プレスリリース
山形県高畠町の伝統祭「青竹ちょうちんまつり」60周年ドローンアート実現へ!ふるさと納税型クラウドファンディング実施中
山形県高畠町(所在地:山形県東置賜郡高畠町大字高畠436、町長:髙梨忠博)は、2026年8月16日に開催される「第60回青竹ちょうちんまつり」において、記念すべき節目を、夜空に舞う光の演出「ドローンアート」で彩るため、現在ふるさと納税型クラウドファンディングで寄附を募集しています。

伝統文化の継承と未来への架け橋
青竹ちょうちんまつりは、道筋の家々にちょうちんつきの青竹を飾って八幡神社のみこしを送迎したことが始まりとされる高畠町の伝統行事です。
この文化的遺産は地域のアイデンティティを形作り、世代を超えて受け継がれてきました。60回目という節目を迎える来年の祭りでは、会場周辺の道路に立ち並ぶ赤いちょうちんの灯りに加え、夜空には町のマスコットキャラクター「たかっき/はたっき」をはじめ、高畠町の象徴や希望のメッセージをドローンが描き出します。
この取り組みは、少子高齢化による担い手不足や年間出生数の減少など、地域の伝統行事が直面する課題を背景に企画されました。高畠町の年間出生数は100人を下回り、祭りの準備を担う人々も高齢化が進んでいます。祭りを次世代へと継承するため、若い世代の参加を促し、地域全体で文化を守る意識を高める新たな「感動」と「注目」を創出することを目指しています。
「地上では伝統的な青竹ちょうちんの温かい灯りが、空では最新技術を取り入れたドローンの光が共存する。この調和が、先人から受け継いだ文化と未来への希望を象徴する特別な瞬間になる」と髙梨町長は語ります。
伝統と技術の調和がもたらす新たな体験
本イベントでは、伝統的な祭りの雰囲気を大切にしながら、ドローンアートという現代技術を補完的に活用します。これにより、祭りの本質的な価値を損なうことなく、新たな魅力を付加することを目指しています。
本イベントの特徴は以下の3点です。
①伝統文化と現代技術の共演:夜空に町のマスコットキャラクター「たかっき/はたっき」などを描き出し、伝統的な祭りの新たな表現方法として観客に感動体験を提供します。
②地域コミュニティの結束強化:世代を超えた交流の場として、町内外から訪れる来場者とともに、地域の絆を深める機会となります。2025年には約3.2万人が来場した実績があります。
③観光資源としての価値向上:伝統と革新を調和させた観光コンテンツとして、町外からの誘客促進や関係人口・交流人口の拡大に貢献します。
「この祭りが単なる一過性のイベントではなく、地元の皆さんの故郷への愛着と誇りを深め、多くの町外の方々との繋がりを築く機会となることを願っています」と髙梨町長は意気込みを示しています。
ふるさと納税で地域文化を支援する機会
ドローンアート実現のため、高畠町ではふるさと納税型クラウドファンディングを開始しています。この取り組みは、年末のふるさと納税需要を見据え、全国の方々に高畠町の文化継承に参加いただく絶好の機会となっています。
町外の寄附者には、高畠町自慢の特産品が返礼品として用意されています。日本一の出荷量を誇るデラウェアやシャインマスカット、米、米沢牛、ワイン、日本酒等、豊かな食文化を代表する逸品から選ぶことができます。専用サイト(https://readyfor.jp/projects/165512)から申込みが可能です。
イベント概要
名称:第60回青竹ちょうちんまつり
開催日:2026年8月15日・16日
ドローンアート実施日:2026年8月16日
会場:高畠町商工会周辺(山形県東置賜郡高畠町大字高畠940-2)
主催:たかはた夏まつり実行委員会(高畠町、高畠町商工会、一般社団法人高畠町観光協会、JA山形おきたまたかはた支店、高畠町区長会連絡協議会ほか)
内容:神輿パレード(15日)、民踊パレード(16日)、ドローンアート(16日)
来場者数:約3.2万人(2025年実績)
クラウドファンディングURL:https://readyfor.jp/projects/165512
山形県高畠町について
高畠町は山形県南部の置賜地域に位置し、「まほろばの里」と呼ばれる自然豊かな町です。"まほろば"とは「住みやすい場所」「素晴らしい場所」という意味の古語に由来し、四季折々の表情を見せる豊かな自然環境と歴史ある風土が魅力です。
米、ラ・フランス、さくらんぼ、りんご、ぶどう(デラウェア出荷量日本一)、まつたけ、牛肉、鯉、清酒、ワインなどの特産品に恵まれた食文化も町の誇りとなっています。
所在地:山形県東置賜郡高畠町大字高畠436
町長:髙梨忠博
URL:https://www.town.takahata.yamagata.jp/