プレスリリース
【経産省製造産業局長賞 受賞】 価値住宅の「さがつく」サービス|VR技術活用のビジネスモデルが高評価

価値住宅株式会社(所在地:東京都渋谷区代々木、代表:髙橋正典)は、中古住宅購入希望者向けサービス「さがつく」が、JERCOリフォームコンテスト2025のビジネスモデル部門において、経済産業省製造産業局長賞を受賞しました。本サービスは、物件情報とリフォーム費用をセットで提供するという革新的なビジネスモデルであり、中古住宅流通に関わるすべての事業者にメリットをもたらす点が高く評価されました。
中古住宅市場の課題に応える革新的ソリューション
日本の住宅市場では少子高齢化や人口減少を背景に、新築住宅の着工件数が減少傾向にある一方、既存住宅の活用が重要視されています。国土交通省の統計によれば、日本の中古住宅流通シェアは欧米諸国と比較して低く、その背景には「リフォーム費用の予測困難性」や「リフォーム後のイメージが湧きにくい」という課題があります。
こうした社会背景のなか、価値住宅株式会社の「さがつく」サービスは、中古住宅購入時の不安要素を解消する画期的なソリューションとして注目を集めています。物件情報だけでなく、リフォームプランとその費用を同時に提示することで、購入検討者は物件購入後の生活をより具体的にイメージすることができます。
VR技術を活用した「さがつく」の特長

「さがつく」サービスの最大の特長は、VR技術を活用してリフォーム後の住空間を視覚的に確認できる点です。従来の中古住宅購入では、リフォームの可能性を頭の中で想像するしかなく、専門知識のない一般消費者にとって大きな障壁となっていました。
このサービスでは、WEB上で簡単にリフォーム後のイメージを確認できるため、購入検討者は実際に物件を訪問する前に、リフォーム後の住まいの姿を確認することが可能です。さらに、リフォーム費用を住宅ローンに組み込むことができるため、購入後の予算オーバーというリスクを回避できる点も大きなメリットとなっています。
もう一つの画期的な特長は、VR画像制作を完全リモートで行うことにより、障害者や地方在住者の雇用を創出している点です。北海道をはじめとする地方在住者が、場所を選ばず専門的な業務に携わることができるシステムは、地域格差の解消や多様な働き方の実現にも貢献しています。
授賞式では、同社の代表者が表彰状とトロフィーを授与され、バックスクリーンにはサービスの特長が映し出されていました。画面には「VR画像の製作は完全リモートで用を実現しており、今後の雇用拡大も期待できる」という評価コメントが表示されています。


業界全体の発展に寄与するビジネスモデル
JERCOリフォームコンテストの審査委員からは、「このモデルは、中古住宅購入希望者にとってはもちろんのこと、その流通に関わるすべての事業者にとってメリットがあり、高く評価できる」との講評が寄せられました。
不動産仲介業者にとっては物件の魅力向上と販売促進につながり、リフォーム事業者にとっては新たな顧客獲得チャネルとなります。さらに、金融機関にとっても住宅ローンの活性化に寄与するなど、業界全体のエコシステムを強化する取り組みといえます。
住宅の長寿命化や既存住宅ストックの有効活用が求められる現代において、このビジネスモデルは持続可能な住宅市場の形成に貢献することが期待されています。
会社概要
- 会社名:価値住宅株式会社
- 所在地:東京都渋谷区代々木3-28-6 いちご西参道ビル2階
- 代表者:髙橋正典
- URL:https://kachi-jyutaku.co.jp/
- 問い合わせ先:03-3375-1250