報道関係者各位
    プレスリリース
    2005年5月16日 15:00
    株式会社シーピーアイ

    情報漏えい防止セキュリティ製品「X-FORT」の共同展開で合意

    報道関係各位                              2005年5月16日 ===================================     情報漏えい防止セキュリティ製品「X-FORT」の共同展開で合意 ===================================                          株式会社シーピーアイ             エヌ・ティ・ティ・データ・セキュリティ株式会社 株式会社シーピーアイ(本社:東京都豊島区、代表取締役:野尻 泰正、以下: シーピーアイ)とエヌ・ティ・ティ・データ・セキュリティ株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長:阿部 賢一、以下:NTTデータ・セキュリティ) の両社は、日本のセキュリティ市場に合わせた情報漏えい防止 セキュリティソフト「X-FORT(エックス・フォート)」の新バージョンを 共同展開することで本日合意しました。 【背景】 2005年4月に施行された個人情報保護法により企業はさまざまな情報漏えい 対策を講じていますが、企業が扱う個人情報が膨大であり、また個々の企業ごとの 管理方法に対応でき、かつ、企業の情報管理責任者の負担を軽減できるような 情報漏えい防止のソリューションへのニーズが高くなってきています。 このような状況下、情報セキュリティに関するトータルソリューションを 提供するNTTデータ・セキュリティは、これまでの情報漏えい事故を1年近く 社内分析し、日本企業の実情に適合する資産管理・行動制限・行動把握の基準を NTTデータ・セキュリティ独自で定め、10製品以上を対象に情報セキュリティ 製品機能の徹底比較を行いました。その結果、トータルバランスに優れた情報 漏えい防止セキュリティソフト「X-FORT」が最適であると判断し、販売元である シーピーアイと「X-FORT」の販売強化と技術協力を行うことで基本合意いたし ました。 NTTデータ・セキュリティは、自社内でNTTデータ・セキュリティが定めた 基準とノウハウを元に、社内環境を実際に使用して、2005年2月より3ヵ月を かけてX-FORTの導入検証を行いました。 その結果、 (1)「入出力ファイルの複製保存」 (2)「ハードウェア構成の変更履歴を残し、管理者へ緊急通知」 (3)「近距離無線通信(IrDA、BlueTooth)をはじめとする外部デバイス    (USBリンクケーブル、PDA同期ソフト、リモートデスクトップ管理ソフト、    Ghost、VMWare、P2Pソフト) の接続防止対策」 (4)「企業が決めたルールにあわせた柔軟なファイル出力制御   (管理者に承認されたファイルのみ平文出力、期限付き平文ファイル出力、    暗号化ファイル出力、一切出力不可能から選択)」 (5)「管理されていないPCからのネットワーク・アクセスを禁止」 など突出した豊富な機能を持っていることを高く評価しました。 さらに「データ持ち出し、ネットワーク利用、プログラム実行を制御することが でき、ハードウェア、ソフトウェアの資産管理やリモート管理までを1つの画面で 統合的に管理できる」ことが、管理者への負担を最小限に抑えています。 NTTデータ・セキュリティは、このX-FORTの完成度と新バージョンにて 機能追加されたデバイス制御項目の追加、プリンター制御、操作性の改善等を 高く評価し、お客様に自信を持ってセキュリティ対策を提案できる製品である との結論に至りました。 【X-FORTの機能】 「X-FORT」は、以下の7つの機能を通じて、クライアントPCもしくは PCの利用者ごとにセキュリティ状況の設定・管理が行える情報漏えい防止 セキュリティソフトです。 (1)システム管理 ドメインやデータベースの設定、管理者・ユーザ・クライアントPCの登録、 X-FORTのクライアントへのリモートインストール・アンインストールなどの 管理機能を提供します。IPスキャン、ActiveDirectory(アクティブディレクトリ) 同期、収集したログを管理する(外部出力・削除するタスクの設定)ことが できます。これによって、X-FORTを容易に運用することが実現できます。 (2)ローカルセキュリティ 外部デバイス(フロッピー・CD/DVD・USBメモリなど)、プリンタ、ファイル 転送ソフト、PrintScreenキーなどの利用を管理します。入出力された全ての ファイルに対して、ファイルの複製保存、書き出し時間、書き出し方法など 詳細ログを採取します。これによって、外部メディアによる情報漏えいを防ぐ ことが実現できます。 (3)ネットワークセキュリティ ウェブ閲覧の制御(URLによる閲覧制限)や、使用できるサービスの制限 (TCP/UDPのポート単位での制限)などを管理します。LAN上の共有フォルダへの ファイル入出力ログ、URLのアクセスログなどを記録します。これによって、 ネットワーク経由での情報持ち出しを検出・制限することができます。 (4)ソフトウェアセキュリティ ソフトウェアの起動制限を、クライアントPC毎に指定時間のみ許可といった 細かい設定を行えます。プログラムが実行された時の詳細ログ、許可されて いないプログラム、禁止されているプログラムの実行記録を採取します。 これによって、P2Pソフトウェアなどの利用から発生する情報漏えいを防ぐこと が実現できます。 (5)ハードウェア資産管理 クライアントPCのハードウェア情報を採取し、統計情報を画面表示、プリンタ 出力、CSV形式ファイルへの出力を行う事ができます。PCのハードウェア構成に 変更があった場合にはリアルタイムに警告を送信します。さらにハードディスク の使用量も監視する事も可能です。これによって、不正なハードウェアの利用 を検出・抑止することが実現できます。 (6)ソフトウェア資産管理 クライアントPCにインストールされているソフトウェアの一覧を参照できます。 個別のソフトウェアがどのPCにインストールされているかを検索でき、社内の ソフトウェアライセンス管理も可能です。ソフトウェアが変更された場合には リアルタイムに警告を送信します。これによって、不正なソフトウェアの使用 を検出・抑止することができます。 (7)リモート機能 クライアントPCの起動・ログアウト・シャットダウン、ファイルの配布と 自動実行、メッセージ送付ができます。これによって、クライアントPCの リモート管理が可能となります。また、PC上のスクリーンショットの採取を 行うことができるため、PCの使用状況を一目で把握することができます。 【今後の展開】 (ア)想定ユーザ  :行政機関・金融機関をはじめとした重要情報を取扱う企業 (イ)売上目標   :初年度3億円 (ウ)目標獲得ユーザ:100ユーザ (エ)販売価格   :導入ライセンス数により価格が決定します。 <例>1-19ライセンス導入の場合の1ライセンス価格 --------------------- ベースモジュール  システム管理  ローカルセキュリティ     ¥36,300 --------------------------------------- オプションモジュール  ネットワークセキュリティ   ¥16,500  ソフトウェアセキュリティ   ¥ 3,300  ハードウェア資産管理     ¥ 3,300  ソフトウェア資産管理     ¥ 3,300  リモート機能         ¥ 3,300 ===================== フルモジュール         ¥66,000          (消費税抜き/単位 円)  (注)20ライセンス以上は、お客様の状況に応じてご相談となります。 【本件に関するお問い合わせ先】 《X-FORTについて》 Webサイト: http://x-fort.cpiinc.co.jp/ 《シーピーアイについて》 Webサイト: http://www.cpiinc.co.jp/ 【問い合わせ先】 株式会社シーピーアイ(製品サポート X-FORT担当)  電話: 03(5396)5301 (製品サポート専用)  FAX: 03(5396)5939  E-mail: x-fort@cpiinc.co.jp NTTデータセキュリティ株式会社 (営業企画部 X-FORT担当)  電話: 03-5425-1953  FAX: 03-5425-1960  E-Mail: info@nttdata-sec.co.jp