報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月27日 14:00
    学校法人近畿大学

    対面の学生対応窓口業務をオンライン化するトライアルを開始 DXを推進し、学生支援体制の充実と学生満足度の向上を目指す

    現在の学部窓口の様子(左)/情報学部の「オンライン窓口」の様子(右)
    現在の学部窓口の様子(左)/情報学部の「オンライン窓口」の様子(右)

    近畿大学(大阪府東大阪市)は、DXの一環として、学生対応に関わる学部窓口業務を一部オンライン化する「オンライン窓口トライアル」を開始します。本トライアルは、従来対面で対応していた各学部の窓口業務を、本学が全学的に導入しているメッセージプラットフォーム「Slack」によるオンライン対応に切り替えるもので、まずは学部ごとに一定の時間帯で導入します。
    将来的な学生サービスの在り方を見据え、対面とオンラインを組み合わせた「ハイブリッド型学生対応」の実現に向けて踏み出す第一歩であり、学生がより柔軟に相談や問い合わせ、各種手続きを行うことができる新しいサポート体制について検証します。

    【本件のポイント】
    ●DXの一環として、学生対応に関わる学部窓口業務をオンライン化する「オンライン窓口トライアル」を開始
    ●Slack上に問い合わせフォームや書類の提出申請フォームを設置して学生の問い合わせにオンラインで対応
    ●対面での窓口対応時間を一部短縮し、オンライン対応に切り替える

    【本件の内容】
    近畿大学では、学生にとってより利便性が高く、柔軟な支援体制を構築するため、DXによる環境整備を進めています。その一環として、「学生が必要なときに、必要な形で相談や問い合わせができる環境」を目指して、メッセージプラットフォーム「Slack」や24時間自動応答可能なチャットボットを導入するなど、デジタル技術を活用した支援体制の充実を図ってきました。
    チャットボットによって学生の利便性向上や窓口業務の効率化といった成果が見られる一方で、自動応答だけでは対応が難しい内容もあり、サポートのさらなる充実が課題となっていました。これを受け、学生がより柔軟に相談や問い合わせを行えるよう、「オンライン窓口トライアル」を開始します。
    このトライアルでは、令和4年(2022年)に開設した情報学部で先行導入している「オンライン窓口」の仕組みを活用し、各学部に専用のSlackチャンネルを設けて学生の問い合わせに対応します。Slack上に問い合わせフォームを設置して、履修相談や忘れ物の問い合わせなどに対応するほか、特に対応数の多い授業の欠席届は専用の提出申請フォームを設置して簡単に提出できるようにします。まずは学部ごとに対面での窓口対応時間を一部短縮(時間は学部により異なる)し、オンライン対応に切り替えます。
    本トライアルを通じて、学生が簡単・便利に安心して相談や問い合わせができる環境を整備し、学生支援体制の充実、学生満足度のさらなる向上をめざします。

    【実施概要】
    実施期間:令和7年(2025年)11月1日(土)~令和8年(2026年)3月31日(火)予定
         ※開始日は学部によって異なります。
    実施学部:すでに実施済みの情報学部を除く全学部、短期大学部

    【関連リンク】
    近畿大学
    https://www.kindai.ac.jp/