報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年12月12日 15:00
    あさ出版

    【もっとも損する 収入価格帯】年収1000万円超!なのに、家計に余裕がないのはナゼ?『資産増、年収増、余裕増 世帯年収1000万円超の人が知っておきたいお金のルール』2025年12月22日(月)刊行

    株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は森田貴子 著『資産増、年収増、余裕増 世帯年収1000万円超の人が知っておきたいお金のルール』https://www.asa21.com/book/b655221.htmlを2025年12月22日(月)に刊行いたします。

    これ以上損をせず、豊かな暮らしを手に入れるために知っておくべきこと

    「高収入のはずなのに家計にゆとりがない」。世帯年収1000万円前後の家庭に多いこうした悩みの背景には、手取りの「4分の1」が消える税金や社会保険料、児童手当や高校無償化の対象外となる“年収の壁”、さらに生活水準を無意識に上げてしまう“ライフスタイル・クリープ”などが挙げられます。

    本書は、税理士として多くの世帯に携わってきた著者が、世帯年収1000万円超ならではの落とし穴や考え方、あり方について整理し、暮らしの満足度を両立させるための視点をまとめたものです。

    収入を「個人」ではなく「世帯」でとらえることで見えてくる支出管理のポイント、日々のお金の使い方、確定申告や制度の理解、家計に向き合い方など、生活に直結するテーマを丁寧に紹介します。

    世帯収入1000万円だからこそ、いま見直したい家計の考え方をわかりやすく示す一冊です。付録として一生のキャッシュフローがわかる、「ライフイベントとキャッシュフロー計画表」も付いてきます


    年収1000万円世帯の7つの現実

    年収1000万円世帯は、、もっとも損する収入価格帯ともされ、見えない負担も増える世帯です。本書では年収1000万円世帯が直面する7つの現実を本解説します。

    ① 精神的な余裕が生まれてもなぜか足りなくなる
    ② 年収1000万円は住民税・所得税・社会保険料で4分の1(約250万円)が消えていく
    ③ 生活水準が引き上がる(ライフスタイル・クリープ)
    ④ 教育費負担の本格化が始まる
    ⑤ 遅れやすい資産形成。そして運用の落とし穴
    ⑥ 制度に左右される現実——年収の壁と節税
    ⑦ 将来の不安は知らないことと比べることで増幅される

    年収1000万円世帯のお金の教養

    年収1000万円世帯、とくに共働き世帯だからこそ必要となるお金の知識や考え方があります。本書では、税金や社会保険に まつわる仕組みを中心に世帯の「手取り額を増やす」「資産を育てる」ためにおさえておくべきお金のことを紹介します。

    ※以下本書より抜粋要約

    【「500万円×2人」がいちばん手取り額が多い】

    「1000万円+0円」「700万円+300万円」「500万円+500万円」この3パターンのうち、夫と妻の収入が「500万円+500万円」、つまり2人が同じくらいの年収で働くケースが、もっとも手取り額が多くなります。もっとも手取り額が少ない「1000万円+0円」との差は、なんと年間で約45万円にもなります。これは、現在の日本の税金(所得税・住民税)、社会保険制度の仕組みによるものです。「世帯年収が同じでも、収入の組み合わせによって手取り額(可処分所得)は変わる」というのは、知っておきたい重要なポイントです。

    【保険の名義と税金の関係を知って余計な課税を防ごう】

    保険契約には「契約者」「被保険者」「受取人」の3つの役割があります。「誰が払うか」「誰を対象にするか」「誰が受け取るか」によって課税される税金の種類(相続税・贈与税・所得税)が変わります。たとえば死亡保険金なら、相続人1人につき500万円までは非課税枠がありますが、設定を間違えると贈与税がかかるケースもあり注意が必要です。契約前に誰を受取人にするか、必ず確認しておくことが、無駄な課税を防ぎます。

    年収1000万円世帯だからこそ活かすお金の使い方

    【お金を使うタイミングを3つにわける(財布を3つにわける考え方)】

    支出を目的別に整理すると、必要な支出とそうでない支出の線引きがしやすくなり、無意識に行っている浪費も防げます。特に年収1000万円世帯は、短期的にはある程度の余裕があるように見えても、中期・長期にわたって発生する支出にどう備えるかが家計を左右する決定的なポイントになります。
    本書ではその点について、詳しく解説します。

    ①短期的な支出(生活費、交際費、保険料など)→「共同の財布」からまかなう日常の支出

    ②中期的な支出(教育費、車の買い替え、旅行など)→基本的には「未来の財布」に分類しておき、目的やタイミングによっては「共同の財布」の中に“中期枠”としてプールする方法もある。

    ③長期的な支出(老後資金、住宅取得など)→「未来の財布」に積み立てるべき備えのお金


    書籍情報

    資産増、年収増、余裕増 世帯年収1000万円超の人が知っておきたいお金のルール
    資産増、年収増、余裕増 世帯年収1000万円超の人が知っておきたいお金のルール

    タイトル:資産増、年収増、余裕増 世帯年収1000万円超の人が知っておきたいお金のルール
    著者:森田貴子 
    ページ数 : 248ページ 
    価格: 1,694円(10%税込)
    発行日:2025年12月22日
    ISBN: 9784-86667-714-9
    書籍紹介ページ:https://www.asa21.com/book/b655221.html

    amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866677147/asapublcoltd-22/
    楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/18070272/

    目次

    第1章 年収1000万円世帯の7つの現実
    第2章 年収1000万円世帯のお金の教養
    第3章 年収1000万円世帯が知っておくべきお金の仕組み
    第4章 年収1000万円世帯だからこそ活かすお金の使い方
    第5章 世帯年収を底上げする資産運用
    第6章 豊かになる人のお金の考え方
    付録1 夫婦で「お財布」をどうする?
    付録2 夫婦の未来はどうやって考えればよいのか?

    著者プロフィール

    森田貴子(もりた・たかこ)

    著者:森田貴子 氏
    著者:森田貴子 氏

    税理士/株式会社ユナイテッド・パートナーズ会計事務所パートナー/経済学修士・商学修士・MBA(豪州)。慶應義塾大学大学院修了。起業家富裕層や創業家ファミリーの資産管理をはじめ、所得税・相続税対策や申告業務などに30年にわたり携わってきた。近年では「お金の使い方=生き方」という視点から、Financial Well-Being(経済的安定と心身の充実を両立する新しいお金の哲学)を提唱。富裕層の知恵を背景に、中間層・共働き世帯が日々の暮らしの中で「見えない自分資産」を育てるためのヒントを、わかりやすく伝えている。著書に『億万長者になるお金の使い方』(SBクリエイティブ)、『儲けのしくみがわかる! 決算書の読み方』(三笠書房)、『幸せへのマネーバイブル 新・女性のライフステージ別ガイドブック』(中央経済グループパブリッシング)などがある。