報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年8月15日 17:00
    株式会社グローバルインフォメーション

    特定用途向け集積回路(ASIC)の世界市場

    株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:樋口 荘祐、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「特定用途向け集積回路(ASIC)の世界市場」(Global Industry Analysts, Inc.)の販売を8月15日より開始しました。

    特定用途向け集積回路(ASIC)の世界市場は2030年までに285億米ドルに達する見込み

    2024年に195億米ドルと推定される特定用途向け集積回路(ASIC)の世界市場は、2024年から2030年にかけてCAGR 6.5%で成長し、2030年には285億米ドルに達すると予測されます。本レポートで分析したセグメントの1つであるフルカスタムタイプは、CAGR 7.1%を記録し、分析期間終了時には183億米ドルに達すると予測されます。セミカスタムタイプ・セグメントの成長率は、分析期間中CAGR 5.0%と推定されます。

    米国市場は53億米ドルと推定、中国はCAGR 10.3%で成長予測

    米国の特定用途向け集積回路(ASIC)市場は、2024年に53億米ドルと推定されます。世界第2位の経済大国である中国は、2030年までに59億米ドルの市場規模に達すると予測され、分析期間2024-2030年のCAGRは10.3%です。その他の注目すべき地域別市場としては、日本とカナダがあり、分析期間中のCAGRはそれぞれ3.2%と6.4%と予測されています。欧州では、ドイツがCAGR 4.3%で成長すると予測されています。

    ASIC市場の急成長の原動力は?

    ASIC市場の成長は、エネルギー効率の高いソリューションに対する需要の高まり、AIや機械学習アプリケーションの台頭、自律走行車や5Gネットワークなどの新興技術におけるASICの採用拡大など、いくつかの要因によってもたらされています。通信分野では、5Gインフラの展開が、次世代ネットワークで要求される高いデータ・スループットと低遅延を処理する能力により、ASICの需要を押し上げています。同様に、暗号通貨業界では、その優れたハッシュパワーとエネルギー効率により、マイニング作業にASICが使用されており、これも市場拡大に寄与しています。また、複雑なアルゴリズムをより高速かつ効率的に処理するAIアクセラレータでのASIC利用の増加も、大きな成長促進要因となっています。最後に、スマートフォンやウェアラブルなどのコンシューマー・エレクトロニクスの小型化・集積化の動向は、企業がエネルギー消費を抑えながら性能を最適化しようとしているため、ASICの需要をさらに押し上げています。

    目次

    第1章 調査手法
    第2章 エグゼクティブサマリー
    第3章 市場分析
    第4章 競合

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