プレスリリース
人手不足時代の「Physical AI」を支える新インフラ。
Ayasan Roboforceが挑むヒューマノイドロボット支援事業

人手不足時代の「Physical AI」を支える新インフラ。Ayasan Roboforce ( https://ayasan-roboforce.com ) が挑むヒューマノイドロボット支援事業
生成AIの急速な進化に続き、次の成長領域として世界中の投資家やテクノロジー企業が注目しているのが「Physical AI(フィジカルAI)」だ。ソフトウェアの世界でAIが知的労働を代替し始めた一方で、現実世界において人間の作業を支援・代替するヒューマノイドロボット市場への期待が高まっている。
米国ではTesla、Figure AI、Agility Robotics、中国ではUnitreeやUBTechなどが次世代ロボット開発を加速させており、今後10年で数兆ドル規模の市場が形成されるとの予測もある。しかし、多くのロボット企業が直面している課題は、優れたハードウェアやAIモデルを開発するだけでは実社会での運用が成立しないという点だ。
ロボットが実際に家庭やオフィス、ホテル、病院などで稼働するためには、大量の現場データ、各国へのローカライズ、そして継続的なメンテナンス体制が不可欠となる。
こうした課題に着目し、ヒューマノイドロボット企業向けの支援事業を開始したのがAyasan Roboforceだ。
Ayasan Roboforce は、ヒューマノイドロボットメーカー向けに、実世界データの収集・提供、各国市場へのローカライズ支援、運用・保守サポートを提供する。現在、複数のヒューマノイドロボット企業との提携を進めており、東南アジアを中心とした実証環境の構築を進めているという。
同社が強みとするのは、単なる技術支援会社ではなく、実際の現場を持っている点だ。

運営母体である株式会社Ayasan Holdings ( https://ayasan.jp ) は、日本、タイ、インドネシア、ベトナム、ラオスなど6カ国で事業を展開するホームサービスプラットフォーム企業であり、累計ユーザー数は100万人を超える。清掃、ベビーシッター、高齢者サポート、ドライバー派遣などのサービスを通じて、長年にわたりブルーカラー領域のオペレーションを構築してきた。
特に日本市場では、外国人駐在員向けのホームサービス事業を展開しており、英語対応可能な人材を派遣することから、在日外国人コミュニティ内で急速に認知度を高めているという。スタッフは独自の研修プログラムを受講しており、一定のサービス品質を維持できる点も特徴だ。
サービスは単発利用からサブスクリプション契約まで対応しており、日本事業は現在、月間150%以上の成長率で拡大しているという。
今後は個人向けサービスに加え、ホテルや旅館など人手不足が深刻化する法人市場にも本格参入する計画だ。人材供給だけでなく、予約管理や運営システムなどのITソリューションも含めた包括的なオペレーション支援を提供し、「人材×テクノロジー」のハイブリッドモデルを構築する方針だ。
Ayasan Roboforceは、この既存事業で培った現場ネットワークを活用し、ロボット企業が必要とする実環境データの収集や運用検証を支援する。AI開発競争が激化するなかで、データの質と量が競争力を左右するとの見方は強く、同社はその供給基盤となることを目指している。

創業者の伊勢康太郎氏は、米国の名門ホテル経営学部で知られるネバダ大学ラスベガス校(UNLV)を卒業後、ウォルト・ディズニーおよびマリオット・インターナショナルでホスピタリティ業界を経験。その後、東南アジアでAyasanを創業した。
伊勢氏は、「AIの発展によってホワイトカラーの仕事が変化する一方で、清掃、介護、育児、接客といった現場業務は今後も社会に必要とされ続ける。私たちはアジアにおける“AI逆張り”のブルーカラー革命を実現したい」と語る。
そのうえで、「ただし未来は人間かロボットかの二択ではない。人間とヒューマノイドロボットが協働するハイブリッド社会になるだろう。その移行を支えるインフラ企業になりたい」と展望を示している。
生成AIの次なる波として注目されるPhysical AI。ロボットそのものではなく、その社会実装を支えるインフラに着目するAyasan Roboforceの挑戦は、アジア発の新たな成長モデルとして注目を集める可能性がある。