報道関係者各位
    プレスリリース
    2013年11月5日 10:00
    社会福祉法人東京コロニーアートビリティ

    第25回アートビリティ大賞作家展を11月14日より開催 ~障害者アーティストによるアートの作品展~

    障害者の自立支援を行う社会福祉法人東京コロニー(所在地:東京都中野区)は、第25回アートビリティ大賞作家展を2013年11月14日(木)から11月17日(日)まで練馬区立練馬文化センターで開催いたします。 詳細URL: http://colony.gr.jp/artbility/?p=5080 ■アートビリティとは( http://www.artbility.com ) 『アートビリティ』とは、障害者の自立を支援する事業を行っている社会福祉法人東京コロニーが、アートの分野でも彼らの持っている才能を生かし、収入に結び付けることを目的として始めた事業です。 1986年『障害者アートバンク』として設立、それまでの障害者芸術運動とは異なり自立を支持し、障害者アーティストが才能を発揮し収入を得ることで、社会参加を促そうとしたシステムです。設立当時から「才能に障害はない」を合言葉に、作品そのものを評価することを心がけ、その理念をより明確にするために、2001年、『障害者』という冠をはずし、『アートビリティ』と名称変更を行いました。現在、約200名の作家による約4,000点の作品が揃った、堂々たる芸術ライブラリーです。 ■アートビリティの仕組みについて http://www.atpress.ne.jp/releases/40315/x_1.jpg ・アートビリティは、障害のあるアーティストの方々の所得支援を目的とし、使用料の6割という高い割合で還元しています。 アートビリティに登録されている作品はホームページで公開され、すべて閲覧・検索ができます。 URL: http://www.artbility.com ■アートビリティ大賞について アートビリティでは、年に一回、その年に活躍をしたアーティストを表彰しています。 2013年9月12日(木)日本財団会議室において、「第25回アートビリティ大賞選考会」がおこなわれ、協賛企業のご担当者、作家代表、アートビリティ登録作品審査員、アートビリティ代表、計14名の選考委員に出席いただき、約3時間にわたり各賞の選考がおこなわれました。 今回の選考会も、各賞ともノミネート作家の実力が拮抗した中、たくさんのご意見をいただき、協議の結果、第25回アートビリティ大賞、3賞が決定いたしました。 本年度は、第25回アートビリティ大賞にてアサヒビール奨励賞に星野 祥代(ほしの さちよ)さん、日立キャピタル特別賞に湯浅 恵美子(ゆあさ えみこ)さん、アートビリティ大賞に岡村 陸矢(おかむら たかや)さんが受賞されました。 ■開催概要 名称  :第25回アートビリティ大賞作家展 期間  :2013年11月14日(木)~11月17日(日) 時間  :11:00~19:00 (※14日 15:00~、17日 ~17:00) 会場  :練馬区立練馬文化センター 2Fギャラリー      〒176-0001 東京都練馬区練馬1-17-37 アクセス:西武池袋線     練馬駅 / 北口 徒歩1分      西武有楽町線    練馬駅 / 北口 徒歩1分      都営地下鉄大江戸線 練馬駅 / 北口 徒歩1分 主催  :社会福祉法人東京コロニー 協賛  :アサヒビール株式会社、日立キャピタル株式会社 協力  :全国本田労働組合連合会、マルイグループ福祉会      永山コンピューターサービス株式会社、伊藤忠エネクス株式会社 後援  :三菱地所株式会社 ■受賞作家 <アサヒビール奨励賞> アサヒビール株式会社様のご協賛によって、第2回アートビリティ大賞から設けられた賞です。 作品のオリジナリティ・技術面ともに将来が嘱望される作家に贈られるもので、特に画歴・登録歴の浅い新進気鋭な作家を対象に選定しています。 http://www.atpress.ne.jp/releases/40315/1_2.jpg 開かれた場所 ・星野 祥代(ほしの さちよ) 1976年生まれ。千葉県在住。 自作の色紙による切り絵や、水彩画による作品に取り組まれています。 シンプルな中に、深い味わいとセンスが光ります。 2011年、『エイブルアートアワード』入選。 2012年、東京都国際ブックフェアへグループで出展。     『Artbility meets 10designers展』出展。 2013年、『あの夏の記憶展』個展。 <日立キャピタル特別賞> 日立キャピタル株式会社様のご協賛により、第10回アートビリティ大賞から設けられた賞です。 独自の路線を歩み、作風やキャラクターデザインなどのコンセプトが明確で、結果としてアートビリティへの貢献度が高い作家や、障害者芸術の普及のために努めた作家に贈られます。 http://www.atpress.ne.jp/releases/40315/2_3.jpg カマキリのダンス(夏の夕ぐれ) ・湯浅 恵美子(ゆあさ えみこ) 1968年生まれ。千葉県在住。 1989年、お茶の水美術専門学校 デザイン科を卒業。 1990年より、絵手紙をきっかけに、イラストを描き始めました。 2012年度、株式会社竹尾バナーカレンダーデザイン採用。 2012年、歳末たすけあい運動ポスターデザイン採用。 <アートビリティ大賞> その年の「顔」となるべき作家を、大賞作家として選定します。 選考基準は、登録作品の水準と作家活動の全般に加えて、アートビリティへの貢献度、使用状況なども考慮した上で決定します。 http://www.atpress.ne.jp/releases/40315/3_4.jpg 飛んでるモモンガ ・岡村 陸矢(おかむら たかや) 1989年生まれ。東京在住。 切り絵で表現されたユーモアセンス溢れる作品は、高く評価されています。 2004年、アートビリティが協力をする、障がいのある子供たちの絵画コンクール「第3回キラキラっとアートコンクール」で優秀賞を受賞後、アートビリティ登録作家となりました。 2006年、『第18回アートビリティ大賞』にて、アサヒビール奨励賞受賞。 2008年、大手町・丸の内を舞台に開催された国際的なアートイベント「カウパレード 2008」に、アーティストの一人として参加。 2010年、『第22回アートビリティ大賞』にて、大賞受賞。 2012年、『第24回アートビリティ大賞』にて、日立キャピタル特別賞受賞。