報道関係者各位
    プレスリリース
    2013年5月1日 14:00
    京都丹の国農業協同組合 営農経済部 営農企画課、舞鶴市 産業振興部 農林課

    京の伝統野菜・京のブランド産品“辛くないとうがらし”「万願寺甘とう」、 イメージキャラクターのデザインを一般公募開始!

    京都丹の国農業協同組合 営農経済部 営農企画課と舞鶴市 産業振興部 農林課は、このたび、JA京都にのくに管内(舞鶴市・福知山市・綾部市)を代表する京の伝統野菜・京のブランド産品である「万願寺甘とう」をモチーフにしたイメージキャラクターを制定し、PR手段として活用していくため、全国から広くデザインを募集いたします。 ■デザイン募集の背景 「万願寺甘とう」は近年、生産・販売額を大きく伸ばしています。 “辛くないとうがらし”の需要が全国的に増大して他産地の類似品が出回る中、「万願寺甘とう」は、舞鶴市万願寺地区が発祥の地であるとともに、その美味しさや大きさも“辛くないとうがらし”の「元祖」・「本物」・「とうがらしの王様」にふさわしい特徴を兼ね備えています。このたび、その特徴やブランド性を、より強く消費者に情報発信していきたいと考え、イメージキャラクターのデザイン募集を開始いたしました。 ■デザイン募集について <募集期間> 2013年5月1日(水)~31日(金) 必着 <募集内容> 京の伝統野菜・京のブランド産品である「万願寺甘とう」が、“辛くないとうがらし”の「元祖」・「本物」であり、味・大きさとも「とうがらしの王様」にふさわしい特徴をもっていることをPRできるイメージキャラクターのデザインを募集します。 出荷袋や化粧箱、PRちらしに印刷する等して使用予定です。応募デザインは未発表のオリジナル作品に限ります。 <規定> 作品はデータ(JPEG・GIF形式)で作成し、メールに添付してください。手描き作品をスキャニングしたデータでも受け付けいたします。また、作品の上下を明示し、メールにて住所、氏名、年齢、職業、電話番号、メールアドレス、デザインのコンセプト、発表時の匿名希望の有無を明記してください。データの容量が3MBを超える場合はCDにデータをコピーし、郵送してください。 <応募方法> メールか郵送で「万願寺甘とう」イメージキャラクターデザイン募集事務局へお送りください。 所在地    : 〒625-8555 舞鶴市字北吸1044(舞鶴市役所 農林課内) メールアドレス: nourin@post.city.maizuru.kyoto.jp <応募資格> どなたでも可 <採用作品> 採用作品1点:賞金5万円 特別賞2点 :万願寺甘とう1箱(3,000円相当) <発表> 6月に選考委員会を開催し採用作品を決定。発表は7月上旬頃までに採用者へ通知します。 JA京都にのくに及び舞鶴市のホームページでも発表予定です。 ※選考委員会については後日お知らせいたします <その他> 採用作品の諸権利は事業主体に帰属。一部修正等あり。 <問合せ先> 募集事務局:舞鶴市 農林課 農業振興係 電話   :0773-66-1023 ■「万願寺甘とう」とは 【歴史的背景】 「万願寺甘とう」は、京都府舞鶴市の万願寺地区で、大正末期から昭和初期にかけて誕生したと伝えられる夏野菜です。当時は自家野菜として栽培されていましたが、現在はJA京都にのくに管内(舞鶴市・福知山市・綾部市)で栽培が広がり、京の伝統野菜・京のブランド産品として認証されている京野菜を代表する産物です。 【品種の概要】 「万願寺とうがらし」とは、とうがらしの品種名であり、「万願寺甘とう」は地域団体商標として登録された商品名です。(登録:第5150710号、権利者:全国農業協同組合連合会)「とうがらしの王様」にふさわしい大きさでありながら、果肉は軟らかく甘みがあり、かつ種が少なく食べやすいことが特徴です。 【産地情報】 JA京都にのくに管内(舞鶴市・福知山市・綾部市)で栽培。例年、5月20日ごろに初出荷の時期を迎え、この頃は1キロあたり2,000円を超える高値で市場に出回ります。 出荷先の内訳は、京都市場へ約8割、首都圏へ約1割、その他へ約1割出荷されます。 【2012年度栽培・出荷実績】 <舞鶴市> 栽培面積(a)  :526 出荷数量(トン):165 販売額(万円) :9,590 <綾部市> 栽培面積(a)  :286 出荷数量(トン):82 販売額(万円) :4,300 <福知山市> 栽培面積(a)  :489 出荷数量(トン):124 販売額(万円) :6,500 <合計> 栽培面積(a)  :1,301 出荷数量(トン):371 販売額(万円) :20,390 生産者数   :約400人 【品質・出荷基準等】 こだわった品質管理のもと、種子採種用の「万願寺甘とう」を特別に栽培、そこから採種し、苗を生産者へ渡しています。 出荷の際は、厳格な選果により「秀品(13~23cm、色や形が特に優れたもの)」「優品(13cm以上で秀品に次ぐもの)」「良品(10cm以上で優品に次ぐもの」の3階級に分けて確かな品質のものだけを出荷しています。 【類似品との違い】 「万願寺とうがらし(品種名)」とピーマンを交配させた新たな品種が「万願寺甘とう」に似た商品名で市場に出ています。見た目は、かなり似ていますが、「万願寺甘とう」だけが「京の伝統野菜」「京のブランド産品」として認められた“本物”のとうがらしであり、「とうがらしの王様」です。