報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月9日 11:00
    株式会社リアルグローブ

    リアルグローブとアジア航測、3D都市モデル自動作成ツールベータ版を初のメジャーアップデート

    株式会社リアルグローブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大畑 貴弘)は、アジア航測株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:畠山 仁)と共同開発中の「3D都市モデル自動作成ツールベータ版」の初回メジャーアップデートを実施しました。

    本ツールは、国土交通省 Project PLATEAU が推進する3D都市モデルの価値向上とデータカバレッジ拡大を目的に、SBIR採択を受けて開発を進めています。建築物・道路・都市設備・植生のLOD1~LOD3を対象に、航空写真やMMSデータなどの入力情報から必要データを抽出し、これまで人手に依存していたモデリング工程を自動化することを目指しています。

    ベータ版公開(4月)以降、約6か月にわたり実務検証を実施し、得られたフィードバックを反映しました。今回のアップデートでは「処理精度の向上」「操作性の改善」「処理速度の最適化」「エラーハンドリングの強化」を中心に機能を刷新しています。

    ツールはクラウド版を中心に提供し、ShapefileやOBJなどの形式で出力可能です。既存のワークフローに容易に統合でき、データ作成のリードタイム短縮とコスト削減に貢献します。

    今後は協力企業へのデモ提供を拡大し、実務検証を重ねながら製品版リリースに向けた最終調整を進めます。2027年春の正式版公開を目指し、都市のデジタルツイン基盤構築に貢献してまいります。

    なお、本プロジェクトの詳細情報や技術仕様については、リアルグローブのデジタルツイン特設ページ( https://digitaltwin.realglobe.jp/ )にてご確認いただけます。同ページでは、ベータ版プログラムへの応募や技術相談のお問い合わせも受け付けております。

    株式会社リアルグローブ 代表取締役社長 大畑 貴弘 のコメント:

    私たちリアルグローブは "Catch the Real, Map the Globe(現場の"いま"を地図に載せよう)" をミッションに掲げ、現場のリアルな情報を捉えてデジタル地図上に表現し、社会の意思決定を支えることを目指してきました。今回のアップデートは3D都市モデルの生産性を高め、ミッション実現に向けた大きな一歩です。アジア航測との協業を通じて業界全体の効率化に貢献し、3D都市モデル利活用の促進によって、より豊かな社会基盤の実現に繋がることを期待しています。

    【本件に関するお問い合わせ先】

    株式会社リアルグローブ SBIR担当
    (住所: 〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町2-20-4 八木ビル201)
    Email: 3dauto-info@realglobe.jp
    担当:篠田・高塚