報道関係者各位
    プレスリリース
    2013年10月29日 14:30
    マップアール・テクノロジーズ株式会社

    マップアール・テクノロジーズ、HBaseアプリケーションを高速化

    最新のMapR M7リリースにより、 遅延を解消すると同時にスループットは4倍以上に

    Hadoop技術のリーダー企業であるマップアール・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都千代田区)は、本日、同社のMapR M7の最新リリースを発表しました。この最新のM7リリースにより、HBaseにおいて局所的に発生する遅延を取り除き、アプリケーションのスループットを4倍~10倍にまで高めることができます。MapR M7は、すでにオンプレミス用にダウンロードでの提供が開始されており、そしてクラウド展開用にAmazon EMRとGoogle Cloud Platformを通して提供されています。 この度リリースされた最新版により、HBaseの主要課題であったオンラインデータリード時の遅延を、様々な負荷条件のもと20ミリ秒以内で処理できるようになります。 MapRテクノロジーズ社のCEOで、創設者の一人でもあるジョン・シュローダーは次の通り述べています。 「私たちのお客様は、Hadoopのパイロット採用から基幹業務への本格採用に移行しつつあります。MapRはオラクルのプラットフォームに負けぬ信頼性を持っており、かつお客様は最小限の費用でエンタープライズレベルのシステムを構築しています。」 多くの企業が、オラクル、MySQL、その他NoSQLデータベースからMapR のM7へと移行しています。これは、M7がミッションクリティカルな業務やオンライン処理に必要な信頼性を兼ねそろえている証でもあります。 Solutionary社のソフトウェア・エンジニアリング担当ディレクターのスコット・ラスマン氏は次の通り語っています。 「MapRはビジネスに必須となる信頼性を提供し、HBaseのパフォーマンスと管理のし易さを最大限に高めます。MapRにより、システムは処理を継続しながらダウンタイムなしで障害を切り抜けることができます。MapRは、Hadoopの世界に大きな革新をもたらすでしょう。」 MapRは、以下の様々な革新的な機能でこのようなパフォーマンスを実現しています。 ・ファイルシステムにテーブル構造を統合したアーキテクチャー ・HBaseアプリケーションにおけるコンパクション処理の排除(ディスクI/Oストームの回避) ・HBaseアプリケーションにおける負荷を考慮したスプリッティング ・ディスクデバイスへの直接書き込み(外部ファイルシステムへの書き込みではない) ・ディスクとネットワークの圧縮 ・C++実装によるJavaガーベージコレクションの排除 Evaluator Group社のシニア・パートナーであるジョン・ウェブスター氏は次の通り述べます。 「HBaseの最大の限界は、定常的に予測可能な一貫したパフォーマンスを実現できない事です。MapRはこれらの限界を取り除き、データセンター内でのオンラインアプリケーションに対するサポートを提供することができます。」 【マップアール・テクノロジーズについて】 MapRは、Hadoopを駆使し、ミッションクリティカルかつリアルタイムな生産プロセスを支援する、エンタープライズレベルのプラットフォームを提供しています。MapRの技術は、HadoopやNoSQLデータベース、そしてビッグデータ・プラットフォームに、かつてない安定性と使いやすさ、そして世界最高速レベルの処理性能を実現しており、フォーチュントップ100企業やウェブ2.0企業を中心として、金融サービス、小売業、メディア、医療機関、製造業、通信、政府機関等で用いられております。また、アマゾン、シスコ、グーグルは、MapRの強力なパートナー企業です。 http://www.mapr.com/jp/ 【お客様からのお問い合せ先】 マップアール・テクノロジーズ株式会社 担当 : 平林 Tel : 03-5288-5370 Email: yhirabayashi(at)maprtech.com