報道関係者各位
    プレスリリース
    2020年11月6日 16:15
    株式会社日本能率協会総合研究所

    好きなパンのランキング1位は「クロワッサン」  最新レポート「パンに関する実態調査2020」を発表

    株式会社日本能率協会総合研究所(本社:東京都港区、代表取締役社長:譲原 正昭)は、15~79歳の男女を対象として「パンの嗜好や購買・喫食実態」をテーマとした自主企画調査を実施いたしました。幅広い世代で親しまれるパンについて、好きなパンや食べたくなる味・具材などの嗜好や食事シーン別の喫食頻度や喫食パン、チャネル別の購入頻度や購入パンといった実態までを幅広く分析しました。高齢者はレーズンが好きといった年代別の嗜好特徴、チャネルの使い分けなどが明らかになりました。

    今回は自主企画調査の結果の一部を抜粋してご案内いたします。



    ■調査結果のご紹介

    【調査結果1】約9割が「パン」が好き。女性の方が男性よりもパンを好む傾向。

    全体で約9割が「パン」が好きと回答。パンが「非常に好き」の回答率でみると、女性は3割、男性は1割半程度と、女性の方が男性よりも好意度が高い傾向。その中でも、女性60代は3割半が「非常に好き」と回答しており全性年代内で最も高い。一方で男性15~19歳は、パンへの好意度が他年代と比較すると低く、好き計(「非常に好き」+「好き」+「どちらかというと好き」)は7割を下回っている。



    【調査結果2】好きなパンランキング「クロワッサン」「食パン」「卵サンド」が上位。

    95種類挙げたパンの中から、「好きなパンTOP15」をみると、1位「クロワッサン」、2位「食パン」、3位「卵サンド」と続き、3位まで6割を超えている。また、パンの好意度にて「非常に好き」と回答している方に絞ってランキングをみると、上位3つのパンは同様なものの、割合としては全体よりも10ポイント以上高い。尚、「フレンチトースト」と「クリームパン」がパン好き回答者ではTOP15にランクインしていた。



    【調査結果3】男性はボリュームのあるパン、女性は食感を楽しめるパンを好む傾向

    「好きなパン」を男女別でみると、男性は「カツサンド」「ホットドッグ」などボリュームのあるパンが上位に、女性は「アップルパイ」「バゲット・フランスパン」など食感を楽しめるパンが上位に上がってきた。年代別でみると、男女ともに70代は「レーズン食パン」「レーズンロール」といずれも「レーズン」が含まれたパンが10位以内に上がっている。



    【調査結果4】食べたくなるパンの味・具材「卵」「メープル」「ソーセージ・ウインナー」が上位

    「食べたくなるパンの味・具材」TOP15をみると、1位「卵」、2位「メープル」、3位「ソーセージ・ウインナー」、4位「チョコレート」と続く。男女別でみると、「カレー」味は男性が4割半、女性は3割半と男性の方が高く、一方で「チーズ」は男性が約3割、女性が5割弱と女性が好む傾向にあった。ただし、好きなパンランキングで高齢者が挙げていた「レーズン」は、若年層よりも高齢者の割合が高く、性別・年代別で様々な傾向が見られた。



    【調査結果5】パンに含まれていたら買いたくなる栄養素は「食物繊維」「カルシウム」が4割超。

    21の栄養素を選択肢とした「パンに含まれていたら買いたくなる栄養素」では、「食物繊維」「カルシウム」が4割以上であった。年代別にみると、男女ともに60代・70代は他年代と比較すると買いたくなると回答している割合が高いものが多く、「DHA」では男女ともに高齢になるほど高くなり、60・70代は3割前後が買いたくなる栄養素として回答している。一方で、「ひとつもない」が全体で2割半程度、年代でみると男性15~19歳は4割半程度と、パンに栄養素が含まれていても購買意欲が高まらない層が一定数いる。



    【調査概要】

    調査名 :パンに関する実態調査2020

         ※今回のリリースでは、上記調査の中に収録されている

          調査結果の一部を抜粋してご紹介致します。

    調査期間:2020年7月1日(水)~2020年7月13日(月)

    調査対象:日本能率協会総合研究所が保有する「モニターリサーチ・システム」

         (全国に居住する15~79歳の男女)

    調査方法:郵送調査

    回答者数:1,381名(配布数2,000名、回収率69.1%)

         母集団人口構成比に基づきウェイトバック集計を実施



    【調査結果1】約9割が「パン」が好き。女性の方が男性よりもパンを好む傾向。

    全体で約9割が「パン」が好きと回答。パンが「非常に好き」の回答率でみると、女性は3割、男性は1割半程度と、女性の方が男性よりも好意度が高い傾向。その中でも、女性60代は3割半が「非常に好き」と回答しており全性年代内で最も高い。一方で男性15~19歳は、パンへの好意度が他年代と比較すると低く、好き計(「非常に好き」+「好き」+「どちらかというと好き」)は7割を下回っている。


