報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年2月3日 13:00
    いわき・ら・ら・ミュウ、株式会社いわき市観光物産センター

    「いわき・ら・ら・ミュウ」が道の駅登録決定! 2025年1月31日付で国土交通省より発表

    福島県を代表する観光型商業施設「いわき・ら・ら・ミュウ」(福島県いわき市)が、道の駅として登録され国土交通省より発表されましたのでお知らせします。



    1. 事業主体

    株式会社いわき市観光物産センターが単独型で既存施設「いわき・ら・ら・ミュウ」を一部改修し、道の駅として申請・登録。


    ≪名称≫ 道の駅「いわき・ら・ら・ミュウ」


    (1) 単独型とは

    「地方公共団体が1/3以上を出資する法人」という設置者条件に合致する当社が申請し、当社単独で道の駅の要件を満たすための施設整備を行うもの


    (2) 新たな整備予定について

      ア) 駐車場:24時間利用可能とし、妊婦等向けに屋根付き駐車場を新設する

      イ) トイレ:一部のトイレ区画を24時間開放し、併せて、チャイルドチェアの

         配置など子育て支援機能の充実やオストメイトの導入を行う

      ウ) 子育て応援・道路情報の発信設備:

         24時間使える授乳設備やおむつ交換台を備えた部屋を新設予定。

         併せて、道路情報等の発信機能も導入予定


    (3) 道の駅としてのオープン予定

      令和7年9月

      ※施設営業は継続しながら、オープンに備える


    (4) 運営会社

      引き続き弊社が行なう



    2. 申請の目的

    平成23年の東日本大震災や令和元年末から2年以上の期間にわたる新型コロナウイルスのまん延といった苦境の中で、弊社は「ハグ/いわき いわきをぎゅ~っと」という新コンセプトを令和3年度に定め、第三セクターとしての公共的な役割を見つめ直し、地域志向の強化に努めてきた。来年度は、ふくしまデスティネーションキャンペーンの開始や小名浜道路の開通が予定され、当センターは、現在以上にその役割を果たす時期に差し掛かっている。このため、次の目的・目標を達成しながら、地域貢献度を高めるため、道の駅登録申請を行った。


    (1) 道路利用者に24時間の駐車場や休憩施設機能を提供することにより、市域ホスピタリティの向上を図る


    (2) 知名度の向上や「道の駅」の固定ファンによる旅行の目的地化などにより、交流人口の拡大を図るとともに、アクアマリンパーク全体の観光価値の向上を図る


    (3) 「常磐もの」の販売力強化につなげ、課題となっている東日本大震災やコロナ禍からの漁業の復興に貢献するとともに農産物販売にも力を入れ、第一次産業全体の底上げを図る


    (4) 市域を代表する情報・交流の拠点・ハブとして、地域からのさらなる期待や信頼に応えていく



    3. その他

    (1) 株式会社いわき市観光物産センターについて

      ア) 小名浜港再開発の先導を担うとともに、地場産業や地域経済の

         振興を図るため、平成6年に設立された、第三セクター方式の株式会社。

         福島県、いわき市、地元民間団体・企業等が出資

         (地方公共団体の出資割合42.5%、内訳:市32.6% 県9.9%)。

      イ) 設立準備期間を経て、平成9年7月25日にオープン。

         海や港の親水性を利用した「食べる・遊ぶ・交流する」をテーマに、

         地元に水揚げされた鮮魚や地元物産の販売、海鮮を中心とした

         食事の提供を通じて、海の恵みを体験・満喫できる施設。

         令和5年度入込客数137万人。


    (2) 周辺環境

      ア) 平成12年、小名浜港2号ふ頭に福島県の水族館

         「アクアマリンふくしま」がオープン

      イ) 平成17年には当センターと「アクアマリンふくしま」が位置する

         アクアマリンパークが「いわき小名浜みなとオアシス」に指定される


    ◆路線名:臨港道路1号埠頭内線

    ◆所在地:福島県いわき市小名浜字辰巳町43番地の1

    ◆面積および施設等

     ・面積:9,508m2

     ・施設:駐車場410台、トイレ90器、情報提供・休憩施設、

         観光案内所、公衆電話、ベビーコーナー、非常用電源、

         公衆無線LAN、物販施設、イベント広場、飲食施設、

         キッズスペース、加工施設、多目的ホール、EV充電施設

     ・整備手法:単独型

    ◆オープン予定:令和7年9月

    ◆特徴

    ・福島県、いわき市の観光と物産振興の中核的施設として、地場産業や地域経済の活性化、さらには、小名浜港1・2号埠頭の再開発事業として先導的な役割として建設

    ・施設本体が東日本大震災で甚大な被害を受けた中で、復興のシンボルとして再開し、地元産の水産物「常磐もの」の販売などを通して県産品の消費拡大に寄与

    ・地場産品等の販売により、観光客や地域の方の利用を図り、交流人口の拡大を促進


    現状写真

    現状写真

    位置図(1)

    位置図(1)

    位置図(2)

    位置図(2)

    平面図

    平面図