プレスリリース
NTTデータ関西、電子申請サービス「e-TUMO」の 本人確認とログインがスムーズに
～行政からのデジタル通知にも対応し、 住民サービス向上と自治体業務を効率化～
株式会社ＮＴＴデータ関西(以下、ＮＴＴデータ関西)は、電子申請サービス「e-TUMO APPLY(イーツモアプライ)※1」および汎用予約サービス「e-TUMO RESERVE(イーツモリザーブ)」に、xID株式会社が提供するxID(クロスアイディ)アプリ※2と連携したログイン機能を2025年6月24日から追加します。また、スマートフォンに通知を届けるデジタル郵便サービス「SmartPOST(スマートポスト)※3」の取り扱いを開始します。
この新機能により、住民は利用者登録やログインの手間をかけず、よりスムーズに電子申請が行えるようになります。さらに、SmartPOSTを活用することで、自治体の通知業務をデジタル化し、コスト削減と運用負担の軽減を実現できます。ＮＴＴデータ関西は、新サービスを通じて、本人確認の簡素化と通知手段の拡充を図り、住民にとって分かりやすく使いやすい申請サービスの実現と、自治体職員の業務効率化に貢献します。
e-TUMO APPLY／RESERVEに新サービスを連携させた流れ
【背景】
ＮＴＴデータ関西は、全国の地方公共団体に電子申請サービス「e-TUMO APPLY」を提供し、自治体における行政手続きのオンライン化を推進してきました。近年、電子申請の普及が進む一方で、電子申請後の通知を本人に確実に届けるため、紙で対応するケースが多く、完全な電子化には至っていない課題があります。その結果、自治体では紙による通知業務にコストや作業負担がかかっているのが現状です。
こうした課題を解決するため、ＮＴＴデータ関西は「e-TUMO APPLY／RESERVE」に、xID株式会社が提供するデジタルIDアプリ「xID」およびデジタル郵便サービス「SmartPOST(スマートポスト)」を連携させ、マイナンバーカードによる本人確認からデジタル通知までの一連の流れを一括で支援する新サービスを提供します。
【サービス 特長】
1. 本人確認の簡素化で、住民の負担を軽減
住民は「xID」アプリを使い、事前にマイナンバーカードによる本人確認と利用者登録を済ませることで、「e-TUMO」上での追加登録やログイン操作が不要になります。また、xID利用者は申請によっては都度マイナンバーカードを用いる必要がなく、手元にカードがない場合でも申請が行えます。
2. デジタル通知で、自治体の通知業務を効率化
マイナンバーカードによる本人確認に加え、「SmartPOST」との連携により、申請後の通知を紙ではなくスマートフォンへ、安全かつ確実に住民へ届けることができます。保育料決定通知や就学援助通知書など、子育て世代をはじめとする各種行政通知を対象住民にデジタルで届けられるため、郵送にともなうコストや作業負担の削減と、確実な情報伝達を実現できます。
なお「SmartPOST」は、xID株式会社が提供するサービスです。
※1 e-TUMO APPLY(イーツモアプライ)
「e-TUMO APPLY」は、全国の地方公共団体で活用されているクラウド型の「電子申請サービス」です。ノーコードで容易に申請手続きを作成することができ、24時間365日インターネットで行政手続きを行えます。マイナンバーカードによる電子署名、クレジットカードやPayPay、楽天ペイなどのキャッシュレス決済など住民と自治体のニーズに合わせて必要なサービスを組み合わせて利用できます。また、個人情報や申請情報は日本国内のデータセンターで厳重に管理しており、万全の情報セキュリティ対策を施した環境でサービスを提供しております。
・e-TUMO APPLY(電子申請サービス)
https://www.nttdata-kansai.co.jp/public-serv/service/apply.html
・e-TUMO RESERVE(汎用予約サービス)
https://www.nttdata-kansai.co.jp/public-serv/service/reserve.html
※2 xID(クロスアイディ)アプリ
xIDアプリは、マイナンバーカードをかざして本人確認を行うことで、どなたでも無料でご利用いただけるデジタルIDアプリです。オンライン・対面を問わず、さまざまなシーンで安全かつ簡単に本人確認が行え、行政手続きや民間サービスにもひとつのIDでスムーズにアクセスできます。現在、全国1,741自治体すべてで提供されている「引越しワンストップサービス(オンライン転出入手続き)」にも対応しており、日常生活における行政手続きをより便利にします。
※3 SmartPOST(スマートポスト)
SmartPOSTは、マイナンバーカードを活用して、自治体からの通知物を住民本人のスマートフォンに届けることができるデジタル郵便サービスです。紙の郵送とデジタル通知を用途に応じて使い分けられる「送り分け」機能を備えており、自治体は既存の業務フローを大きく変更することなく、段階的なデジタル移行を実現できます。住民はスマホ上で通知を受け取れるため、いつでも確認・保管・見返しが可能となり、利便性の向上にもつながります。
■xID(クロスアイディ)株式会社について
xIDは、マイナンバーカードを活用したデジタルIDアプリ「xID(クロスアイディ)」や、行政通知をスマホで受け取れる「SmartPOST(スマートポスト)」などを展開するGovtechスタートアップです。