プレスリリース
EXPO 2025大阪万博|イタリアパビリオン 花装飾プロジェクト
“トリコローレ”に込めた想い、日本の花で彩る国際交流

フラワーライフ振興協議会はEXPO 2025大阪万博のイタリアパビリオンにおいて、9月7日から14日まで開催された「イタリアンウィーク」に合わせ、約3万5千本の生花(造花含む)による華やかな花装飾で来場者を迎えました。
日本の花の魅力を世界に広める取り組み

「日本の花の魅力を世界に広め、消費拡大、ひいては生産量の拡大につなげたい」という思いから企画された本プロジェクトは、フラワーライフ振興協議会が受注し、EXPO 2025大阪万博・イタリアパビリオンにて展開されました。
花材の調達は、株式会社ジャパンフラワーコーポレーション(本社:富山県射水市)の呼びかけにより、株式会社JFT姫路生花(本社:兵庫県姫路市)の協力のもと実施されました。富山・兵庫をはじめとする国内外の産地から、ケイトウ、ガーベラ、バラなどの生花を集めるとともに、アートフラワーメーカーにも呼びかけることで、本プロジェクトの実現につながりました。
イタリア国旗「トリコローレ」をテーマに華やかな花の絨毯

イタリア国旗「トリコローレ」の赤・白・緑をテーマに、花を用いた華やかな“花の絨毯”をパビリオン入り口に創出。文化的な象徴性と視覚的インパクトを両立させたデザインが、来場者に国際交流のメッセージを届けるとともに、日本の花文化の美しさと可能性を印象づけました。


また、生花の生産者・花市場・アートフラワーメーカー・花業界が連携し、地域の多様な花材を集めることで、生花需要の減少に直面する生産者の支援にも取り組みました。
期間中、イタリア館では自転車文化の紹介を中心に、著名なレース「ジロ・デ・イタリア」などをPR。展示フロアには、国旗にちなんだ緑・白・赤の花々約3万5千本が敷き詰められ、来場者の注目を集めました。
設置場所:大阪・関西万博イタリアパビリオン入り口
日時:2025年9月7日(日)~2025年9月14日(日)
株式会社JFT姫路生花 インタビューコメント

今回使用した花材の一部は、当社とお取引のある生産農家の皆さまから、「お花を通じて海外と文化的につながり、世界との架け橋となれば」という想いのもと、ご賛同・ご協賛をいただいたものです。
全国の生産者の皆さまとともに、「日本の花」を世界へ発信できたことを、心から誇りに思っております。
協賛協力企業
・姫路生花 秋田県 JA秋田おばこ ダリア
・輸入商社 サイアム太陽インターナショナル デンファレ モカラ ダバリアファン
・輸入商社 春田フラワー カーネーション
・福岡県 JAにじ コスモファーム フェイジョア オリーブ
・徳島県 笹島健二 ミリオンアスパラ
・高知県 香美営農経済センター ベニアオイ
・鹿児島県 種子島 日高農園 ロベ
・高知県 JA高知市 三里 グロリオサ
・兵庫県 情熱カンパニー ケイトウ
造花協賛先
・株式会社東京堂
・株式会社松村
・株式会社シモジマ
・九州フラワーサービス株式会社
・株式会社東京大西造花装飾
・株式会社エルアーツ
・株式会社アペル
【デザイン提案、施工】ジャパンフラワー各社(株式会社ジャパンフラワーコーポレーション、クリエイティブ・フラワー・コーポレーション株式会社、ジャパンフラワーグループ株式会社)
フラワーライフ振興協議会

「フラワーライフ振興協議会」は、「花のある生活は人生の価値を高める」という花文化の浸透・発展と、それに伴う新たな需要創出を目指す一般社団法人です。
2020年に任意団体として設立され、2023年6月、一般社団法人として新たなスタートを切りました。
フラワーライフ振興協議会
info@flower-life.org
※現地写真の提供も可能