プレスリリース
未来型ICT教育環境へ 大阪信愛学院中学校・高等学校がパソコン教室を全面リニューアル
最新ICT環境と可動式デスクで多様な学習スタイルに対応
大阪信愛学院中学校・高等学校(大阪市城東区)は、2025年9月にパソコン教室の全面リニューアルを実施しました。フレキシブルな学習空間と最新の教育ICT環境を整備し、Society 5.0時代に求められるデジタルスキルを育成する教育基盤を強化します。

変化する情報教育の重要性
近年、Society 5.0時代の到来やGIGAスクール構想の全国的推進により、学校教育におけるICT環境の整備と情報教育の充実が急速に進んでいます。特に2022年度からの高等学校での「情報Ⅰ」必修化、2023年度からの「情報Ⅱ」選択科目化など、情報教育カリキュラムの重要性は一層高まっています。
デジタル技術が社会のあらゆる場面で活用される現代において、生徒たちがテクノロジーを単に使いこなすだけでなく、情報を批判的に分析し、創造的に活用する能力を身につけることが不可欠となっています。こうした教育環境の変化に対応するため、大阪信愛学院中学校・高等学校では、従来の固定式デスクによるパソコン教室の課題を解決し、より柔軟で創造的な学習環境の構築を目指してきました。
フレキシブルな学習空間と最新ICT設備
リニューアルされたパソコン教室は、現代の学びに求められる「主体性」「協働性」「創造性」を育む空間設計を重視しています。主な特徴は以下の通りです。
1. 高度な学習管理システムの導入
Sky株式会社が提供するSKYMENUを導入し、無線環境でありながら、教員が生徒のPC画面をリアルタイムで確認・制御できるシステムを構築しました。これにより、教員は生徒の学習状況を把握し、課題配布や使用制限など適切な指導やサポートを提供できるようになります。


2. フレキシブルな学習空間の実現
可動式の机と椅子を採用し、授業形態に応じて自由にレイアウトを変更できる環境を整備しました。探求学習や国際交流など、さまざまな学習に活用できます。次世代の学習に最適な空間構成でこれからの教育方法に柔軟に対応できます。

3. 先進的なICT環境
安定した学習が可能なWiFi環境に加え、パソコンと連動ができる2台の電子黒板を設置。また、生徒と先生機もワイヤレスでつなぎ、デジタルコンテンツを含め、どんな学習にも対応できる環境を構築しました。教室全体のタイルカーペットやカーテンも新調し、部屋の雰囲気もグッと明るくなり、双方向型の授業や、オンラインリソースを活用した探究学習など、多様な学びのスタイルをサポートします。
このリニューアルにより、生徒たちはコンピュータを使ったコミュニケーションを通して、問題解決能力やクリティカルシンキングを学び、協働的な学習を体験することで、将来社会で求められる総合的な能力を育む環境が整います。

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大阪信愛学院 概要
大阪信愛学院は、大阪市城東区に位置する、認定こども園から大学までを擁する総合学院です。1884年の創立以来140年にわたり、カトリック精神に基づいた人間教育を土台に、時代に応じた質の高い教育を提供し続けています。

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