小林製薬会長が初の著書を上梓 ニッチなマーケットに挑み続ける...

小林製薬会長が初の著書を上梓 ニッチなマーケットに挑み続ける理由と戦略を語る

『小林製薬 アイデアをヒットさせる経営』発売

『小林製薬 アイデアをヒットさせる経営』書影
『小林製薬 アイデアをヒットさせる経営』書影
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2022年1月20日に『小林製薬 アイデアをヒットさせる経営 絶えざる創造と革新の追求』(小林一雅著/税込1650円)を発売しました。アンメルツ、消臭元、ブルーレット、サラサーティ、熱さまシートなど、わかりやすくてユニークなネーミングの商品で知られる「小林製薬」は、20期以上も増益・増配を続ける成長企業です。本書は、社員とともに長年愛される商品を創造し続けてきた著者の、体験的経営哲学論です。看板商品の開発秘話、独自のビジネスモデル確立の背景から、アイデアを出しやすい組織づくりまで、会長自身が初めて語り明かしたものです。

ニッチなマーケットで戦う「小さな池の大きな魚」戦略

魚がいそうな小さな池を探し出し、他の釣り人が来ないうちに真っ先に足を運び、釣る――「小さな池の大きな魚」戦略は、著者自身が構築したビジネスモデルです。例えば、おりもの専用シートとして発売した「サラサーティ」は、「おりものは女性がこっそり処理するもの」というイメージをくつがえす商品として、爆発的にヒットしました。消費者の潜在ニーズを掘り起こし、ニッチなマーケットでトップシェアを狙う小林製薬の経営を象徴するブランドの一つとなっています。

本書で開発秘話を紹介する長寿ブランド

♦「サワデー」……大手がやりたがらない「トイレ用品」に着目し、芳香消臭剤の市場にいち早く参入

♦「ブルーレット」……くみ取り式が主流の時代に開発。水洗トイレの普及率に比例し売り上げも急増

♦「アンメルツ」……肩こりや腰痛には「貼る」が主流だったが、「塗る」という新たな需要を掘りだした

ヒットを生みだし続けるフラットな社風

本書では、小林製薬の持続的な成長の裏側にある、社員のアイデアや努力を活かす仕組みや制度を紹介。これまで社内でのみ受け継がれてきた経営や組織マネジメントの「生きたヒント」を公開しています。
〇「さん付け呼称」……肩書きではなく、会長は「Kさん」、社長は「Aさん」と呼ばれている。権威主義、官僚主義を排除し、真にフラットな関係性を築くため。

〇社長が社員を直接ほめる「ホメホメメール」……会社全体に「ほめる」ことの大切さを浸透させ、社員を育て、会社を伸ばす。

〇年間約六万件が集まる「アイデア提案制度」……毎月一件以上、全社員が新製品や会社の業務改善について何らかの提案をする。

本書の構成

第Ⅰ部 アイデアをヒットさせる経営 私の体験的経営論~マーケティング戦略編~
 第1章 「わかりやすさ」への挑戦
 第2章 「サムシング・ニュー、サムシング・ディファレント」の追求
 第3章 新製品開発に生きる

第Ⅱ部 社員の幸せを第一にする会社へ 私の体験的経営論~組織・人材マネジメント編~
 第4章 アイデアを生みだす仕掛けづくり、その源流へ
 第5章 よき社風の創造と継承
 第6章 全社員経営の道を歩み続ける

第Ⅲ部 逆境と失敗を未来の糧とする 私の体験的経営論~経営哲学編~
 第7章 「為せば成る」の執念が道を拓く
 第8章 失敗から学んだ経営の心――驕らず、謙虚に

『小林製薬 アイデアをヒットさせる経営』について

著者

小林一雅(こばやし・かずまさ) 
1939年兵庫県に生まれる。小林製薬二代目社長・小林三郎の長男。大学在学中、父が早逝し、甲南大学経済学部卒業後、1962年3月に小林製薬に入社する。1964年の米国視察旅行をきっかけに、1965年、コロンビア大学に留学。1966年11月に同社取締役、1970年11月に常務取締役を経て、1976年12月、四代目社長に就任。 医薬品の卸業であった小林製薬を衛生日用品・医薬品のメーカーへ転換させ、事業を伸展させた中興の祖。2004年に会長に就任、現在に至る。

書誌情報

タイトル:小林製薬 アイデア商品をヒットさせる経営
(サブタイトル:絶えざる創造と革新の追求)
著者:小林一雅
定価:1650円(10%税込)
発売日:2022年1月20日
判型:四六判並製
ページ数:232頁
ISBN:978-4-569- 85121-1
発行:株式会社PHP研究所
カテゴリ:
その他
ジャンル:
経済(国内) ビジネス全般
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