報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年6月12日 13:09
    トラタニ株式会社

    睡眠中の呼吸が"体内環境"を決める──深部酸素化と健康の上流を整理した新レポート

    温まるだけでは変わらない。深い呼吸がつくる“深部の健康”とは

    ■ 呼吸の質は"健康の上流(根幹)"にある

    人の命には「3・3・3の法則」があります。
    食べなくても約3週間、水がなくても約3日生きられますが、
    呼吸が止まると3分で命の危機に陥ります。

    呼吸の質とは、
    深さ・安定性・呼気の長さ などの総合的な働きを指します。

    呼吸の質が変わると、まず 体内環境(自律神経・酸素・免疫・ホルモン) が変わり、
    その変化がそのまま健康に直結します。

    ■ 睡眠中の呼吸が体内環境を左右する理由

    今回の11名の計測では、通常寝具と比較して:

    呼吸回数が減少(ゆっくりした呼吸へ)

    呼吸の深さが増加(換気量が増える)

    呼気時間(E)が平均50%以上延長

    呼吸が深く・ゆっくり・長くなることは、
    CO₂・NO・酸素バランス、自律神経、微小循環、細胞(毛細血管)環境 に影響することが知られています。

    呼吸が浅いままだと、

    酸素が届きにくい

    自律神経が乱れやすい

    深部の血流が安定しない

    免疫が働きにくい

    つまり、
    風邪をひきやすい体質は、血流ではなく"呼吸の質"と関係している
    ということです。

    ■ お風呂では副交感神経が高まるのに、発熱繊維では高まらない理由

    一見すると、
    「温まる → 副交感神経が上がる」
    ように思われますが、実は違います。

    お風呂で副交感神経が高まる本当の理由は、
    水圧によって呼吸が深くなり、横隔膜が大きく動くから です。

    横隔膜が動く
    → 迷走神経が刺激される
    → 副交感神経が優位になる

    という 呼吸の物理反応 が起きています。

    一方、発熱繊維は

    皮膚温:0.2〜1℃上昇

    血流:3〜6%増加

    という 体表の小さな変化 にとどまり、
    横隔膜の動き(深い呼吸)を生み出しません。

    そのため、
    血流が上がっても、副交感神経は高まらない
    という構造になります。

    ■ 医学研究でも「血流 ≠ 深部酸素化」が報告されている

    複数の研究で、
    末梢血流の増加と深部組織の酸素供給は一致しない
    ことが示されています。

    つまり、
    体表の血流が上がっても、臓器や細胞レベルの酸素環境は変わらない。

    ■ なぜリカバリーウェアは"効いた気がする"のか

    体表の温度や血流が上がると、

    「リラックスした気がする」

    「疲れが軽くなった気がする」

    という 感覚的な変化 は起きます。

    しかし、呼吸の質が上がる⇒酸素⇒自律神経、免疫、ホルモンが整う⇒内臓機能が高まるという体内環境変化がない限り、"体の内側"はほとんど変わりません。

    そのため、
    疲れは軽く感じても、風邪をひきにくくなるわけではない
    という現象が起きます。

    ■ 生活者ができる"上流の対策"

    健康の最上流は
    「呼吸 × 自律神経 × 酸素 × 姿勢 × 歩行 × 睡眠」 です。

    ここを整えることで、深部の血流や細胞環境が自然に安定します。

    日中に深い呼吸の時間をつくる

    ストレス時は"吸うより吐く"を意識

    胸郭が動く姿勢を意識

    スマホ・PC姿勢の見直し

    1日30分の連続歩行

    夜間の呼吸の質を高める工夫

    ■ 調査概要

    当社では、睡眠中の呼吸の深さや胸郭の動きが
    酸素供給や自律神経にどのように影響するかを整理するため、
    バンドー化学社製の ResMo(テレメトリー式生体信号測定装置)を用い、
    成人数名の仰臥位・覚醒状態で12分間の呼吸・姿勢の変化を観察する取り組みを継続しています。

    少人数での観察であり、統計的な有意性を示すものではありません。
    研究論文としての発表を目的としたものではなく、
    呼吸の変化を理解するための社内の取り組みです。

    ■ まとめ(第2回)

    呼吸は体内環境の"最上流"

    深部酸素化は血流だけでは決まらない

    呼吸 × 自律神経 × 姿勢 × 歩行が健康の根幹

    免疫(風邪)も血流では変わらない。呼吸の質が決める

    当社は睡眠中の呼吸を継続測定し、体内環境改善に応用している

    ■ 締め

    医学は「壊れた後」を治す力に優れていますが、
    “壊れる前の体内環境”を整えることは、私たち自身にしかできません。

    その最上流にあるのが、無意識で続く “呼吸の質” です。

    当社は、体にわずかな物理的負荷がかかるだけで
    呼吸が自然に深くなる仕組みを発見しました。

    呼吸が整うと、酸素・血流・毛細血管が開き、
    睡眠・代謝・免疫など、生命の土台が静かに整っていきます。

    当社はアパレル3D設計で培った立体構造の知見をもとに、
    この"呼吸の物理学"を体系化し、体内環境の改善に応用しています。

    【会社情報】

    トラタニ株式会社
    代表:虎谷 生央
    所在地:石川県かほく市
    事業内容:
    ・ショーツ(アパレル)の企画・製造・販売
    ・睡眠中の呼吸・酸素環境・身体構造に関する研究
    ・寝具および関連技術の開発
    特徴:
    ショーツ開発で培った立体構造技術を応用し、
    24時間の「呼吸の質を高め」体内環境適正化する。特許技術を30件以上保有。
    公式サイト:https://toratani-kokyu.jp/