プレスリリース
小峰無線電機、「Japan Drone 2025」にてアンテナと 受信チップの一体型GNSSユニット「RJシリーズ」を出展!
小峰無線電機株式会社(神奈川県川崎市、代表取締役社長:加藤 健太)は、2025年6月4日(水)より開催される「Japan Drone 2025」に出展いたします。来たる日本の衛星「みちびき」の7機体制時代に先駆けて、アンテナと受信チップの一体型GNSSユニットを出展いたします。
RJシリーズ
「RJシリーズ」は、受信チップとアンテナ一体型のGNSSユニットで、付属のUSBケーブルでPCに接続し、簡単に各アプリでデータを確認することができるもので、通信状況が悪くRTK測位では厳しい環境下でも、単独測位での高精度な位置測位が期待されます。ラインナップにはL1、L2対応の「RJF9P2」、L6を含む3周波対応の「RJFD9P-L6」と「RJCLAS-L6」がございます。
RJシリーズにつないだUSBケーブル
L6とは、日本のGNSS衛星「みちびき(QZSS)」が、現在位置を正確に求めるために発信している信号(センチメータ級測位補強情報)になります。このL6信号を受信することで、誤差数cmで測位を行えるというものです。2026年には、そのみちびきが現在の4機体制から7機体制となり、運用がより本格化する見込みです。特に測量、情報化施工(建設機械を高精度に操作して施工する方法)や、IT農業(農機を高精度に操作して農地管理をする方法)などの分野で利用が広がっていくとみられています。
「RJF9P2」にはublox社製ZED-F9Pを内蔵。出力方式はUBX、NMEA、RTCMに対応。
「RJFD9P-L6」にはublox社製 ZED-F9P+ZED-D9Cを内蔵。出力方式はUBX、NMEA、RTCMに対応。
「RJCLAS-L6」にはSeptentrio社製mosaic-CLASを使用。出力方式はSeptentrio Binary Format、NMEA0183、Rinex2.x,、3.x、RTCM2.x、3.xに対応。内蔵のmicroSDカード(32GB)にデータを保存し、Rxtoolsによりそのデータを取り出すことも可能です。
RJシリーズ仕様
RJシリーズ天面
RJシリーズ横から
RJシリーズは日本で企画・開発・製造された製品です。LTE帯域(1.5GHz帯)周辺のノイズキャンセリング機能を搭載するなど、日本国内の電波利用状況を考慮した設計となっており、サイズも小型・軽量です。
【開催概要】
「Japan Drone 2025」
・会期 : 2025年6月4日(水)~7日(金) 10:00~17:00
・会場 : 幕張メッセ
・小間番号: BI-26
・URL : https://ssl.japan-drone.com/
Japan Drone ロゴ
【会社概要】
会社名 : 小峰無線電機株式会社
所在地 : 神奈川県川崎市高津区溝口3-8-7 第一鈴勝ビル5階
代表者 : 代表取締役社長 加藤 健太
設立 : 1967年(昭和42年)5月
URL : http://www.kominemusen.co.jp/
事業内容: アンテナ事業、高周波関連事業、ケーブルアセンブリ事業