プレスリリース
日本より年174時間少なく働きながら、生産性は1.6倍。 『スウェーデン人はなぜ朝の3時間で仕事が片づくのか』8/29発売
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、『スウェーデン人はなぜ朝の3時間で仕事が片づくのか』(久山葉子著/税込1,210円)を2026年8月29日に発売します。スウェーデンは、世界幸福度ランキングで上位の常連であると同時に、労働生産性も世界トップクラス。さらに2023年の就業者の平均年間総実労働時間は1437時間で、1611時間の日本と比べて174時間も短くなっています。本書は、16年以上スウェーデンで暮らす著者が、日本とスウェーデン双方で働いた経験と現地取材、さらに脳科学・睡眠研究・幸福学など最新の科学的知見をもとに、「朝の3時間」で成果を出す働き方を解説します。

■日本人にこそ知ってほしいスウェーデン人の生き方
著者は、人口1000万人強のスウェーデンが高い生産性と幸福度を両立する背景について、ムダを排除し科学的根拠を重んじる合理的な働き方があると指摘。日本と比較しながら、前例にとらわれず若者の意見を取り入れる組織風土や、人生を再挑戦できる社会制度が新陳代謝を促し、首都ストックホルムが新興企業の世界的拠点となったとその理由を述べています。1人当たりの生産性は、日本が世界56位に対して、5位と高水準なスウェーデンは、幸福度も常に上位を維持しています。本書で著者は、世界的な長寿国にもかかわらず幸福度が下降傾向の日本人にこそ、仕事の効率を高め、中長期的に人生を謳歌する北欧流の生き方を取り入れてほしいと強調しています。
*2025年版 IMD世界競争力ランキング
■本書のポイント
◎脳科学に沿った時間設計で効率的に仕事をこなす
スウェーデンは「長時間労働」ではなく、「集中できる時間帯」に仕事を集約することで高い成果を実現しています。会議や企画は午前中に行い、午後は単純作業へ切り替えるなど、人間の脳科学に沿った時間設計を実践しています。
◎「夕方からが人生の本番」という新しい価値観
スウェーデンでは16時に仕事が終わってからが「一日の第2幕」。運動、家族、趣味、学び直しなどに時間を使うことが、長期的な幸福と仕事の成果につながっています。
◎「根性論」ではなく、脳科学で生産性を高める
朝型生活、運動、睡眠、コーヒーブレイク(フィーカ)、締め切り設定など、一つひとつの習慣を最新の科学的研究から解説。ムダを嫌うスウェーデン人らしい再現性の高い仕事術を紹介します。
■『スウェーデン人はなぜ朝の3時間で仕事が片づくのか』について
【目次より抜粋】
・残業なし&5週間の夏休み――誰もが休める仕組みづくり
・ムダが嫌い――書類、ルールは最小限
・カスハラが少ない――労働者に文句を言わない国民性
・とにかく科学的根拠――科学の国という自負
・会議は朝が基本――夕方では、頭が働かない
・生きるために欠かせないコーヒー――世界有数のコーヒー消費国
・人間の脳力を最大限に発揮させる習慣――「超効率的な働き方」を分析
・午前中は〈集中モード〉に入る――通したい企画書は朝イチに提出せよ
・〈単調な作業〉を午後に取っておく――ランチを食べなくても、昼過ぎは脳が働かない
・4時間以上集中すると、翌日の生産性が低下――〈残業をしない〉科学的メリット
・「先延ばし」は悪くない――脳には〈切り替え時間〉が必要
・午前3時間の「朝の勝負」が1日を決める――脳科学的に正しいタイムテーブル
・家族がいなくても定時に帰る――独り暮らしが多いが、孤独ではない
・寝るだけが回復ではない――平日の夜に何をすべきか
・なぜ夏休みが5週間必要なのか――長期的に続くウェルビーイング効果
【著者プロフィール】
久山葉子(くやま・ようこ)

翻訳家、作家、北欧社会ウェルビーイング研究家。1975年生まれ。兵庫県西宮市出身。神戸女学院大学文学部卒業後、北欧専門旅行会社やスウェーデン大使館商務部に勤務。2010年よりスウェーデン在住。ストックホルム大学で教育学を学ぶ。訳書に『スマホ脳』(新潮新書)など40冊以上。著書に『スウェーデンの保育園に待機児童はいない 移住して分かった子育てに優しい社会の暮らし』(東京創元社)。脳科学・教育・社会など北欧での知見から、日本に幸福のヒントを採り入れる発信・講演を行う。
【書誌情報】

タイトル:スウェーデン人はなぜ朝の3時間で仕事が片づくのか
著者:久山葉子
判型・製本:新書判並製
ページ数:240ページ
定価:1,210円(税込)
発売日:2026年8月29日
ISBN:978-4-569-86177-7
レーベル:PHPビジネス新書
発売元:株式会社PHP研究所