    Q. あなたは、パンが好きですか。(単一回答)

    図表1-1

    図表1-2


    【調査結果2】好きなパンランキング「クロワッサン」「食パン」「卵サンド」が上位。

    95種類挙げたパンの中から、「好きなパンTOP15」をみると、1位「クロワッサン」、2位「食パン」、3位「卵サンド」と続き、3位まで6割を超えている。また、パンの好意度にて「非常に好き」と回答している方に絞ってランキングをみると、上位3つのパンは同様なものの、割合としては全体よりも10ポイント以上高い。尚、「フレンチトースト」と「クリームパン」がパン好き回答者ではTOP15にランクインしていた。


    Q. あなたが好きなパンをお選びください。(複数回答)

    図表2


    【調査結果3】男性はボリュームのあるパン、女性は食感を楽しめるパンを好む傾向

    「好きなパン」を男女別でみると、男性は「カツサンド」「ホットドッグ」などボリュームのあるパンが上位に、女性は「アップルパイ」「バゲット・フランスパン」など食感を楽しめるパンが上位に上がってきた。年代別でみると、男女ともに70代は「レーズン食パン」「レーズンロール」といずれも「レーズン」が含まれたパンが10位以内に上がっている。


    Q. あなたが好きなパンをお選びください。(複数回答)→性年代別にブレイク

    図表3-1

    図表3-2


    【調査結果4】食べたくなるパンの味・具材「卵」「メープル」「ソーセージ・ウインナー」が上位

    「食べたくなるパンの味・具材」TOP15をみると、1位「卵」、2位「メープル」、3位「ソーセージ・ウインナー」、4位「チョコレート」と続く。男女別でみると、「カレー」味は男性が4割半、女性は3割半と男性の方が高く、一方で「チーズ」は男性が約3割、女性が5割弱と女性が好む傾向にあった。ただし、好きなパンランキングで高齢者が挙げていた「レーズン」は、若年層よりも高齢者の割合が高く、性別・年代別で様々な傾向が見られた。


    Q. あなたが食べてみたくなるパンの味(風味・味わい)・具材をお選びください。(複数回答)

    図表4-1

    (※食べたくなるパンの味・具材の選択肢は74の項目を挙げた。)


    Q. あなたが食べてみたくなるパンの味(風味・味わい)・具材をお選びください。(複数回答)

    →性年代別ブレイク

    図表4-2


    【調査結果5】パンに含まれていたら買いたくなる栄養素は「食物繊維」「カルシウム」が4割超。

    21の栄養素を選択肢とした「パンに含まれていたら買いたくなる栄養素」では、「食物繊維」「カルシウム」が4割以上であった。年代別にみると、男女ともに60代・70代は他年代と比較すると買いたくなると回答している割合が高いものが多く、「DHA」では男女ともに高齢になるほど高くなり、60・70代は3割前後が買いたくなる栄養素として回答している。一方で、「ひとつもない」が全体で2割半程度、年代でみると男性15~19歳は4割半程度と、パンに栄養素が含まれていても購買意欲が高まらない層が一定数いる。


    Q. あなたがパンを買う時に、含まれていたら買いたくなる栄養素をお答えください。(複数回答)

    図表5-1


    Q. あなたがパンを買う時に、含まれていたら買いたくなる栄養素をお答えください。(複数回答)

    →性年代別ブレイク

    図表5-2



    【本レポートについて】

    今回のリリースでご紹介した「パンに関する実態調査2020」は有償にて販売しています。本リリースではご紹介できなかった他のパンや味・具材についても、有償版では詳細な分析を行っています。詳しくは下記までお問い合わせくださいますよう、お願い申し上げます。

    ※本リリースに関するお問い合わせにつきましても、下記までお願い申し上げます。



    【レポート販売のご案内】

    ■アウトプット

    【パンに関する実態調査2020】

    (1)調査報告書(A4判・57ページ):2020年10月発行

    (2)集計結果表(A4判・621ページ):2020年9月発行

    (3)集計データ(CD-ROM):クロス集計、ローデータ、他

     ◆集計表にないクロス集計をご希望の際は、オーダーメイド集計にて承ります。

     【都度お見積りさせていただきます】


    ※当社は、本調査にご参加・購入いただいた企業(法人・個人)以外には、成果物を提供いたしません。ただし、本調査を告知するための限定的な利用、及び発刊から一定期間経過後はこの限りではありません。

    ※本調査の成果物のご利用はご参加・購入いただいた企業(法人・個人)の内部でのご利用のみに限らせていただきます。



    ■調査購入のご案内

    本調査は、当社自主企画による調査に複数企業に参加・購入いただく方式で実施いたしました。


    【パンに関する実態調査2020】のみ

    ・定価320,000円(税別)・MDBメンバー価格300,000円(税別)

    【パンに関する実態調査】【フレーバー・くだもの調査】【おやつ・間食の実態調査】3点セット

    ・定価780,000円(税別)・MDBメンバー価格740,000円(税別)

    【パンに関する実態調査】【おやつ・間食に関する実態調査】2点セット

    ・定価600,000円(税別)・MDBメンバー価格57,000円(税別)

    【パンに関する実態調査】【フレーバー・くだもの調査】2点セット

    ・定価540,000円(税別)・MDBメンバー価格520,000円(税別)



    【お問い合せ先】

    株式会社日本能率協会総合研究所 経営・マーケティング研究部

    〒105-0011 東京都港区芝公園3-1-22

    担当 : 土井 山口 荒木

    TEL : 03-3578-7607

    FAX : 03-3578-7614

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