報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年1月15日 15:00
    スイーツ王国さっぽろ推進協議会

    「さっぽろスイーツコンペティション2025 ~neoいちごショートケーキ~」グランプリ作品発表! 1月16日から入賞5作品および参加各店にて販売開始

     スイーツ王国さっぽろ推進協議会(会長:古谷 健)は、2025年1月15日(水)【さっぽろスイーツコンペティション2025 ~neoいちごショートケーキ~ Supported by 天下糖一プロジェクト】のグランプリ発表会を開催し、入賞5作品の中から、ル・パティシエ・フルタ 加野 拓夢さんの作品をグランプリに選定いたしました。


    さっぽろスイーツコンペティション2025

    さっぽろスイーツコンペティション2025


     10月29日に一次審査となる書類審査を北海道経済センタービル7階にて実施し、31作品が書類審査を通過。2次審査は北海道経済センタービル8Fにて試食審査を実施。2次審査を通過した入賞5作品が決定し、11月25日に実施された最終審査に進出。11月25日の最終審査を経てグランプリ作品が決定しました。


     またより多くの札幌市民の皆様に審査へご参加いただきたいと考え、スイーツ王国さっぽろアプリでの投票を実施し、最終審査へ進んだ5作品の中から<見た目>で最も人気を集めた「市民賞」にはパティスリーブリスブリス 大野 航さんの作品を選定。


     グランプリ作品のさっぽろneoいちごショートケーキのレシピは、公式HPに公開されます。スイーツ王国さっぽろ推進協議会加盟店で、一定の条件・販売概要(※1)を厳守して各店オリジナルのさっぽろneoいちごショートケーキが順次販売を開始いたします。なおグランプリ受賞作品をはじめ入賞5作品が1月16日から(パティスリーブリスブリスは1月17日から)各店で販売開始となります。今回のコンペティションを通じて、札幌の新たな名物スイーツが誕生します。



    ■※1 さっぽろneoいちごショートケーキ販売概要

    ●北海道産「糖」と「乳製品」、「いちご」(産地不問)が使われています。

    ●各店各様の新しさ=neoが加えられています。

    ●「さっぽろneoいちごショートケーキ」という共通ネーミングで各店にて販売されます。

    ●共通のケーキピックが飾られています。グランプリ受賞商品に金色、その他の商品は赤色になります。



    ■さっぽろスイーツコンペティション2025 グランプリ受賞

    【店舗名】 ル・パティシエ・フルタ

    【受賞者】 加野 拓夢(かの たくむ)

    【販売価格】650円(税込)

    【販売日】 1月16日


    ル・パティシエ・フルタ/加野 拓夢

    ル・パティシエ・フルタ/加野 拓夢


    【商品内容】

     カスタードクリーム入りのコクがあるクリームで巻いたロールケーキを土台にし、ライムと小樽ナイアガラ白ワイン香る大きないちごのジュレをトップに置き、こだわりの生クリームで仕上げています。


    【ここがneo!】

     いちごの生産量が少ない夏の時期でも安定提供でき、季節に影響されない工夫をしました。また、スポンジをロールケーキにすることで新しい食感を表現し、どこから食べてもいちごを感じられ、シェアしやすい新しいデザインにしました。


    【グランプリ選定理由】

     ショートケーキという伝統的なスタイルを大切にしつつも新しいアレンジで、これまでにない「neo」なショートケーキにチャレンジしたところが素晴らしい作品です。いちごをジュレにすることでフレッシュさを残しながらも冷凍対応を可能にするという新たな(neo)いちごの使い方は、食品ロスの改善に繋げています。土台をスポンジではなくロールケーキにして新しい(neo)食感が楽しめます。“いちごをどのタイミングで食べるか?”と悩む経験から、どこから食べてもいちごを感じられるようにと円錐型になっています。ショーケースに並んでいたら思わず食べてみたくなるデザイン、そしてその期待を裏切らない美味しさも高く評価されました。



    ■さっぽろスイーツコンペティション2025 市民賞受賞

    【店舗名】 パティスリーブリスブリス

    【受賞者】 大野 航(おおの わたる)

    【販売価格】572円(税込)

    【販売日】 1月17日


    パティスリーブリスブリス/大野 航

    パティスリーブリスブリス/大野 航


    【商品内容】

     カワイイまるい形の中にはシェフこだわりのふわふわスポンジと、少し酸味のあるさっぱりとした苺のコンフィチュール。中と外の生クリームは味わいを変えています。中は乳味を感じるコクのある生クリームにブレンド。外はすっきりとした甘さにキレのある生クリームにブレンド。単純だからこそ素材と全体のバランスを大切にし、【雪の街さっぽろ】をイメージしました。


