報道関係者各位
    プレスリリース
    2021年11月4日 13:45
    ネットムーブ株式会社

    SBI証券がネットムーブ提供の 「saatポケパスFIDO認証サービス」を採用

    ネットムーブ株式会社(本社:東京都千代田区六番町、代表取締役社長:石上 尚宏、以下「ネットムーブ」という)の提供する「saatポケパスFIDO認証サービス(*)」が、株式会社SBI証券(以下「SBI証券」という)のアプリ(SBI証券スマートアプリ)に採用されました。


    (*)FIDO(Fast Identity Online)とは、FIDOアライアンスによりオンラインの認証技術の規格で、生体認証機能等を利用することでセキュリティ性とユーザビリティの両立が可能となります。FIDOを採用した「saatポケパスFIDO認証サービス」はネットムーブが提供する認証サービスで、SBI証券が証券会社では初の導入実績となります。

    ※FIDO(R):FIDOアライアンスの登録商標です。



    ■FIDO導入のメリット

    FIDO認証は本人認証を生体認証機能等(生体認証及びパスコード)により行い、その認証結果だけを認証サーバに送信し、事前登録したユーザ情報と照合することで認証を完結させます。そのため、ユーザによる面倒なログイン時やお取引時のID、パスワード入力が不要となり、スマホ端末上、ネットワーク上、サーバから認証情報が盗み取られることがありません。近年、ID、パスワードの窃取による不正な被害が拡大していますが、FIDO認証であれば生体認証等を突破することができないため、このような被害を防ぐことが可能となります。セキュリティ性を担保しつつ、煩わしいパスワード管理も不要となることで導入事業者にもユーザにもメリットが享受できます。


    <FIDO認証イメージ(各認証の要点を示すイメージ)>

    FIDO認証イメージ(各認証の要点を示すイメージ)


    ■「saatポケパスFIDO認証サービス」について

    「saatポケパスFIDO認証サービス」ではFIDO導入に必要なリソースとして、クライアント向けの機能モジュールとAPI及び認証用のサーバ(クラウドサービス)をご用意しています。1から構築するよりも短期間且つ安価での提供が可能です。


    saat ポケパス FIDO 認証サービス


    ■ネットムーブについて

    ネットムーブは住信SBIネット銀行の完全子会社です。ネットムーブが提供する「saat(サート:セキュリティ及び認証サービスの総称)」は、不正送金対策サービス「saat netizen」、スマートフォン向けセキュリティアプリ「secure starter」など、延べ100以上の金融機関で提供実績があります。


    会社名      :ネットムーブ株式会社

    本社       :東京都千代田区六番町6 勝永六番町ビル3階

    設立       :2000年2月

    従業員数     :41名

    資本金      :1億円

    事業       :決済代行サービス関連業務

              情報ネットワークシステムの企画開発、設計、

              運用コンピュータソフトウェアの開発、販売

              インターネット上のマーケティング・

              コミュニケーションの企画、制作、運営

    売上高      :3,745百万円(2020年度)

    株主および持株比率:住信SBIネット銀行 100%

    免許・認証    :一般第二種電気通信事業者 届出番号:A-13-4871

              プライバシーマーク 認定番号:第10820958号

              PCIDSS Ver3.2 完全準拠 登録番号:ICMS-PCI0084