プレスリリース
【投資詐欺の実態調査】 20代の被害率はシニアの3倍。 「マッチングアプリ」と「電話営業」に要注意
オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」(運営会社:株式会社トレジャープロモート、東京都千代田区、代表取締役社長:瀬川 丈)は、全国の20代~70代の6000人に投資詐欺被害の実態調査を行いました。実際に投資詐欺の被害にあったことがあると回答した人は20代で9.1%にのぼり、他の年代と比べて飛びぬけて高くなりました。

◆ 投資詐欺の「被害」にあった人が最も多いのは20代で、被害率は9.1%(11人に1人)
◆ 投資詐欺への「遭遇率」は、20代・60代・70代で19%超
◆ 20代の被害率は年々増加。最も多いのは「マッチングアプリ」での遭遇
【調査概要】
調査対象:全国の20代~70代の男女
調査人数:6,000人(男性3,000人、女性3,000人)
調査期間:2025年9月27日
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社トレジャープロモート
※「株の学校ドットコム」では個人投資家を対象としたアンケート調査を継続的に実施しています。
過去の調査結果などは、こちらをご参照ください。 https://www.kabunogakkou.com/media/category/voice/
※本調査について記事等に引用いただく際には、
「株の学校ドットコム」(https://www.kabunogakkou.com/)へのリンクを設定いただけますと幸いです。
20代の投資詐欺被害はシニアの約3倍
投資詐欺の「被害にあったことがある」と回答した人が最も多かったのは20代で、被害率は9.1%でした。次に多かったのは30代の6.7%です。一般的に、詐欺被害はシニア層に多いと考えられますが、今回の調査では、投資詐欺の被害は若い世代に多いことがわかりました。20代の被害率は、60代(3.1%)・70代(3.4%)の約3倍です。
さらに、「被害にあったことがある」「被害は受けていないが、勧誘を受けたことがある」を合計した遭遇率でも、20代は19.1%で、70代の19.9%、60代の19.4%に匹敵する高さです。20代は約5人に1人が詐欺に遭遇し、遭遇した人のほぼ半数が被害を受けているという深刻な状況が見えてきました。

◆ 投資詐欺の「被害」にあった人が最も多いのは20代で、被害率は9.1%
◆ 投資詐欺への「遭遇率」は、20代・60代・70代で19%超
◆ 20代では、投資詐欺に遭遇した人の約半数が被害を受けている
投資詐欺に遭遇する20代は年々増加
株の学校ドットコムでは2023年から同様の調査を行っています。それによると、投資詐欺への遭遇率は30代を除くすべての年代で増加傾向にあり、20代では、2023年の13.5%から5.6ポイント増加しました。実際に被害を受けた人の割合も20代では大きく増加しており、2025年は2023年と比べて4.6ポイントの増加です。

