報道関係者各位
    プレスリリース
    2023年2月27日 16:45
    ウーマン・ジュエラーズ・ジャパン

    世界最高品質を誇る日本の宝石サンゴの魅力を広めるイベント 「WJJコーラルジュエリー・キャンペーン2023」 3月5日(日)~7日(火)開催!

    銀座のジュエリーショールームで開催するサンゴのイベント サンゴの新作ジュエリー、専門家によるセミナー、高校生の養殖研究の発表を実施

    WJJ(ウーマン・ジュエラーズ・ジャパン)は、日本の女性たちをジュエリーで輝かせ、ジュエリーマーケットを元気にすることを目標に掲げ、2019年9月より活動を開始しています。この度、世界で最高品質を誇る日本の宝石サンゴを中心に、サンゴの魅力を広める「WJJコーラルジュエリー・キャンペーン2023」イベントを2023年3月5日(日)~7日(火)に開催いたします。


    サンゴには赤、白、ピンクなどがある


    ■開催概要

    開催日 :2023年3月5日(日)、6日(月)、7日(火)

    開催時間:11:00~19:00(7日は17:00まで)

    会場  :リッツジュエリー

         所在地:東京都中央区銀座8-10-8 銀座8丁目10番ビル7階

         TEL  :03-3571-1789



    ■会期中のイベント(参加費無料)

    5日 13:00~、15:00~(約30分)

    スーパーサイエンスハイスクール指定校 玉川学園 中高等部 サンゴ研究部の発表会/サンゴの養殖について


    6日・7日 14:00~(約30分)

    サンゴセミナー/サンゴの文化、歴史について

    講師:株式会社ワールドコーラル 代表取締役社長 近藤 健治様

    日本珊瑚商工協同組合 専務理事/高知県珊瑚協同組合 常務理事 宝石珊瑚鑑定士としてテレビ番組

    『開運!なんでも鑑定団』に出演

    21名のWJJメンバーの制作による新作コーラルジュエリーの展示販売


    協賛:株式会社ワールドコーラル

       株式会社KAWAMURA

       株式会社中輝珊瑚

       株式会社マサキ珊瑚

       株式会社リッツ



    【キャンペーンの目的】

    ・日本の代表する宝石サンゴの認知を広める。研磨が可能で、美しさを永く保ち、持続性のある宝石である。

    ・海の環境問題についての意識を高める。

    ・小中高校生がジュエリーに触れる機会をつくる。

    ・既成にとらわれない独創的なデザインのコーラルジュエリーを発表する。

    ・売り上げの一部を、子供や環境支援などに役立てる。



    【キャンペーンの概要】

    ・ギャラリー、宝石店、百貨店で継続的に展示会を開催し、サンゴの魅力を広める。

    ・サンゴの基本、歴史、伝統、海との関わりなど、専門家によるセミナーを行う。

    ・サンゴ研究の発表など、小中高校生から大学生まで興味を持つ企画を実施。

    ・中高等部の文化祭でワークショップを計画。

    ・ジュエリーの正しい知識を広める。



    【コーラルジュエリー・キャンペーン企画の背景】

    高知県の土佐湾を中心に産出される八放珊瑚に属するアカサンゴ、モモイロサンゴ、シロサンゴ、ベニサンゴは、「宝石サンゴ」と称され、高級宝飾品に使用されます。


    特に高知県の血赤サンゴは、世界でも最高品質と評価され、中国や欧米の宝石店で高級ジュエリーの素材として採用されています。


    サンゴは、女性や子供のお守りとして身につけられてきたという歴史があります。

    古代ローマでは、子供を病気や事故から守るため、サンゴの断片を首にぶら下げたと言い伝えられています。

    地中海沿岸の国々では、装飾、薬用、守護石として大事にしました。

    中国では、長寿をもたらす宝石として珍重されています。

    日本では江戸時代、「さんご=産後」という語呂合わせから、出産のお守り、さらに女性のお守りとして帯留めや髪飾りにサンゴをあしらうようになりました。


    世界的に、国産のサンゴは最高級品であると評価されながらも、国内のユーザーは高齢化しているため、良いサンゴの大半は輸出品となり、サンゴの研磨職人の技術、文化継承の消滅が心配されています。


    日本の海で生息する宝石サンゴは日本の重要な資源であり、漁獲の時期、地域、量などが厳しく管理されています。しかしながら、不法に漁獲されるケースも後を立たないため、漁獲経路のトレーサビリティを透明にする活動を日本珊瑚商工協同組合が率先して実施しています。


    地球温暖化によって浅い海底に生息する造礁サンゴは世界的に危機に瀕しています。造礁サンゴは、海洋生物の住処であったりするため、造礁サンゴの絶滅は生態系に影響します。


    宝石サンゴは水深100メートル以上の深海に生息するため、現在のところ直接温暖化の影響を受けていないと思われますが、今後、状況が悪化すれば、宝石サンゴも影響を受ける可能があります。


    そこで、NPO法人 宝石珊瑚保護育成協議会では、SDGsの取り組みの一環として、珊瑚漁で採捕した宝石珊瑚稚苗を珊瑚育成増殖基質に装着し、海底に沈め育成し、将来にわたり、宝石サンゴが枯渇しないように日本の海底を豊かに守る活動をしています。


    また、この増殖基質に装着した珊瑚は将来採取して活用するのではなく、宝石サンゴの卵を抱卵させ持続的に珊瑚のコロニーを形成させるためのものです。宝石サンゴの成長は1年で0.2~0.3mmと言われます。ジュエリーに利用できる大きさにまで成長するには100年以上かかり、現在の取り組みは、未来に継承するための活動です。



    【WJJ(ウーマン・ジュエラーズ・ジャパン)について】

    WJJは、2019年8月29日、日本で初めて誕生したジュエリー業に関わる女性を中心とするネットワークです。ジュエラー同士のネットワークを強め、情報を共有し、ジュエリー・宝石を軸にカルチャー、ライフスタイルなどを含めて、ユーザーにジュエリーの本当の魅力や楽しさを広めていく活動を行なっています。「ウーマン」という名称ですが、私たちの活動に賛同していただける方であれば、メンバー登録には性別は問いません。


    <活動>

    ジュエリー及びその関連分野に関する各種講座、勉強会の開催

    ジュエリーの販売会、展示会、海外出店

    ジュエリー業界の内外の交流、および国際交流活動

    ジュエリー及びその関連分野に関する寄付・支援活動、ボランティア活動。


    <メンバー>

    正会員40名、賛助会員1社(2022.12時点)

    ジュエリーの企画・デザイン、小売、輸出輸入、製造卸、PR業、出版などの経営者、及び団体。


    <ホームページ>

    https://womenjewelersjapan.com/