プレスリリース
片手0.42秒で開く特許構造のミニ財布”小さな建築”「トライラ」がグッドデザイン賞を受賞
決済を、美しい最適動作にいざなう「行動のデザイン」が高評価
RAHKアソシエイツ一級建築士事務所(代表:北里良一郎、東京都江東区)のミニ財布「トライラ(Tri-La)」が、2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
手のひらサイズ(幅89mm×長さ94mm×厚さ7mm、約26.5g)でありながら、建築設計の「視線誘導・動線計画」や人間工学を応用。片手0.42秒で出し入れをスタンバイし、紙幣・カードの状態と全硬貨が一目で視認でき迷うことなく直接アクセスできる、外形とともに決済動作も最適化された極薄財布です。

■ グッドデザイン審査委員の評価コメント(原文)
キャッシュレス化の陰でミニ財布が抱えていた「動作の窮屈さ」に対し、本製品は建築的思考と人間工学に基づき、人の振る舞いそのものをデザインした点が評価された。「手をどう動かせば楽か」という仕組みが体にフィットし、意識せずとも片手で開けてコインを滑らかに流し込める設計は、道具が主張せず人の所作を美しく引き立てるという、新たな視点を与えてくれた。この考え方は、道具をただ持つだけでなく「使う時間そのものを心地よくする」という魅力につながっている。今後はこうした緻密な工夫が、さまざまな素材や日常の道具へ広がり、私たちの暮らしや振る舞いをより美しく心地よいものにしていくことを期待したい。
■ 開発背景:キャッシュレス時代に「現金払いのひとときを楽しむ」財布
キャッシュレス化が進むとは言え、現金払いをゼロにできない現代において、人が道具(財布)に合わせるのではなく、道具が人をいざなう設計を追求しました。”小さな建築”として取り組むことにより、使い手を人間工学的に解析した「つまんで真横に置く」という支払いの最適動作(※)へ自然に誘導。動作の無駄を極限まで削ぎ落とす(Less)ことで、決済時に心理的・時間的「余白」を生み出し、現金の手渡しならではのささやかな情緒や温度感を楽しむゆとり(More)を提供します。
※【“最適動作”とは】支払いを動作単位に分解したとき、「視認・識別・特定・挟持(つまむ)・移動」で構成して、持ち替えや補助的な開閉・位置調整などの動作を不要にした「動作の下限」の状態です。

■ 製品の特長(特許第7535222号)
【審査用提出動画・2次審査用動画(公開用に編集)】
① あっけないほどの速さ:0.42秒でスタンバイ、決済の流れも短く
財布の下部を数ミリたわませるだけで、片手で0.42秒で出し入れスタンバイ状態に。紙幣・硬貨・カードにダイレクトにアクセスできます。
指が離れると財布が自然に閉じる特許構造で、オープンポケットで懸念される硬貨の散乱も抑えます。

②収納量に合わせて、厚さがアジャストする構造
未収納7mmから、一般的な収納量13mm(紙幣8枚、硬貨10枚、カード8枚)・通常の最大収納18mm(紙幣15枚・硬貨15枚・カード10枚)・極限収納25mm(紙幣25枚・硬貨22枚・カード12枚)まで、収納量に応じた無駄のない最小厚さとなり、一部が膨らむなどのデザインバランスの崩れがありません。
③迷わず持ち替え不要のオープンレイアウト
蓋やファスナーのないオープンポケットを、上下の外皮材で挟む3層構造にしました。一度開ければ何がどこにあるか一目瞭然で、同じ方向から直接取り出せ、紙幣は曲線状の開口から折らずに出し入れできます。

④「1mm」の視界設計と、おつりの流し入れ
薄型コインポケットの深さを「1円玉の直径より1mm浅く」設計。開いた瞬間にすべてのコインの先端が見え、目当ての硬貨を直接つまめます。奥壁にあるコイン受けでおつりをザラリと流し込めます。紙幣ポケットに決済用カードを縦入れすれば、タッチ決済が可能になります。

⑤建築設計と浅草の職人技(アトリエ・ヒロ)の融合
強靭で柔軟な山羊革(ゴートレザー)を、浅草の革工房「アトリエ・ヒロ」の熟練した技術で、縫製と革の厚みをコンマ数ミリ単位で調整。構造と素材を高度にマッチングさせ、多様な機能を端正なフォルムで実現しました。
■ 製品概要
• 製品名: トライラ(Tri-La)
• サイズ: 幅89mm × 長さ94mm × 厚さ7mm
• 重 量: 約26.5g
• 材 質: 山羊革(ゴートレザー)
• カラー: トーンブラック、シンクネイビー、テンダーブラウン
• 特許等: 特許第7535222号
• 価 格: 24,200円(税込)
■特別販売:GOOD DESIGN STORE TOKYO by NOHARA
・丸の内店(KITTE 丸の内3階):2026 年 10 月 15 日(木)2026 年 12 月 1 日(火)
催事名 デザインのいまを手に入れよう ~2026 年最新グッドデザイン賞受賞特集
・Pop upショップ(東京ミッドタウン・ガレリアB1F):2026年10 月 31 日(土)~11 月 4 日(水)
「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」グッドデザイン賞受賞展にて販売
■グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/gallery/winners/37678
2026年10月31日(土)〜11月4日(水)に開催される「2026年度グッドデザイン賞」の全受賞対象を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」にて展示します。会期中は上記のPop upショップにて購入いただけます。
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。
https://www.g-mark.org/
■このプレスリリースに関するお問い合わせ先
RAHKアソシエイツ一級建築士事務所
• 代表者: 北里良一郎
• 所在地: 東京都江東区大島7-22-15
• TEL: 03-3636-0896
080-6524-1957(担当直通)
• Mail: info@muse-rahk.com
• 公式サイト: https://www.muse-rahk.com/