◆ 投資詐欺への遭遇率は、ほとんどの年代で年々増加
◆ この3年で、20代の詐欺遭遇率は5.6ポイント増、被害率は4.6ポイント増
若者は「ネット」、シニアは「電話」で詐欺に遭遇
投資詐欺に遭遇したことがある1,012人に、どんな経緯で遭遇したのかについて尋ねました(複数回答)。
被害率が高い20代では、「マッチングアプリや出会い系で知り合った人の紹介」の35.6%が最も多く、続いて「インターネット上の広告を見て自分から問い合わせた」の30.4%、「SNSで知り合った人の紹介」の26.7%でした。30代と40代でも同様に、インターネットを通じて詐欺に遭遇している人が多い傾向にあります。
一方、50代以降になると「電話営業を受けた」という回答が多くなり、60代と70代では6割を超えています。
若い世代は「マッチングアプリ」「ネット広告」「SNS」で詐欺に遭遇
シニア世代は「電話営業」で詐欺にあった人が6割超
「マッチングアプリ」と「電話営業」には要警戒
今年で3回目となる投資詐欺被害の実態調査ですが、20代の被害率が高い傾向が続いています。「お⾦を持っている⾼齢者がターゲットにされやすい」というイメージが根強く、注意喚起もさかんに⾏われていますが、投資詐欺に関しては20代に対する啓発が大きな課題です。
特に若い世代では、マッチングアプリやインターネット広告、SNSなどオンライン上での遭遇率が高くなっています。出会いを装ったいわゆる「ロマンス詐欺」など、さまざまな詐欺が広がっており、そうした手口を知っておくことが、詐欺被害にあわないための第一歩となるのかもしれません。
その一方で、シニア世代では電話営業による遭遇率が非常に高く、年代に応じた対策や啓発も必要です。
株の学校ドットコムでは、株式投資に関する本質的な知識の提供を続けるとともに、悪質な詐欺に騙される⼈がいない社会の実現に貢献すべく、今後も実態調査と情報提供に努めてまいります。
株の学校ドットコム講師・窪田剛からのメッセージ
株式投資には、単に「収益を得る」だけではない魅力があります。そう言い切ることができるのは、私自身が、株式投資に出会ったことで人生が大きく変わったひとりだからです。
「何も持たない若者」に過ぎなかった私が、わずか10年ほどで億を超える資産を築き、素晴らしい仲間たちと充実した日々を送れるようになっただけでなく、海外に学校を寄付したり、ベンチャー企業に資金提供したりと、人々を支援する側に回ることができたのは、すべて株式投資が叶えてくれたことです。
株式投資は、人生と向き合い、社会と向き合い、ひとりひとりがより良い世界を作っていくための手段として、誰もが真剣に学ぶ価値のあるものだと考えています。ひとりでも多くの方が自分の人生を豊かにする一助となれるよう、これからも「株の学校ドットコム」を通して株式投資の魅力を発信し続けます。
■窪田剛について
トレーダー、投資家。「株の学校ドットコム」講師。アルバイトで貯めた30万円を元手に20歳で株を始め、億を超える資産を築くことに成功。2005年、トレーダー仲間とともにオンラインのトレードスクールを設立。2010年からは「株の学校ドットコム」でも講師を務める。現在もトレーダーとして日々相場と向き合うかたわら、テレビなどのメディアにも出演多数。エンジェル投資家としてベンチャー企業への出資や、社会貢献活動にも力を入れる。著書『株の学校』シリーズ(高橋書店)は累計34万部を突破。
株の学校ドットコムとは https://www.kabunogakkou.com
2002年より投資勉強会として投資・金融に関する各種セミナーを開催。2009年からはオンラインの株式スクール「株の学校ドットコム」として、より幅広い層に向けた投資教育・情報発信を行っています。現役トレーダーを講師に迎え、あくまで本質にこだわった講義が多くの支持を得ており、講座の受講者数は累計91万人を超えて(2025年9月現在)、同種のサービスとして国内最大級の規模を誇っています。
■株の学校ドットコム金融教育研究所について
国民のライフプラン多様化に伴う金融リテラシー向上が課題とされ、さまざまな金融教育が広がりつつあります。しかしながら、学習者が必ずしも適切な教育機関と出会えているとは言えない現状があります。そこで株の学校ドットコムでは金融教育研究所を設立し、金融教育を必要とする学習者がライフステージとライフプランに合わせた適切な教育者に出会えることを目的とした調査・研究を行っています。
【運営会社】株式会社トレジャープロモート
投資・トレード教育、企業経営・起業家教育に主軸を置いたコンテンツの企画・制作、それらを効率的かつ効果的に学習するためのシステム開発・運営、広く届けるためのメディア運営などを行っています。オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」、株式投資・トレードの情報サイト「かぶまど」の運営のほか、脳科学の視点を取り入れて独自に開発したオンライン学習システム等の提供も行っています。
■会社概要
社 名:株式会社トレジャープロモート
本社所在地:東京都千代田区丸の内1-6-2 新丸の内センタービル21階
代 表 者:代表取締役社長 瀬川 丈
設 立:2005年12月26日
電話番号 :03-3216-7354(代)
資 本 金:5,000,000円
従業員数 :23名(業務委託スタッフ含む)
事業内容 :投資教育事業/セミナー開発事業/コンサルティング事業/メディア運営事業/金融商品仲介業
ホームページ:https://www.tpromote.com
■金融商品取引法等に係る表示
□金融商品仲介業者
商 号:株式会社トレジャープロモート
登録番号:関東財務局長(金仲)第581号
□所属金融商品取引業者
商 号:株式会社SBI証券(金融商品取引業者、商品先物取引業者)
登録番号:関東財務局長(金商)第44号
加入協会:日本証券業協会、日本商品先物取引協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会、一般社団法人日本STO協会