    床ずれ(褥瘡(じょくそう))は地域で看る!  「イオン在宅‘床ずれ’ケアセミナーin 鎌ケ谷」が開催されました

    イオンリテール株式会社(本社:千葉県千葉市)は、去る3月15日千葉県鎌ケ谷市にて、同地域の床ずれケアに携わる医療・介護従事者を対象に、地域密着型の在宅床ずれケアセミナーを開催しました。

    活発な討議が行われました
    今回のセミナーでは、「床ずれ(褥瘡)は地域で看る!」をテーマに、「床ずれケア」分野のOHスケールの考案者である大浦 武彦先生(北海道大学名誉教授)と、地元・千葉県の医療・介護分野でご活躍の加瀬 昌子先生(国保旭中央病院皮膚・排泄ケア認定看護師)、永谷 計先生(板倉訪問クリニック院長)に講演していただき、活発な議論が交わされました。
    なお、本セミナーの開催には、日本在宅褥瘡創傷ケア推進協会と千葉県鎌ケ谷市にご後援いただき、医療・介護関連企業4社(アルケア株式会社、イーエヌ大塚製薬株式会社、株式会社タイカ、ユニ・チャーム ヒューマンケア株式会社)に協賛いただき、開催となりました。


    ■在宅医療で高まる床ずれ(褥瘡)リスク
    今回のセミナーは、イオングループの「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」の企業理念を基に、急速な高齢化社会の到来により高まりつつある在宅治療へのニーズ、特に「床ずれ(褥瘡)リスクの高い方の増加にどう対応して行けば良いのか」を議題としました。

    在宅での床ずれケアでは、その予防と適切な治療・栄養管理が重要となり、そのための医療・介護の多職種の連携が不可欠となります。本セミナーでは、在宅でできる床ずれケアの最新の方法や、医療機関と在宅介護が連携した床ずれケア事例が紹介されました。
    会場には、地域の医療・介護従事者の方々約100名が参加し、先生方の講演、討論会に熱心に聞き入り、質疑応答も活発に行われました。
    また、当日、会場では協賛各社の床ずれケア関連商品の展示や解説も行われ多くの参加者の関心を集めました。

    <セミナー風景>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/45116/img_45116_1.jpg


    ■セミナー概略
    開催日時:2014年3月15日(土) 13:20~16:30
         <セミナー風景>
         http://www.atpress.ne.jp/releases/45116/img_45116_2.jpg
    会場  :新鎌ヶ谷Fタワー 10階会議場
    参加者 :床ずれケアに携わる医療・介護従事者
    主催  :イオンリテール株式会社
    協賛  :アルケア株式会社、イーエヌ大塚製薬株式会社、株式会社タイカ、
         ユニ・チャーム ヒューマンケア株式会社
    後援  :日本在宅褥瘡創傷ケア推進協会、千葉県鎌ケ谷市
    登壇者 :
    1.開会の挨拶
    ・小川 孝之 イオンリテール株式会社 ケアサービス事業 プロジェクトチームリーダー
    2.「床ずれ(褥瘡)治療の変遷~病院から在宅へ~」
    ・演者:大浦 武彦先生 北海道大学名誉教授/医療法人社団廣仁会 褥瘡・創傷治癒研究所 所長
    3.「病院と在宅の地域連携~当院の取組みの実際~」
    ・演者:加瀬 昌子先生 総合病院国保旭中央病院 皮膚・排泄ケア認定看護師
    4.「みんなでつくる地域連携~船橋南部在宅療養研究会の取組み~」
    ・演者:永谷 計先生 医療法人弘仁会 板倉訪問クリニック 院長
    5.総合討議「在宅床ずれ(褥瘡)を地域で推進するためには」
    ・討議者:大浦先生、加瀬先生、永谷先生
    6.閉会の挨拶
    ・遠藤 一郎 イオンリテール株式会社 イオン鎌ヶ谷店 店長


    【講演内容 概要】
    ■講演1:「床ずれ(褥瘡)治療の変遷~病院から在宅へ~」
    大浦 武彦先生
    北海道大学名誉教授/医療法人社団廣仁会 褥瘡・創傷治癒研究所 所長
    <講演要旨>
    床ずれ(褥瘡)の症例の実例を挙げて、治療上の注意点について具体的に解説した。また、病院での治療に比べ在宅治療の優位性についても言及した。
    ○床ずれ(褥瘡)は乾燥・消毒より、洗浄、軟膏、被覆材、保湿が重要
    ○床ずれ(褥瘡)は体位変換と外圧分散、ガーゼでなくドレッシングで治す
    ○床ずれ(褥瘡)対策として、栄養・排泄管理など在宅でこそできることがある
    <大浦先生 講演風景>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/45116/img_45116_3.jpg

    ■講演2:「病院と在宅の地域連携~当院の取組みの実際~」
    加瀬 昌子先生
    総合病院国保旭中央病院 皮膚・排泄ケア認定看護師
    <講演要旨>
    在宅看護に取り組む看護師として、病院、施設で症状が悪化した褥瘡の実例を挙げて治療から改善の道筋を示した。
    <加瀬先生 講演風景>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/45116/img_45116_4.jpg

    ■講演3:「みんなでつくる地域連携~船橋南部在宅療養研究会の取組み~」
    永谷 計先生
    医療法人弘仁会 板倉訪問クリニック 院長
    <講演要旨>
    地域主導による医療・介護連携の確立を目指し、多職種を一体とした在宅療養研究会を運営しているが、そのテーマの一つとして褥瘡の軽減に取り組んでいる。3年間にわたる5,800人を対象とした褥瘡の調査結果のほか、褥瘡連携ノートの取り組みなどの具体例を解説した。
    <永谷先生 講演風景>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/45116/img_45116_5.jpg


    【セミナー開催企業紹介】
    ■イオンリテール株式会社
    代表者  :代表取締役社長 梅本 和典
    本社所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬1-5-1
    事業内容 :総合小売業(総合スーパー、専門店、ドラッグストア、
          コンビニエンスストア、ネットショッピング、他)

    ■アルケア株式会社
    代表者  :代表取締役社長 鈴木 輝重
    本社所在地:東京都墨田区錦糸1-2-1 アルカセントラル19階
    事業内容 :医療機器・医療消耗材料の開発、製造、販売、輸出入

    ■イーエヌ大塚製薬株式会社
    代表者  :代表取締役社長 戸田 一豪
    本社所在地:岩手県花巻市二枚橋第4地割3-5
    事業内容 :経腸栄養剤、医療食、高齢者用食品、
          各種病者用食品などの研究・開発、製造、販売および輸出入

    ■株式会社タイカ
    代表者  :代表取締役社長 鈴木 大登
    本社所在地:東京都港区高輪2-18-10
    事業内容 :福祉用具、介護用品、衝撃吸収・振動防止材の製造販売

    ■ユニ・チャーム ヒューマンケア株式会社
    代表者  :代表取締役社長 白井 光比呂
    本社所在地:東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル11F
    事業内容 :介護用品および健康支援用具の製造、販売