報道関係者各位
    プレスリリース
    2011年10月17日 09:30
    FSGカレッジリーグ、専門学校 国際情報工科大学校

    福島県の安心・安全の確保に貢献できる人材を育成  平成24年4月「放射線工学科」開設

    専門学校 国際情報工科大学校(所在地:福島県郡山市方八町2-4-15、学校長:小林 一雄、URL: http://www.wiz.ac.jp )は、原発事故により放射線の懸念を抱えている福島県の復興と未来を見据え、平成24年4月に「放射線工学科」を新設いたします。

    校舎写真
    この度開設する「放射線工学科」では、放射線に関する正しい知識と各種放射線測定器の取り扱い方法、解析・分析に関する技術、及び放射線取扱主任者などの国家資格取得を目指します。


    【「放射線工学科」設置理念】
    この度の東日本大震災に端を発した福島第一原子力発電所事故により、福島県においては今後数十年に渡り、地域住民の身体や土壌、食物等に関して放射能の影響が懸念される状況となっています。

    福島県に暮らす住民の安心・安全を確保する為に必要なことは、まず各種測定機器による正確な放射線量、被ばく状況の把握です。また各種測定機器の導入推進は今後、福島県はもとより、近隣各県から日本全国へ広がっていくと予想されます。

    しかし現時点においての問題は、この福島県において放射線測定器の正しい取扱い、正確な放射線の種類と線量データの解析・分析ができる専門家が不足しているという点にあります。

    本校は原発被災県にある教育機関としてこの問題を真摯に受け止め、新しく「放射線工学科」を開設することで放射線に関する正しい知識と技術を身に付ける事のできる教育環境を提供し、これからの福島県の復興と未来の為に、安全と安心の為に貢献できる若い人材を育成いたします。


    【授業内容】
    ・大気、土壌、食物等の放射線測定に必要な正確なデータ解析・分析
    ・土壌・食物用放射線測定機器や各種サーベイメータ等の機器を教材とした実習
    ・土壌・食品等の検査による情報発信
    ・電気工事・危険物取扱等、関連知識の習得

    【取得資格】
    ・国家資格 放射線取扱主任者(第二種・第三種)
    ・国家資格 第二種電気工事士
    ・危険物取扱者 ほか

    【導入予定器材】
    ・環境用資料放射線測定装置
    ・空間線量計
    ・GM計数管式放射線検出器
    ・NaIシンチレーション検出器式甲状腺モニタ
    ・携帯型ガンマ線核種スペクトル線量率計
    ・ハンドフットクロスモニタ
    ・食品放射能測定システム
    ・電離箱式サーベイメータ
    ・α線実験用半導体放射線検出器
    ・β線実験用半導体放射線検出器


    【募集要項】
    募集定員:20名 男・女
    入学時期:平成24年4月
    修業年限:2年
    入学資格:次のいずれかの条件を満たす者
    (1)平成24年3月高等学校卒業見込みの者
    (2)すでに高等学校を卒業している者
    (3)高等学校卒業程度認定試験(旧大検)等、高等学校卒業と同等以上の学力が認められる者
    (4)上記以外に入学時までに満18歳に達する者で、本校の入学資格審査に合格した者
    出願区分:高校推薦入試/一般専願入試/一般併願入試/キャリアアップ特待生入試
    高校生特待生入試※
    出願期間:平成23年10月1日(土)~平成24年3月29日(木)
         ※高校生特待生入試のみ 平成23年10月1日(土)~平成23年12月15日(木)

    選考日 :平成23年10月8日(土)以降 全12回 (尚、第1回(10月8日)は終了)
         ※高校生特待生入試のみ 平成23年10月8日(土)以降 全6回

    試験会場:専門学校 国際情報工科大学校 (福島県郡山市方八町2-4-15)