報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年9月30日 11:00
    株式会社PHP研究所

    ついに海外翻訳33言語 国内外で58万部の人気シリーズ  最新刊『猫を処方いたします。5』10/10発売

    株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2025 年10月10日に『猫を処方いたします。5』(石田祥 著/税込 935円)を発売します。「猫を処方いたします。」シリーズは、海外からの翻訳オファーが33言語に広がり、国内外で累計58万部を突破。グローバルに読者を魅了しています。

    「猫を処方」というユニークな作品に海外オファーが殺到

    『猫を処方いたします。』は、悩みを抱えた患者に薬ではなく本物の猫を処方するというユニークな設定が評判の人気シリーズです。この設定は海外の版元、読者にも注目され、33言語の海外翻訳オファーが殺到しています。これまでにも日本で大ベストセラーとなった作品が翻訳出版されるケースはありましたが、本シリーズは国内累計39万部と“ブレイク前夜”ともいえる段階で、世界各国で翻訳が決まるのは珍しい事例です。特にイギリスでは、2025年上半期の海外翻訳本(文芸)売上ランキングで20位、日本の文芸作品として7番目にランクインするなど、現地での注目度が高まっています。ライツ担当者は「欧州では最初に翻訳された国でベストセラーになってから周辺国に広がるのが一般的だが、本シリーズは1ヵ国目のものが刊行される前、結果が出る前から他国からもオファーがあり、異例と言えます」とコメント。著者の石田祥さんも「本作が多くの国でご好評いただき、本当にうれしい限りです」と海外での人気に喜びの声を寄せています。

    猫ブーム、世界にも来たり。と、私ごときが言うのはかなり図々しいですが、本作が色んな国でご好評いただき、本当にうれしい限りです。猫の愛らしさは万国共通です。翻訳版の表紙もとても可愛いので、ぜひ見比べてください。
    (石田 祥)

    【刊行済みおよび刊行予定の国や地域】

    (個性豊かな各国の表紙)
    (個性豊かな各国の表紙)

    契約成立した33言語のうち、刊行されているのは以下の23カ国です。

    台湾、フランス、イタリア、スペイン、カタルーニャ語、イギリス、アメリカ、ブラジル、ドイツ、ポルトガル、オランダ、ポーランド、ハンガリー、スウェーデン、マレーシア、チェコ、韓国、中国、タイ、ブルガリア、セルビア、トルコ、エストニア

    最新5巻発刊記念イベント&特製しおり

    海外で人気に火がついた本シリーズは、日本でも着実にファンを増やしています。最新刊『猫を処方いたします。5』を発売するにあたり、書店店頭でイベントも開催。さらに、シリーズに登場する処方猫をモチーフにした特製しおりも配布します。


    ●アバンティブックセンター洛北店 サイン会
    【日時】10月18日
    【会場】アバンティブックセンター洛北店
    【イベント内容】サイン会
    【イベント詳細】https://www.book1st.net/event/2025/09/001434.html

    ●枚方蔦屋 ミニトーク・サイン会
    【日時】10月19日
    【会場】枚方T-SITE 4F イベントスペース
    【イベント内容】ミニトークショー&サイン会
    【イベント詳細】https://store.tsite.jp/hirakata/event/t-site/49151-1203220812.html

    【処方猫のしおり】

    特製しおり
    特製しおり

    霜田有沙さんが描いた装画を使用した処方猫のしおりを書店店頭で配布いたします。
    (設置店についてのお問合せはお答えできかねます。在庫がなくなり次第配布を終了します。)

    『猫を処方いたします。5』について

    <あらすじ>
    姉に処方された猫を返却しに来た主婦、将来に焦るケアハウス職員……様々な悩みに「中京こころのびょういん」と猫は寄り添う。人気シリーズ第5弾!

    【シリーズ最新刊】

    タイトル:猫を処方いたします。5
    著:石田 祥
    判型・製本:文庫判並製
    ページ数:288ページ
    定価:935円(10%税込)
    発売日:2025年10月10日
    ISBN:978-4-569- 90518-1
    レーベル:PHP文芸文庫
    発売元:株式会社PHP研究所

    【著者プロフィール】

    著者近影(写真:後藤鐵郎)
    著者近影(写真:後藤鐵郎)

    石田 祥(いしだ・しょう)
    1975年、京都府生まれ。高校卒業後、金融会社に入社し、のちに通信会社勤務の傍ら小説の執筆を始める。2014年、第9回日本ラブストーリー大賞へ応募した『トマトの先生』が大賞を受賞し、デビュー。『猫を処方いたします。』が第11回京都本大賞、第13回うつのみや大賞文庫部門を受賞する。他の著書に「ドッグカフェ・ワンノアール」シリーズ、『元カレの猫を、預かりまして。』『夜は不思議などうぶつえん』『火星より。応答せよ、妹』『京都お抹茶迷宮』がある。