報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年11月10日 11:10
    株式会社カンゼン

    日本で会える 約50種を美麗写真で一挙紹介!『にっぽんのカモ』が11月10日に発売

    日本人の心に寄り添う鳥、カモの魅力がたっぷり味わえるビジュアルガイド

    株式会社カンゼン(東京都千代田区)は、カモの魅力がたっぷり味わえるビジュアルガイド『にっぽんのカモ』を11月10日に刊行。美麗なビジュアルと生態や形態に関する知識・雑学を通じて、日本で会えるカモたちをさまざまな角度から紹介する一冊です。

    『にっぽんのカモ』書影
    『にっぽんのカモ』書影

    おなじみの種から激レア種まで 日本で会いたい約50種を一挙紹介!

    日本人の心に寄り添う鳥、カモの魅力がたっぷり味わえるビジュアルガイド

    冬を前に群れで渡来し、水堀や公園の池、河川や水路、湖沼、内湾や外海など国内各地の水辺をにぎやかにする冬鳥の代表といえば、ガンにカモ、ハクチョウといったカモ科の鳥たち。なかでもハクチョウ、ガンよりサイズの小さなカモ類は、ある程度の水面があれば街中の公園の池などにも飛来するので、誰しも一度は目にしたことがあるでしょう。夜行性で昼は水辺や水上でやすんでいることが多いため、バードウォッチング初心者にはうってつけの観察対象でもあります。
    一方で、身近にいることでかえって意識が向かないのか、冬の水辺にいる渡り鳥ということ以外よく知らないという人も少なくありません。
    しかし、渡りをはじめとする生態から、食性やオスとメスで異なる形態や色彩、日本人との関わり、環境問題まで、知るほどに興味深いポイントが満載なのがこのカモ類。ひとたび覗いてみれば、“カモ”の総称でひとくくりにしていた鳥たちの世界がこれほどバリエーション豊かだったことに驚くはずです。
    本書は、そんな知られざるカモ類の魅力がたっぷり味わえるビジュアルガイド。世界に広く分布するカモ科の鳥53属174種のうち、日本国内で生息もしくは観察が記録されているカモ類を一挙紹介。中特集では、特徴的な羽毛や換羽のしくみ、他の鳥にくらべて多いといわれる自然交雑とその背景などに迫ります。美麗なビジュアル、生態や形態にまつわる知識・雑学読み物を通して日本で会えるカモたちにさまざまな角度からスポットを当てる一冊です。

    ■サンプルページ

    Prologue カモの「性的二型」カップル大集合!!
    Prologue カモの「性的二型」カップル大集合!!
    『にっぽんのカモ』はじめに
    『にっぽんのカモ』はじめに
    カモの分類・系統
    カモの分類・系統
    カモスタイル(足・足指)
    カモスタイル(足・足指)
    カモのオスの尾羽に注目
    カモのオスの尾羽に注目
    カモのひな・幼鳥
    カモのひな・幼鳥
    マガモ属 マガモ アメリカガモ
    マガモ属 マガモ アメリカガモ

    ■もくじ

    『にっぽんのカモ』もくじ
    『にっぽんのカモ』もくじ

    Prologue カモの「性的二型」カップル大集合!!

    Let's take にっぽんのカモQuiz!

    カモペディア
    カモのイメージ/分類・系統/渡り/形態(足・足指|嘴|翼鏡)/換羽/繁殖/日常(採食|逆立ち採食|水浴び|羽づくろい|頭かき|ストレッチ|背眠|片足休息)

    カモと日本人

    カモの最新動向

    Ducklings Photo Collection カモのひな・幼鳥

    にっぽんの水面採食タイプ カモ図鑑
    マガモ/カルガモ/オナガガモ/オシドリ/ヒドリガモ/ハシビロガモ/ツクシガモ …など21種

    にっぽんの潜水採食タイプ カモ図鑑
    ホシハジロ/シノリガモ/クロガモ/ビロードキンクロ/ホオジロガモ/カワアイサ …など28種

    Special Feature  にっぽんの雑種ガモ

    VIDUAL ESSAY  ナキアヒルとマルガモ ―にっぽんの雑種ガモと私 文・写真 小宮輝之

    カモに会えるスポットガイド

    Column カモのオスの尾羽に注目/カモの色素異常/絶滅ガモと再飛来ガモ

    ■プロフィール

    監修:小宮輝之(こみや てるゆき)
    1947年東京都生まれ。1972年に多摩動物公園に就職。以降、40年間にわたりさまざまな動物の飼育に関わる。2004年から2011年まで上野動物園園長。日本動物園水族館協会会長、日本博物館協会副会長を歴任する。2022年から日本鳥類保護連盟会長。現在は執筆・撮影、図鑑や動物番組の監修、大学、専門学校の講師などを務める。動物足拓コレクター、動物糞写真家でもある。近著に『人と動物の日本史図鑑』全5巻(少年写真新聞社)、『366日の誕生鳥辞典-世界の美しい鳥-』(いろは出版)、『いきもの写真館』全4巻(メディア・パル)、『うんちくいっぱい動物のうんち図鑑』(小学館クリエイティブ)、監修に『にっぽんのスズメ』『にっぽんのメジロ』『せかいのカワセミ』『鳥のしぐさ・行動よみとき図鑑』『鳥の食べもの&とり方・食べ方図鑑』『鳥の親子&子育て図鑑』『鳥の落としもの&足あと図鑑』『せかいの国鳥 にっぽんの県鳥』(カンゼン)、『お山のライチョウ』(偕成社)などがある。

    編集:ポンプラボ
    出版物・Web 媒体等コンテンツの企画・編集制作・出版を行う。企画・編集書籍に『鳥のしぐさ・行動よみとき図鑑』からスタートした鳥図鑑シリーズ、『にっぽんスズメ歳時記』をはじめとする「にっぽんスズメ」シリーズ、『にっぽんのスズメ』『にっぽんカラス遊戯 スーパービジュアル版』『にっぽんツバメ紀行』『にっぽんのシギ・チドリ』(以上カンゼン)ほかがある。

    書誌情報

    書名:にっぽんのカモ
    監修:小宮輝之
    編集:ポンプラボ
    ISBN:9784862557834
    定価:1,760円(本体1,600円+税)
    判型:A5判
    ページ数:144P
    発売日:2025年11月10日
    出版社:カンゼン

    【この件に関する問い合わせ先】

    株式会社カンゼン
    宣伝プロモーション部
    担当:伊藤真
    TEL:03-5295-7723
    MAIL:ito@kanzen.jp