プレスリリース
『廃棄予定の200年茅葺民家』保護へ、 「READYFOR」にて支援を募るクラウドファンディングを開始
― 「泊まって支援」する新しい文化保存 ―
ニシオサプライズ株式会社(所在地:京都府南丹市、代表取締役:西尾 晴夫)は、クラウドファンディング『廃棄予定の200年茅葺民家を未来へ』を「READYFOR」にて2025年6月25日(水)からスタート、7月25日(金)まで実施します。
READYFORにてクラウドファンディングを実施
■READYFOR『廃棄予定の200年茅葺民家を未来へ』
https://readyfor.jp/projects/kayabuki-project
■クラウドファンディング実施の背景
茅葺一筋30年、“japanesethatchingguy”の名でInstagram10万人以上のフォロワーを集める当社代表 兼 職人・西尾 晴夫。西尾は福井県おおい町にある、町が所有する200年の茅葺民家を守るためクラウドファンディングの実施を決意しました。
当初は地域の歴史を保存するために民俗資料館として活用されていましたが、2025年3月の町議会で廃棄処分が決定しました。
「壊されるくらいなら、丁寧に解体し、未来へ残したい」
そう決意した西尾は、町と直接交渉を重ね、更地にする代わりに、移築を目指して、解体許可を得ることに成功。しかし、丁寧な手作業による解体作業には費用がかかります。そこで、支援をクラウドファンディングに挑みます。
200年の茅葺民家ー廃棄が決まった。
■特長|「旅」と「文化保存」を結びつけるリターン
このクラウドファンディングでは、ただの「寄付」ではなく、「旅」と「文化保存」を結びつけるユニークなリターンを用意しています。
今年利用できる宿泊券に加え、実際に宿泊された方には、支援額の半額分の「来年使える宿泊券」も進呈。
そのほか、西尾晴夫の著書『私は、なぜ茅葺職人になったのか』(サイン入り)、オリジナル手ぬぐい(限定デザイン)、オリジナル法被、茅葺き体験クーポン、など、様々なコースをご用意。
■「美山FUTON & Breakfast」について
当社では、維持が難しくなった茅葺民家を買い取り、一日一組一棟貸し宿「美山FUTON & Breakfast」を運営しています。
【オーナー気分を味わえる】
茅葺民家のオーナーになる事は難しいが、一日茅葺の家を貸し切り、茅葺きのオーナーの気分が味わうことができるのが「美山FUTON & Breakfast」です。
宿泊客が利用する収益によって、茅葺民家を共有できる仕組みとなっています。
【プライベートからビジネスまで幅広く活用できる】
「美山FUTON & Breakfast」は観光目的よりも、三世代のご家族、女子会などプライベートなご利用から、企業チームのミーティングやチームビルディングなどビジネスでの利用など、幅広いグループに活用されています。
【好評の「出張シェフサービス」】
2024年から、一組の宿泊客のためにシェフが料理をふるまう「出張シェフサービス」を開始、利用された宿泊者の皆様からは好評をいただいています。
【新たに2棟を増設】
2025年新たに「螢庵」「OBATAKE」の2棟が加わり、全6棟体制へと拡充しました。
OBATAKE 新たに再生し、開業した茅葺一棟貸し(3)
「“この宿に泊まると、時計が止まる。”という感想が聞かれ、特別な空間で、家族、グループでの一体感を深めておられます。」と西尾は語ります。
クラウドファンディングは、日本国内向けに「READYFOR」にて6月25日(水)からスタート。
日本の伝統建築の魅力を、支援者とともに守っていく挑戦が、いま始まりました。
【プロジェクト概要(READYFOR)】
実施期間 : 2025年6月25日(水)~7月25日(金)
目標金額 : 1,100万円
プロジェクトページ: https://readyfor.jp/projects/kayabuki-project
【会社概要】
ニシオサプライズ株式会社
所在地 : 〒601-0751 京都府南丹市美山町島英サ29
代表 : 代表取締役 西尾 晴夫
Web : https://miyamafandb.com/