    〈新しさ=neoな点〉

     従来の三角形ではなく白い球体し、“中はどうなっているのだろう?”と興味を引いて食べてもらえるようにしました。生クリームは外と中とで味わいと固さを変えることによってコントラストを生み出し、豊かな口溶けを楽しめます。お店で冷凍保管をできるようにするため、生クリームの配合を考え、苺をコンフィチュールにしました。



    ■さっぽろスイーツコンペティション2025 入賞

    【店舗名】 欧風菓子モンジェリ

    【受賞者】 新川 妃香莉(あらかわ ひかり)

    【販売価格】580円(税込)

    【販売日】 1月16日


    欧風菓子モンジェリ/新川 妃香莉

    欧風菓子モンジェリ/新川 妃香莉


    【商品内容】

     ムースの中にはフレッシュな苺のジュレを閉じ込め、苺の甘酸っぱさ、生クリームの濃厚なコク、サブレのサクサクした食感が一度に楽しめます。


    〈新しさ=neoな点〉

     「現在」×「過去」=neo を表現しました。


    ・生クリームにマスカルポーネを加えてコクを出し、さらにココナッツのババロアを一層重ねることで生クリームの風味を引き立てたムースに仕上げ(現在)を表現し、

    ・ショートケーキの起源とされる、サブレにベリーのバタークリームをサンドし(過去)を表現し、融合させた新しいショートケーキにしました。



    ■さっぽろスイーツコンペティション2025 入賞

    【店舗名】 パティスリーフレール

    【受賞者】 佐藤 望(さとう のぞみ)

    【販売価格】756円(税込)

    【販売日】 1月16日


    パティスリーフレール/佐藤 望

    パティスリーフレール/佐藤 望


    【商品内容】

     雪山をイメージしたデコレーションに氷柱の飾りと銀箔をあしらい、きらめく雪の輝きで北海道の冬の美しさを表現しております。土台に使用したメレンゲがサクッと鳴り、雪道を歩く時の音を感じられます。中に仕込んだ白ぶどうソースが苺の爽やかさを引き立たせフレッシュな苺のおいしさが際立つ構成となっています。北海道食材をふんだんに使用したショートケーキです。


    〈新しさ=neoな点〉

     メレンゲを土台に使用したこと。余市産ナイアガラ白ぶどうリキュールを組み合わせたことです。



    ■さっぽろスイーツコンペティション2025 入賞

    【店舗名】 ル・パティシエ・フルタ

    【受賞者】 清水 公太(しみず こうた)

    【販売価格】650円(税込)

    【販売日】 1月16日


    ル・パティシエ・フルタ/清水 公太

    ル・パティシエ・フルタ/清水 公太


    【商品内容】

     コンポートにした苺を中に入れ、そのコンポートの煮汁をシロップの代わりに塗ったレモン風味のスポンジ生地を土台にしてベリー類のゼリー、生クリーム、カスタードクリームと合わせました。周りに飾っているのは雪をイメージしたメレンゲです。


    〈新しさ=neoな点〉

    (1) 苺を一年中おいしく食べられるようにコンポートにして、その煮汁をスポンジ生地に塗りました。

    (2) 周りを札幌らしい雪に見たてたメレンゲで飾りました。



    ■大会概要

    【大会名称】

    さっぽろスイーツコンペティション2025 ~neoいちごショートケーキ~

    Supported by 天下糖一プロジェクト


    審査会の様子

    審査会の様子


    【開催目的】

    (1) 札幌の菓子店のいちごショートケーキの美味しさの追求とパティシエの技術向上。

    (2) 北海道産「糖」(※注1)と「乳製品」(※注2)を使用したスイーツの追求。

    (3) 時代変化やニーズの多様化に合わせた新しいショートケーキの開発。

    (4) 各店舗の個性や特徴が光る「さっぽろneoいちごショートケーキ」を開発することで、札幌のスイーツ文化を活性化する。

    (5) 札幌をスイーツの街として広くPRする。

    ※注1 北海道産原料であり北海道内で加工された「糖」であること。

    ※注2 北海道産生乳を使用していれば加工地は問わない。


    【主催】  スイーツ王国さっぽろ推進協議会

    【特別協賛】天下糖一プロジェクト

    【開催方法】公募


    【特別協賛 天下糖一プロジェクトについて】

     近年の安価な加糖調製品や異性化糖・高甘味度人工甘味料の需要量増加等により、 減少傾向にある砂糖消費量。JAグループ北海道が、国内の原料生産者や製造業者の支援と生産量減少を防止するため、 砂糖に関する正しい知識を発信し、砂糖の消費拡大・イメージアップに取り組むプロジェクトです。

    https://tenkatoitu-project.jp/


    天下糖一プロジェクト

    天下糖一プロジェクト