報道関係者各位
    プレスリリース
    2012年8月7日 09:30
    大光電機株式会社

    大光電機、日本建築家協会と共同で「建築家のあかりコンペ2012」を開催

    “歩行者に優しい「まちの照明」”をテーマに8月1日から建築家の募集を開始 12月1日に「JIA建築家大会横浜2012」にて表彰式

     照明器具専業メーカーの大光電機株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:前芝 辰二 http://www.lighting-daiko.co.jp )と、社団法人日本建築家協会(本部:東京都渋谷区、会長:芦原 太郎 http://www.jia.or.jp/index.html 以下 JIA)は、“歩行者に優しい「まちの照明」”をテーマに、「建築家のあかりコンペ2012」を開催します。本年8月1日より本コンペに参加する建築家の募集を開始し、同月31日にエントリーを閉め切ります。同年12月1日には「BankART Studio NYK(旧日本郵船倉庫)」にて開催される「JIA建築家大会横浜2012」において表彰式を行います。

     JIAは、1987年5月に新日本建築家協会として設立した組織で、1996年6月に現在の名称に変更しました。かつて「建築家」は、建築物のみならず都市計画にいたる生活環境全般までを責任をもって創造していく“職能人”に与えられた称号でした。JIAは、その歴史を重要視する観点から建築家の職能をわが国に定着させることを目的とした団体です。社会公共が必要とする建築家の職能を確立するために、建築家に対する教育、研修、イベント、表彰などあらゆる活動を行っています。

     このたび、大光電機とJIAが共同で開催する「建築家のあかりコンペ2012」は、“歩行者に優しい「まちの照明」”をテーマに設定しました。審査委員長の山本 理顕氏(建築家)は、次のように述べています。

     「横浜港湾岸地域の照明が東北大震災以降、節電によって明るさが抑えられている。無意味に明るかった広告照明や屋外照明が控えめになって、色温度の低い街灯が海に映ってむしろしっとりとした港町らしい佇まいになった。従来までの都市照明が、広告効果や早いスピードで通り過ぎる車のためにあるような照明だったのだ」。
     「そこに住む人たちにとって最も相応しい屋外照明はどうあればいいのか。その街で生活している人たちにとって夜の明かりは単に明るければいいというものではない。自分の住む街に帰ってきたと思えるような安らぎのある照明。あるいはその街で商売をしている人たちにとってはお客さんを迎え入れるような照明。そのような歩行者に優しい“まちの照明”を考えてほしい」。

     両者は、「建築家のあかりコンペ」を2007年から毎年開催しており、昨年第5回のテーマは「ミライのあかり、キボウのあかり」で、全国各地から106名の建築家の応募があり、被災に対する意識の高さと最新のテクノロジーを駆使した提案で多くの審査員の評価が群を抜いて高かったYong-Ho Shin氏が最優秀賞を授賞しました。

     今回は昨年を上回る建築家の応募を期待しています。本コンペの概要は次のとおりです。

    【「建築家のあかりコンペ2012」実施概要】
    ◆テーマ :歩行者に優しい「まちの照明」
    ◆開催概要:エントリー期間:2012年8月1日から2010年8月31日
          作品の提出期限:2012年9月18日必着
          ※ただし、応募点数は1名1作品とする
    ◆応募資格:設計監理を専業とする建築士/日本建築家協会会員、および所属する設計スタッフ
          上記いずれか一つ以上の条件を満たす者
    ◆審査日 :一次審査:2012年10月初旬/二次審査:2012年12月1日
    ◆参加料金:無料
    ◆提出物
     ●一次提出物:A2用紙1枚(パネル貼付不可)+PDFデータ
     ・設計図面(縮尺自由)、パース、ドローイング、CG、模型写真など設計意図を表現したものをA2サイズの用紙1枚とPDFデータ(10MB以内)CD-Rにて提出
     ・課題に対するデザインコンセプトを150文字以内で用紙内に必ず表記する事
     ・PDFファイル名の名称は、「<登録番号>.pdf」とする事
     ・裏面及びCD-Rには、氏名、登録No.、JIA会員の場合は、会員No.を必ず記入する事
     ●二次提出物:自由(模型、プレゼンテーション用パワーポイントなど)
     ・持ち時間5分のプレゼンテーションで審査

    ◆表彰式
    2012年12月1日(土)JIA建築家大会横浜2012(会場)BankART Studio NYK
    ・最優秀賞  :1点(副賞30万円)
    ・優秀賞   :1点(副賞20万円)
    ・佳作賞   :3点(副賞5万円)
    ・特別審査員賞:1点(副賞10万円)
    ・DAIKO賞   :1点(副賞10万円)

    ◆審査員
    ・審査委員長:山本 理顕(建築家)
    ・審査員  :赤松 佳珠子(建築家)
          :内原 智史(ライティングデザイナー)
          :岡安 泉(ライティングデザイナー)
          :前芝 辰二(大光電機株式会社 代表取締役社長)
    ・特別審査員:芦原 太郎(社団法人日本建築家協会 会長)

    ◆主催:社団法人日本建築家協会・大光電機株式会社
    ◆後援:社団法人日本建築学会
        社団法人日本建築士連合会
        社団法人日本建築士事務所協会連合会
        株式会社新建築社
        株式会社日刊建築通信新聞社
        株式会社電材流通新聞社

    ■大光電機株式会社( http://www.lighting-daiko.co.jp/ )
    専業大手の照明器具メーカー。初代社長、故 田中 寿雄が1926年9月に大光電機製作所を創業。
    「三笑三栄」を社是に、関わる全ての存在すなわち「社員、株主、取引先(お客様仕入先様)」が共存、共栄することを希求し、広く社会に貢献する企業を目指している。

    社名 :大光電機株式会社
    代表者:代表取締役社長 前芝 辰二(まえしば しんじ)
    設立 :1948年
    所在地:大阪市中央区高麗橋3-2-7 高麗橋ビル
    資本金:49,000万円

    ■社団法人日本建築家協会( http://www.jia.or.jp )
    社名 :社団法人日本建築家協会
    会長 :芦原 太郎
    設立 :1987年5月
    所在地:東京都渋谷区神宮前2-3-18 JIA館