報道関係者各位
プレスリリース
2025年8月18日 17:30
一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会

次世代シェフが挑む「未来のレシピコンテスト2025」 プラントベース/ベターミートがテーマ、9月1日(月)公募スタート

一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(代表理事:下田屋 毅/所在地:東京都渋谷区、以下 SRAジャパン)は、30歳以下の若手料理人・調理師学生を対象とした「FOOD MADE GOOD 未来のレシピコンテスト2025」の公募を、2025年9月1日(月)より開始します。今年のテーマは、世界的に注目が高まる「プラントベース/ベターミート」。気候変動や食料問題に向き合い、環境・社会・動物のウェルビーイングに配慮した“未来をつくる一皿”を全国から募集します。


未来のレシピコンテスト

未来のレシピコンテスト


■ コンテストが生まれた背景

これまで、料理人が食材の背景を知る機会は限られていました。しかし、社会・環境課題が食の未来に影響を及ぼしている今、このコンテストを通じて「何をつくるか」だけでなく「何を選ぶか」を考え調理することで、次世代の料理人としての軸を育むことができます。



■ なぜ、今「プラントベース/ベターミート」なのか?

気候変動や食料問題が深刻化する中、動物性食品の消費を見直し、植物性食品の比率を高める動きや市場が世界的に拡大。ベジタリアン等の世界人口は毎年増加傾向にあり、約5.3億を超えています。(出所:Euromonitor)しかし、単に「完全な代替」に走るのではなく、環境や社会、動物福祉に配慮した「より良い選択」をすることが「プラントベース/ベターミート」の考え方です。



■ ただのコンテストではなく、学び、実行する機会の提供

全3回の「プラントベース/ベターミート」講座を通じて、食材の生産背景や環境負荷、社会的意義を学び、レシピに反映します。


【セミナー受講者コメント】

「意識的な部分で、何を変えなきゃいけないのか、何が大切なのかを学べました。飲食店に携わる1人の人間として哲学的な部分をかなり養えたかなと思います」

「持続可能な社会に貢献するにおいて、影響を与える食事傾向や食材について、今まであやふやだった基礎が明確になった事で、今後意識して行きたいポイントが明確になりました」


【2024年の受賞者(学生)コメント】

「授業でも海のエコラベルをはじめとした、持続可能な社会を作るための食の活動は学んでいますが、それが一体何につながるか?をコンテストに作品を出すにあたって深く考えさせられる機会になりました。普段の授業で学んだことをアウトプットする機会を設けていただいて非常に感謝しています」



■ 募集概要

公募期間      :2025年9月1日(月)~9月30日(火)

ファイナリスト発表 :2025年10月16日(木)「世界食料デー」に合わせて

           最大10名を選出

最優秀賞発表・表彰式:2025年11月17日(月)

           「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2025」

           (ザ・キャピトルホテル 東急)にて発表



■ 受賞者 副賞・特典

【ファイナリスト(最大10名)】

・都内で開催される「FOOD MADE GOOD Japan Awards 2025」にご招待します。

・著名なシェフとのネットワーキングやサステナビリティを推進する企業を知ることができます。

・SRAジャパンおよび審査員から直々のフィードバックコメントシートを提供します。


【最優秀賞者(1名)】

愛媛県四万十川源流にある森と海に囲まれた町「森の国Valley」でのリジェネラティブな“食の源流”を体験型で学ぶ1泊2日の美食ツアー(ペア)にご招待します。受賞者インタビューをさせていただき、提携メディアにて掲載予定です。


【学生部門賞(1名)】

受賞者インタビューをさせていただき、提携メディアにて掲載予定です。


【審査員賞(最大5名)】

各審査員が「最も食べてみたい」と思うレシピを選んでいただきます。



■ 応募対象

30歳以下の料理人・パティシエ・料理研究家・調理系の学生(高校・短大・大学・専門学校)など

飲食店勤務、出張料理人、講師など多様な背景の若手が対象

調理師・製菓衛生師免許の有無は不問



■ コンテスト公募ページ・詳細情報

https://foodmadegood.jp/gennext2025-vol5/



■ 審査員

・生江 史伸氏(レフェルヴェソンス エグゼクティブシェフ)

・杉浦 仁志氏(日本サステイナブル・レストラン協会 プロジェクトアドバイザーシェフ)

・加藤 峰子氏(資生堂FARO シェフパティシエ)

・宮本 けんしん氏(antica locanda MIYAMOTO オーナーシェフ)

・岩澤 正和氏(PIZZERIA GTALIA DA FILIPPO オーナーシェフ)

・田中 佑樹氏(伊勢すえよし 店主)


審査員

審査員


■ 主催・協力

主催  :一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会(SRAジャパン)

特別協賛:株式会社サン・クレア「森の国Valley」

協働  :クオンクロップ株式会社、料理王国、クーリエ・ジャポン

協力  :辻調理師専門学校、レコールバンタン、よろづやいっかく、

     一般社団法人スマイリージャパン



■ 団体概要

一般社団法人 日本サステイナブル・レストラン協会は、食のアカデミー賞と称される「世界のベストレストラン50」でサステナブル・レストラン賞の評価も行う英国本部と連携し、格付けやキャンペーンを実施。サプライヤーやレストラン、消費者コミュニティの構築を通して、フードシステムの課題解決に取り組み、食の持続可能性を推進しています。


所在地  : 東京都渋谷区渋谷3丁目1番9号 Yazawaビル4階

代表理事 : 下田屋 毅

公式サイト: https://foodmadegood.jp/