報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月10日 11:30
    株式会社Binarity Bridge

    紙でつくるドローン!COCODRONEクラウドファンディングが目標額達成、理工系人材育成の第一歩に

    日本オリジナルデザインの開発、全国のイベント開催へ挑戦を続ける

    株式会社Binarity Bridge(本社:大阪市北区、代表取締役:金 陽信、以下Binarity Bridge)は、韓国発の紙製ドローン「COCODRONE」を活用したクラフトドローンコミュニティ立ち上げのためのクラウドファンディングが、開始から1週間でファーストゴール50万円を達成したことをお知らせします。現在は次の目標として100万円を目指しています。

    ファーストゴール達成、ネクストゴール100万円へ挑戦中
    ファーストゴール達成、ネクストゴール100万円へ挑戦中

    未来の理工系人材育成に向けた新たな取り組み

    日本の理工系人材不足は深刻な社会課題となっています。経済産業省の調査によると、2040年には理工系人材が約100万人不足する一方、文系人材は約30万人の余剰が生じると予測されています。特に日本の大学・短期大学など高等教育への進学者の約半数が理工系を選ばず、G7諸国の中で最も低い割合となっており、女子学生に関してはわずか19%にとどまっています。
    このような背景から、近年「STEAM教育」が注目を集めています。STEAMとは「Science(科学)」「Technology(技術)」「Engineering(工学)」「Art(芸術)」「Mathematics(数学)」の頭文字を取った言葉で、これらの分野を横断的に学ぶことにより、知識の応用力や創造力、問題解決能力を育むことを目指しています。
    株式会社Binarity Bridgeは、この課題に対するソリューションとして、韓国COCODRONE社と日本総代理店契約を締結し、紙でつくるドローン「COCODRONE」を日本に導入。子どもたちが楽しみながら科学の原理を学べる新しい教育体験の場を創出するためのクラウドファンディングを9月末より実施し、目標達成に至りました。

    紙製ドローン「COCODRONE」の特徴と魅力

    COCODRONEの組み立てパーツと完成品
    COCODRONEの組み立てパーツと完成品

    「COCODRONE」は、韓国の特許技術を活用した紙製のドローンキットです。一般的なドローンと異なり、本体部分が紙でできているにもかかわらず実際に飛行することができる画期的な製品です。重量は100グラム未満であるため、航空法の規制対象外となり、免許なしで安全に飛ばすことが可能です。
    このドローンの最大の特徴は、子どもたちがプラモデルのように自分の手で組み立てられる点にあります。組み立て説明書を見ながら紙パーツを組み上げていくクラフト体験を通じて、ドローンの構造や飛行原理を直感的に理解できるよう設計されています。
    組み立て後はコントローラーで実際に飛ばすことができ、「作る」「飛ばす」「学ぶ」の一連のプロセスを体験できます。紙製のため万が一ぶつかっても安全性が高く、教育現場でも安心して使用できる点が評価されています。
    韓国では既に500箇所以上の教育機関で導入され、15,000人以上の子どもたちが体験。昆虫や動物、地域特産物をモチーフにした30種類以上のデザインが開発され、学校の理科や総合学習などの教育カリキュラムとも連携した取り組みが行われています。

    今後の展開とクラウドファンディングの目標

    全国で開催される体験会の様子
    全国で開催される体験会の様子

    クラウドファンディングの資金は、クラフトドローンコミュニティの運営に関わる人件費や全国で開催される体験会の広報宣伝費、講師の出張費用、リターン商品の仕入れなどに活用される予定です。
    現在決定している体験会は以下の通りです。

    • 兵庫県神戸市:10月12日 13:00〜15:00(主催:株式会社ReAct)
    • 愛知県豊川市:11月(詳細調整中、主催:有限会社河合精工)
    • 大阪府大阪市:11月(詳細調整中、主催:株式会社Binarity Bridge)
    • 広島県広島市:12月(詳細調整中、主催:スカイギフト)
    • オンライン:11月以降毎月開催予定
      今後は、日本文化やキャラクターとコラボレーションした日本オリジナルデザインの開発や、紙製コーディングドローンの日本展開、ドローン競技の普及など、さらなる発展を目指しています。
      株式会社Binarity Bridgeの金陽信代表は次のように語っています。「子どもの頃に兄と夢中になって組み立てたミニ四駆のように、遊びながら自然と学びにつながる体験を今の子どもたちにも届けたい。クラフトドローンを通じて、日本のSTEAM教育の普及と理工系人材の育成に貢献していきたいと考えています」

    会社概要

    • 会社名:株式会社Binarity Bridge
    • 所在地:大阪府大阪市北区角田町8番47号阪急グランドビル26階
    • 代表者:金陽信
    • 韓国と日本の企業を結ぶビジネスプラットフォームとして設立。教育・エンタメ・医療・介護の分野を中心に、両国スタートアップの共創を支援する。理念は「対立をこえて、ワクワクを共創する」。
    • 公式ウェブサイト:https://binaritybridge.com/
    • クラフトドローン公式Instagram:https://www.instagram.com/craftdronejp/
    • クラウドファンディングURL:https://camp-fire.jp/projects/880330/view