報道関係者各位
    プレスリリース
    2011年11月15日 10:00
    株式会社YAMABISHI

    バッテリー模擬電源装置「バッテリーシミュレータ YRD-BSシリーズ」新発売 ~車載インバータなどの評価試験の効率改善や試験コストの削減が可能に~

     株式会社YAMABISHI(本社:東京都太田区、代表取締役:蓮池 一憲)は、主に車載インバータなどの評価試験に使用さている、バッテリーの特性を忠実に再現する事を可能にした、バッテリー模擬電源装置「バッテリーシミュレータ YRD-BSシリーズ」を開発。2011年11月18日より販売を開始いたしますので、以下のとおりお知らせいたします。 「YRD-BSシリーズ」URL: http://www.yamabishi.co.jp/product/bat/yrd-bs/ 1.バッテリー模擬電源装置  「バッテリーシミュレータ YRD-BSシリーズ」開発の背景  低炭素社会を実現するために中枢を担う、車載インバータなどの評価試験でにおいて多くは、実際にバッテリーを使い試験を実施しており、その際には事前にバッテリーの充電が必要となります。しかし、繰り返し使用したバッテリーは劣化し、期待するエネルギーが得られなくなるため交換が必要となります。また、試験対象機器の使用環境に合わせるためには複数のバッテリーを常備しておく必要があるなど、実バッテリーを使用する際には、コスト面による試験の再現性の低下や、当初の予算からの超過といった問題点がありました。  今回発売する「バッテリーシミュレータ YRD-BSシリーズ」は、フルデジタル制御と専用パソコンアプリ(バッテリー模擬ソフト)の連携により、ニッケル・水素充電池、リチウムイオン二次電池など、実バッテリーの特性を忠実に再現させ、“試験効率を大幅に改善”し、“試験設備の最小化”を図るために開発された電力回生型直流電源装置です。  これにより、車載インバータなどの開発において実バッテリーと「YRD-BSシリーズ」を置き換えることが可能となり、試験時間やコストを大幅に低減します。 2.「YRD-BSシリーズ」の概要 <特長・機能> ●高速・高精度・高効率で、実際のバッテリーをリアルに再現。 ●直列・並列数設定  単セルのデータを基に大容量(モジュール・パック)バッテリーの模擬が可能。 ●バッテリーの基本特性であるI-Vカーブを模擬。  電圧と電流指定・内部抵抗と開放電圧指定 ●SOC(充電率)による容量可変  初期容量設定と積算電流を演算し、試験状況(力行/回生)により容量を増減。 ●I-Vカーブのリアルタイム視覚化  I-Vカーブが画面上に分かりやすく表示されます。 ●カスタム製作可能  電圧仕様0V~800V、電流仕様0A~600A、容量4kW~250kW <費用(600Vシリーズ・標準価・税別)> ・50kWタイプ : 8,024,000円 ・75kWタイプ :10,267,000円 ・100kWタイプ:13,509,000円 ・200kWタイプ:23,313,000円 <「YRD-BSシリーズ」詳細URL> サイト : http://www.yamabishi.co.jp/product/bat/yrd-bs/ カタログ: http://www.atpress.ne.jp/releases/23855/A_5.pdf ■会社概要 商号     :株式会社YAMABISHI ( http://www.yamabishi.co.jp/ ) 代表者    :代表取締役 蓮池 一憲 本店所在地  :東京都大田区大森北2-4-18 設立年月日  :昭和33(1958)年3月 主な事業の内容:電源装置の開発・製造・販売 資本金    :3,000万円