報道関係者各位
    プレスリリース
    2012年3月16日 14:00
    日本ウォーターズ株式会社

    ウォーターズ、ACQUITY UPC2(UPC SQUARE) システムを発表

    分離の限界を拡げる究極のソリューション

     ウォーターズコーポレーション(本社:米国 マサチューセッツ州 ミルフォード(NYSE上場)、日本法人:日本ウォーターズ株式会社、以下:ウォーターズ)はこの度、LCやGCでは限界であった分離の可能性を拡げ、複雑なサンプルもルーチンに変える究極のソリューション、ACQUITY UPC2(UPC SQUARE) システムを発表します。 http://www.waters.com/waters/nav.htm?cid=134658367&alias=Alias_upc2_SYSTEMS ■UPC2(UPC SQUARE):複雑なサンプルもルーチンに  UltraPerformance Convergence Chromatography(TM) (UPC2(TM))は複雑な分析をルーチンに変えるセパレーションサイエンスの新しいカテゴリーです。この新技術はSFCが持つ潜在能力とウォーターズの実証されたUPLC(R)テクノロジー、そして流体、温度、圧力の管理における専門的技術を結び付けました。さまざまな移動相の強度、圧力、温度、固定相とUPC2の組み合わせにより、構造類似体、アイソマー、エナンチオマー、ジアステレオマーなど研究室でかかえている困難な化合物やサンプルの混合物の分離、検出、定量を行うことができます。さらにUPC2の主な移動相として液化炭酸を使用することから、有害な溶媒を劇的に削減し、健康にも環境にもやさしいソリューションとして提供します。 【ACQUITY UPC2 System】 現在の分析ツールでは見逃していた重要な何かを発見・発掘 ACQUITY UPC2(TM)により研究者がこれまでLCやGCなど他のテクノロジーを使って挑戦してきた以下に挙げるような化合物の分離、分析、そして理解を可能にします。 ●熱に不安定なサンプル ●脂質 ●ポリマー ●疎水性・キラル化合物 低溶媒付加量、高分離能、狭いピーク、高速分離などが見込まれるMSの完璧な補完物となります。 【システムの特長】 ●主な移動相である液化炭酸(CO2)はLCで使われる液体の移動相やGCで使われるキャリアガスに比べ、コストが安く、有害性も極めて低い。 ●サンプルロスを最小限に抑え、サンプルループの交換により、カラムに合わせ0.5uLから10uLまで可変の注入量を実現。 ●速いカラム再平衡化、短いサイクルタイムにより、1日あたりに今まで以上のサンプル数の分析を可能にし、これまで以上の高いスループットを実現させ、研究所の生産性の向上に貢献します。 ●移動相、カラムの高速スクリーニングなどメソッド開発に向け、Co-solventとカラムのスイッチングをフレキシビリティに。 【ウォーターズコーポレーションについて( http://www.waters.com )】  ウォーターズコーポレーション(NYSE:WAT)は、50年間、未来につながる実用性の高い科学新技術を提供することによって、研究開発に携わる企業や専門機関の事業の成功に寄与し、世界中のヘルスケア、環境問題の改善、食の安全、水質管理の分野発展に貢献しています。 ウォーターズは、分離分析科学、ラボ情報管理、質量分析、および熱分析製品のパイオニアとして、お客様の確かな事業の成功のために、革新的な技術とラボ向けソリューションを提供いたします。  5,400人の従業員を擁し、2010年には16.4億ドルの売上を達成したウォーターズは、世界中のお客様の科学的探究と成功を支援しています。 ※Waters、UPC2(UPC SQUARE)、UltraPerformance Convergence Chromatography、ACQUITY、and UPLCは、ウォーターズコーポレーションの商標です。