報道関係者各位
    プレスリリース
    2011年9月28日 09:30
    foo.log株式会社

    東京大学発 食事写真解析技術を活用した カロリー入力支援・食事管理スマートフォンアプリ『FoodLog Cal』、  米国「Health2.0」にて発表!

    ~スマートフォンを利用して、食事写真でカロリー管理~

    【発表内容】

    図1:FoodLog Calの画面キャプチャ(食事写真画面)
    foo.log株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役社長:小川 誠)は、米国サンフランシスコで9月25日~9月27日(現地時間)に開催された「Health2.0」において、食事写真解析技術を活用したカロリー入力支援・食事管理を行うスマートフォンアプリ『FoodLog Cal』を発表いたしました。

    今回発表されたアプリは、日々の食事を写真で記録し、グラフィカルなユーザインターフェースで楽しくカロリーの記録・管理を行うこと(図1 http://www.atpress.ne.jp/releases/22862/1_1.png )が特徴となっています。
    また、東京大学大学院情報学環相澤研究室(代表:相澤 清晴 http://www.hal.t.u-tokyo.ac.jp )で研究開発が行われている食事写真解析技術(※)を応用し、食事写真から抽出した色・テクスチャなどの特徴量を元に、データベースから似ているメニューの候補を提示し(図2 http://www.atpress.ne.jp/releases/22862/2_2.PNG )、テキスト入力を行うことなく提示された選択肢から選択していくことで、カロリーの記録を行うことが可能となっています。

    (※)本サービスは、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業「CREST」における研究領域「共生社会に向けた人間調和型情報技術の構築」に採択(平成21~26年度)された、研究課題「“食”に関わるライフログ共有技術基盤」の成果展開です。

    これにより、カロリー入力時にユーザの入力負担を軽減することができ、日々のカロリー計算・管理(図3 http://www.atpress.ne.jp/releases/22862/3_3.PNG )の継続が容易に行えるようになっています。
    画像解析により提示された候補に該当するメニューが無い場合などは、ユーザは新たなメニューを登録することも可能となっており、その場合は新しいメニューがユーザ個別のデータベースに学習されていきます。
    そのため、利用すればするほどメニューの推定範囲が拡大し、同時に推定精度も向上します。
    アプリは、まずiPhone版が近日リリースされる予定となっており、Android版も開発中です。

    【カロリー計算アプリケーション『FoodLog Cal』概要】
    アプリケーション名 : 『FoodLog Cal』
    リリース時期    : 未定(本年度中)
    動作環境      : iOS(4.3以上)
    利用料金      : 未定
    詳細情報      : http://health2.foodlog.jp/
    主な機能      : ・スマートフォンで撮影された食事写真の取り込み・管理
               ・食事写真のカロリーを管理
               ・1日のカロリーを集計
               ・過去の日付のカロリーの閲覧・管理
               ・メニューデータベースの管理
    運営会社 お問合せ先: foo.log株式会社< http://www.foo-log.co.jp


    【foo.log株式会社について】
    写真で食事管理を行うことができるWebサービス「FoodLog」を運営。食事に特化した画像解析技術を元に、ヘルスケア関連分野でICTサービスを提供している。

    代表者  : 代表取締役社長 小川 誠
    資本金  : 3,000万円
    本社   : 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ701
    URL    : http://www.foo-log.co.jp/
    お問合せ先: 03-5284-9047、 info@foo-log.jp

    【「Health2.0」に関して】
    「Health2.0」会議は、ヘルスケア関連システムにおける先端技術の発表などが行われる国際的な会議で、2007年から開始されています。また、消費者が彼らの健康管理やその提供者を探すためのオンラインのコミュニティリソースとしても活用されています。ヘルスケア分野における情報化が進んだ現在において「Health2.0」がカバーする技術分野は、ヘルスケアに関連する全てのクラウド・Web・モバイル、そして現在発展途上のイノベーションなど多岐に渡ります。