報道関係者各位
    プレスリリース
    2022年5月11日 12:00
    あさ出版

    咲田栞里 著『発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ』2022年5月12日刊行

    咲田栞里 著『発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ』2022年5月12日刊行
    咲田栞里 著『発達障がい・グレーゾーンの子どもがのびのび育つ接し方と言葉がけ』2022年5月12日刊行

    株式会社あさ出版(代表取締役:田賀井弘毅、所在地:東京都豊島区)は咲田栞里 著『発達障がい・グレーゾーンの子どもが のびのび育つ接し方と言葉がけ』http://www.asa21.com/book/b603016.htmlを2022年5月12日に刊行いたします。

    大切なのは、お子さんの“特性”に合わせた接し方

    発達障がい・グレーゾーンのお子さんをお持ちの親ごさんにとっては、進学、クラス替えなどがある新年度最初の1カ月は、お子さんがうまく環境になじんでくれるだろうか、といつも以上に気が休まらない日々をお過ごしかもしれません。

    本書の著者であり、“ハンデのある子どもの育て方アドバイザー”の咲田先生は、発達障がいやグレーゾーンは、発達の“特性”であり、それは、お子さんの個性、そして、強みになりえるものだとおっしゃいます。

    その個性を活かし、強みにしてあげるには、世の中の「普通」や「平均」に合わせた育て方ではなく、お子さんの特性に合わせた育て方・言葉がけが重要です。

    本書は、年間のべ2000人以上の発達障がい・グレーゾーンのお子さんをサポートし続けてきた著者が、お子さんの特性を伸ばすために必要な考え方や接し方、適切な言葉がけをご紹介しております。すぐに活用できるものもありますので、お役立てください。


    ※以下、本書より一部抜粋要約

    発達に特性があることもお子さんの個性です

    障がいの程度や現れ方、感覚の敏感さなどは、1人ひとり違います。

    お子さんならではの特性、個性を見ていくことが大切です。

    人それぞれ苦手なこともあれば、得意なこともあります。

    発達障がい・グレーゾーンのお子さんも同じで、他のお子さんと比べて苦手なことがあっても、お子さんだからこそできること、得意なことがあります。

    お子さんが特性を生かして活躍する例

    ・高い探求心と自身のこだわりを活かし、特定の分野のスペシャリストとして活躍する
    ・高い知的好奇心や、発想力、アイデアを活かせる自由度の高い職業で活躍する
    ・教室へのタブレットの持ち込みなど、合理的配慮によって学力を伸ばす

    特性のある子の心が育つための接し方と言葉がけ 例

    肯定・ポジティブ・質問・委ねる・感謝を伝える

    特性のある子の心が育つための接し方と言葉がけ 例
    特性のある子の心が育つための接し方と言葉がけ 例

    お子さんには、「否定・ネガティブ・詰問・強制・当たり前」にあたる言葉ではなく、「肯定・ポジティブ・質問・委ねる・感謝」の言葉を使いましょう。

    発達に特性のあるお子さんは、できないことも多いため、周りから否定されたり、ネガティブな言葉を言われたりする場面も多いです。できることなら聞きたくありません。

    「肯定・ポジティブ・質問・委ねる・感謝」の視点、言葉で伝えることで、お子さんにとっては、新鮮で嬉しい内容となり、話を聞こうとします。

    言葉かけ例

    否定:「早くしなさい。遅れるでしょ」➡肯定:「早くできたら、間に合うよ」
    ネガティブ:「片づけないとだめでしょ」➡ポジティブ:「きれいになると気持ちいいよね」

    スキンシップで楽しく学ぶ

    発達に特性のあるお子さんの中には、肌が敏感で直接触れられるのが苦手だったり、人と向き合うことが苦手で恥ずかしがったりするお子さんもいらっしゃいます。

    そういうお子さんは、ゲームを活用したスキンシップで、他の人と触れ合うことに慣れていくようにするのもいいです。

    遊びやゲームにすることで、スキンシップをはかるだけでなく、お子さんたちにとって、コミュニケーションのヒントになったり、言葉を身につけることができたりします。

    本書で紹介するゲーム 例

    ・伝える力と聞いたことを形にする力を養うゲーム
    ・「前向きな言葉」を考えることで自己肯定感を高めていくゲーム
    ・こんな時、なんて言う? あなたならどうする? どんな気持ち? を考えるゲーム 
    など

    「前向きな言葉」を考えることで自己肯定感を高めていくゲーム
    「前向きな言葉」を考えることで自己肯定感を高めていくゲーム

    サポートブック(お子さんの取扱説明書)をつくりましょう

    サポートブック(お子さんの取扱説明書)書き方例
    サポートブック(お子さんの取扱説明書)書き方例

    進学や新学期によるクラス替えなどがあると、新しい先生やお友達は、お子さんのことをよく知りません。

    そのため、悪気なくお子さんに適さない接し方、言葉かけをしてしまい、お子さんが傷ついたり、トラブルになってしまいかねません。

    お子さんのことを先生に理解してもらうために、こういうことにこだわりがある、こういう性格で、こういう特性があって、ということをメモしたお子さんの取り扱い説明書となる「サポートブック」をつくり、お渡ししましょう。

    そうすることで、お子さんの特性に合った接し方、言葉かけをすることができ、お子さんにとってもより適した環境にしてあげることができます。

    書籍情報

    表紙
    表紙

    タイトル:発達障がい・グレーゾーンの子どもが のびのび育つ接し方と言葉がけ
    著者:咲田栞里
    ページ数:208ページ 
    価格:1,540円(10%税込) 
    発行日:2022年5月12日
    ISBN:978-4-86667-355-4
    http://www.asa21.com/book/b603016.html

    amazon:https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866673559/asapublcoltd-22/
    楽天:https://books.rakuten.co.jp/rb/17087225/?l-id=search-c-item-text-01

    目次

    第1章 子どもに合った接し方は特性を知ることから見つかる
    第2章 子どもの成長を支えるための接し方
    第3章 特性のある子の心が育つための接し方と言葉がけ
    第4章 特性のある子の親として整えておきたいあり方
    第5章 なかなか聞けないお悩みQ&A10
    巻末付録 お子さんのことについていつでも頼れる相談窓口

    著者プロフィール

    咲田栞里(さきた・しおり)

    著者:咲田栞里
    著者:咲田栞里

    「特性ある子供の能力を引き出す」発達支援トレーナー
    合同会社フォルテアンワークスジャパン 代表

    1973年生まれ。岡山県出身。両親から育児放棄に遭い、養父母のもとで育つ。23歳でシングルマザーとなり、飲食店勤務などを経て高齢者介護、知的障がい更生施設、障がい 者居宅介護の仕事に従事し、33歳から障がい福祉サービス業に勤務。
    発達に特性があっても充実した日々を過ごすためには、親へのサポートが重要だと感じ、 障がい福祉事業の会社 合同会社フォルテアンワークスジャパンを設立。 年間のべ2000人以上の発達障がい・グレーゾーンのお子さんのほか、不登校・引きこ もり、障がいのあるお子さん等の支援を行っている。社会に送り出した卒業生の多くが実際に活躍している。
    また、親自身も自分の心を大切にし、心に余裕を持てる子育てを提案するなど、孤独な子育てをしている親のサポートも行っていることから、全国から発達障がい・グレーゾーンのお子さんを持つ親ごさんの相談を受けるようになる。 現在は、SNS、講演等で、情報・アドバイスを発信し、発達障がい・グレーゾーンの子どもの育児に励んでいる親、教育関係者を応援し続けている。