報道関係者各位
    プレスリリース
    2006年4月3日 09:30
    東京インプラントセンター

    『今日から噛めるインプラント』

    報道関係者各位
    プレスリリース                     平成18年4月3日
                           東京インプラントセンター

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      「今日から噛めるインプラント」CTデータから造る光造形模型を使って
        手術後すぐに噛めるインプラント治療を考案―特許出願中―
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    歯科インプラントを中心に治療を行っている、東京インプラントセンター
    (東京都中央区 小川洋一 主宰)では、インプラントの手術後、約30分ですぐに
    噛めるようになる治療方法を考案、国内外の学会で発表を行い、高い評価を
    受けました。

    インプラント治療は歯を失った人に人工の歯根を手術で埋め込む治療法です。
    従来では、埋め込む手術を行った後、数ヶ月の安静期間を経た後に人工の歯を
    接続する方法が一般的でした。今回、考案された治療方法は術前に撮影した
    CTデータから、顎の骨の形を光造形模型と呼ばれる特殊技術で再現する事に
    より可能となりました。ここで用いる光造形模型の特徴は、事前に想定した
    仮想のインプラントの歯も同時にCT撮影する事により、顎骨と歯の三次元的
    位置関係を立体的に診断する事が可能となり、解剖の利点のみならず、
    応力の点からもバランスのとれた治療を行うことが出来るのです。
    また、手術前に予め装着する歯を製作しておくことが出来るのが最大の特徴で、
    手術後に微調整程度で即時に歯を入れることが可能となったのです。

    この結果、

    1)従来の治療方法では、機能回復までに必要であった数ヶ月に及ぶ期間が
     いらなくなり、手術当日から噛めるようになる。

    2)当日から噛める様になるため、治療の回数を減らすことが出来る。
     このため、遠方の患者さんの受け入れが可能となった。

    3)手術後の食事制限が無いため、術後の体調のコントロールが良好に行える
     ようになった。

    4)顎骨模型で術前シミュレーションを行うため、安全に手術が行える。
     咬み合わせの荷重バランスを適切にコントロールする事が出来るため、
     長期的な負荷に対して良好な予後が獲得できる。

    上記のような結果を受け、歯が一本の無い人が来院しても、帰る時には
    歯が入り、すぐに噛める状態で帰宅することが可能となったのです。

    なお、本治療法は特許出願中(特願2005-4571)です。

    <この治療法に関する学会発表>
    『光造形模型とサージガイドを用いた即時荷重インプラント』
    (第22回日本顎咬合学会学術大会、2004.6.12/13)

    『進化するインプラント治療 ―審美インプラントと
     即時荷重インプラントから考える審美と機能―』
    (The Association of Gnathology in R.O.C.
     ~中華民国顎咬合学会 台湾にて~2005.8.14)

    『光造形模型とサージガイドを用いた即時荷重インプラント』
    (International Congress of Oral Implantology World Congress XXIII
     ~国際口腔インプラント学会 フランスにて~2005.11.11)

    <この治療法に関する論文発表>
    『光造形モデルとサージガイドを応用した即時荷重用プロッビジョナル
     レストレーション』
    (クインテッセンデンタル インプラントロジー、Vol.11 No 4;27-42、2004.)

    『インプラント治療の新たな潮流―即時荷重インプラントの文献的考察と臨床』
    (デンタルダイヤモンド、第9巻16号 123-133、2004.)

    <本件に対するお問い合わせ>
    東京インプラントセンター 小川歯科医院 担当 岩井
    Tel: 03-5560-8274
    Fax: 03-5560-8298
    URL: http://www.implant.co.jp/