報道関係者各位
    プレスリリース
    2020年12月11日 09:30
    株式会社コンピューテックス

    特殊なアダプタや独自の配線不要!コネクタ形状を選ばない JTAGエミュレータ用デバッグプローブ販売開始

    ~STM32 Nucleoボードに接続してすぐにデバッグ可能~

    株式会社コンピューテックス(代表取締役:山田 登、本社所在地:京都府京都市東山区、以下 コンピューテックス)は、STマイクロエレクトロニクス製STM32 Nucleoボード等、SWDインターフェースを搭載した開発ボードに、コンピューテックス製JTAGエミュレータ「PALMiCE4」を接続するためのプローブ「PRB-MIL20-FLY6SWD」の販売を開始しました。


    使用イメージ


    STM32 NucleoボードのSWDコネクタは標準的な仕様と異なるため、PALMiCE4を接続するときには特殊なアダプタや独自の配線が必要でした。本プローブを使用することでアダプタや独自配線が不要となり、すぐにデバッグを開始することができます。本プローブはフライングケーブルを採用しているため、どの形状のSWDコネクタにも接続が可能となっています。また、ホットプラグイン・デバッグにも対応しており、ボードの電源を切らずにPALMiCE4を接続してデバッグを行うことが可能です。

    さらに、コンピューテックスのCortex-Mシリーズ専用オンボード・フラッシュ・プログラマ「FP-10」に使用することもできるため、デバッグからフラッシュ書き込みまでの工程で活用できます。


    PRB-MIL20-FLY6SWD

    STM32 Nucleoボードへの接続イメージ


    ■提供方法と価格

    PALMiCE4およびFP-10のオプション製品として提供されます。

    製品価格は8,000円(税抜)です。



    【PALMiCE4(パームアイス・フォー)について】

    PALMiCE4はArm専用の高機能デバッグ・ツールです。マイクロ・コントローラのリアルタイム・デバッグから、ハイエンドなマルチコア・デバッグまで幅広いデバッグ・シーンに対応します。また、μITRON、FreeRTOS、Linuxなど、組込みOSのデバッグもサポートしています。


    PALMiCE4-ARM


    ■PALMiCE4の特長

    ・実行中のRAMを高速サンプリングでグラフ表示

    ・ホットプラグイン・デバッグが可能

    ・トレース表示でプログラム構造を見える化

    ・ソフト・エンジニアのためのロジアナ機能

    ・バグ検出機能を装備


    ■PALMiCE4のホームページ

    https://www.computex.co.jp/products/palmice4/index.htm



    【FP-10(エフピーテン)について】

    製造現場で誰でも簡単に使えるフラッシュ・ライタとして開発された、Cortex-Mシリーズ専用オンボード・フラッシュ・プログラマです。


    FP-10


    ■FP-10の特長

    ・超高速書き込み

    ・本体のボタンをワンプッシュで書き込み

    ・新CPUへは定期的バージョンアップで対応

    ・FP-10からターゲットへの電源供給可能

    ・日本語・英語対応


    ■FP-10のホームページ

    https://www.computex.co.jp/products/fp_10/index.htm



    ■会社概要

    商号  : 株式会社コンピューテックス

    本社  : 京都府京都市東山区五条橋東4丁目432-13

    代表者 : 代表取締役 山田 登

    設立  : 1989年8月

    事業内容: マイコン応用製品の開発ツール、

          テストツールや組込み製品を中心とした自社ブランドの

          ソフトウェア、ハードウェアの企画、開発、製造、販売

    URL   : https://www.computex.co.jp/



    ■お問合せ先

    株式会社コンピューテックス 営業部

    TEL  : 075-551-0528

    E-mail: sales@computex.co.jp