報道関係者各位
プレスリリース
2025年6月17日 10:00
TBM Council Japan

TBM Council Japan、新たなステージへ オープンなコミュニティとしての展開を開始 

日本市場におけるテクノロジー・ビジネス・マネジメント普及を加速

東京、[2025年6月17日(火)] - テクノロジー・ビジネス・マネジメント(以下、TBM)のグローバルな非営利団体であるTBM Councilは、日本市場でのTBM普及を目指し、日本支部(以下、TBM Council Japan)をオープンなコミュニティとしてリニューアルし、展開を開始することを発表しました。

これを記念し、2025年7月10日(木)にJPタワーホール&カンファレンスで「TBM Summit 25:Japan ローンチイベント~テクノロジー投資で拓く未来~」を開催します。


TBM 詳細: https://www.tbmcouncil.org/jp/

イベント詳細: https://www.b-forum.net/tbmcj25

TBM Council Japan

TBM Council Japan


TBM Council Japanは2021年に設立され、これまではTBM製品のユーザーのみが参画するクローズドコミュニティとして運営していました。今回、誰もが参加できるオープンなコミュニティとして始動し、TBMの普及・発展を促進することで、より多くの組織がTBMを理解・実践し、テクノロジー投資から最大の価値を引き出し、競争力を高められるよう支援します。


今日、AIの台頭やクラウド普及が進む中で、テクノロジー環境の複雑さが増し、それに伴い企業のテクノロジーコストも増加しています。TBMは、ITコストを可視化し、その価値を最大化するための管理手法です。TBMを活用することで、企業は、テクノロジー支出の財務的および非財務的な成果を明確にし、運用費の改善や新規開発へのテクノロジー投資を最適化できます。さらに、ビジネス戦略に基づく最適化を継続的かつタイムリーに実施し、データに基づいた意思決定により、企業価値と競争力の向上に寄与します。


TBM Councilは、世界中から19,000人以上の多様な専門家が参加する、オープンなグローバルコミュニティです。このコミュニティには経営陣、IT部門のリーダー、財務担当者などが含まれ、4,000を超える組織が参画しています。TBM Councilの目的は、TBMによって企業のビジネス成長を加速することであり、それを達成するために、教育、協働、標準化、オープンエコシステムの四つの柱を基に、各組織のテクノロジー投資からの価値を最大化する支援を行っています。



■TBM Council Japanの今後の活動

● イベントの開催: TBMに関する勉強会や意見交換会を通じ、テクノロジー投資と企業戦略をつなげられるようにするためのスキルアップの場を提供します。

● リソースの日本語化: ウェブサイトや、TBMを実践する上での最新情報、事例を紹介するホワイトペーパーをわかりやすい形にして、知識を提供します。

● トレーニングと資格試験の日本語化:トレーニング資料および資格試験の日本語化を進め、日本のTBM実践者の育成を支援します。

● パートナーエコシステムの形成:TBMの普及と発展のため、一般事業会社の経営、IT、財務のリーダー、コンサルティング企業、政府機関との連携を強化します。



■TBM Council Executive Director, Matthew Guarini氏のコメント

「日本は世界有数のテクノロジー先進国であり、オープンなTBM Council Japanの再出発は私たちにとって重要な一歩です。日本の企業がTBMを採用することで、テクノロジー投資からより大きな価値を引き出し、グローバル市場での競争力を高めることができると確信しています。」



■TBM Council Japan再始動記念イベントのご案内

TBM Council Japanの再始動に伴い、以下の通りイベントを開催いたします。TBMの実践に関心のある方々のご参加を心より歓迎いたします。

● 主催: TBM Council Japan

● 後援: アメリカ大使館

● 日時: 2025年7月10日 13:30 - 17:30 (受付開始 12:45)

● 場所: JPタワーホール&カンファレンス

     (東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE 4階)

● 参加登録: https://www.b-forum.net/tbmcj25



■企業のリーダーからのコメント

[エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社 執行役員 IT・デジタル推進グループ長 小山 徹氏]

「当社はIT・デジタル基盤整備から価値創造フェーズへ移行し、お客様主体のビジネスモデル実現を目指しています。TBMはテクノロジー投資の価値最大化に不可欠な管理手法であり、OMO戦略やAI活用においてデータ駆動型の意思決定を支援します。TBM Council Japanの活動により、組織のデジタルリテラシー向上と持続的成長を実現してまいります。」


[東京ガスiネット株式会社 代表取締役 社長執行役員 遠藤 陽氏]

「AIをはじめIT投資が増大していくなかで TBM Council が日本で再始動されるのは、意義深いことだと思います。TBM は、IT投資を最適化するための標準フレームワークであり、財務・IT・ビジネスの視点から投資状況を把握し、自社のビジネスに合った投資を支援するものです。これは、当社が既存ビジネスから新規ビジネスへの転換を進める中で、経営視点でIT投資をマネジメントするために有効なものだと考えています。TBM Council の活動によって、このメソドロジーがより効果的で洗練されたものになっていくことを期待しています。」


[富士通株式会社 執行役員専務 エンタープライズ事業 CEO 福田 譲氏]

「TBM Council Japanの再始動を心より歓迎いたします。テクノロジーは単なるコストではなく、企業の「体質転換」と価値創造の源泉です。私たち富士通もIT改革にTBMを活用しています。

オープンなTBM Council Japanが、多様なリーダーが集い、知見を共有する「エコシステム」となり、テクノロジーを活用して日本の企業がグローバル競争力を高めるため、共に学び、実践を深める場になることを期待しております。」


[日本アイ・ビー・エム株式会社 代表取締役社長 山口 明夫氏]

「TBM Councilの新たなステージが日本で始動することを大変嬉しく思います。多くの日本企業がAIをはじめとする先進テクノロジーを活用して新たな価値創出に取り組む中、拡大するTBM Council Japanは、テクノロジーをビジネス価値へと最大限に転換するために重要な役割を担っていくでしょう。私たちは、TBM Councilの活動を通じて、日本のお客様のIT戦略のさらなる発展に貢献できることを楽しみにしています。」



TBM Council Japanの詳細については、以下をご覧ください

https://www.tbmcouncil.org/jp/

TBM Council Japan会員登録はこちら

https://community.tbmcouncil.org/login-register-jp



■団体概要

TBM Council US Office

所在地:11100 NE 8th St. Suite 600

    Bellevue, WA

    98004


TBM Council Japan 運営事務局

所在地:東京都千代田区丸の内1-6-5

    Wework丸の内北口