被災地 岩手県大船渡市 「南部どり」のアマタケ、化粧品事業に新規参入！ 「trico-iste(トリコイスト)」ブランド商品の販売を7月15日(金)より開始

【東日本大震災での甚大なる被害】
　岩手県大船渡市を製造拠点とし、銘柄鶏「南部どり」のふ化・育成・生産・運送・販売まですべて自社で一貫して行っているアマタケは、3月11日(金)の東日本大震災および巨大津波により甚大なる被害を受けました。弊社が抱える3工場のうち2工場(大船渡市、陸前高田市)が製造機能を失い、震災から約4ヵ月もの間、生産が出来ない日々が続きました。

　7月1日(金)には生産ラインをなんとか整え、「復興式」を実施し大船渡工場を再稼働させたものの、「南部どり」の年間生産量は震災前の約6割で、規模縮小を余儀なくされています。

【化粧品事業への挑戦】
　そのような状況の中、アマタケはこれからも岩手県大船渡市に引き続き拠点を置き、地元の復興の為に事業展開を行ってまいります。そこで売上拡大・雇用維持の為にも、アマタケ独自の「南部どりコラーゲン」を応用し、7月15日(金)に化粧品事業を本格的にスタートさせます。昨年試験的に「南部どり100％でつくったコラーゲン」や「南部どりモイスチャージェル」を小ロットながら製造・販売したところ、多くのお問合せが寄せられていたため、この度新たにブランドを確立し、本格的に化粧品事業へ参入するに至りました。

　「コラーゲン」は女性にとって大変関心の高い美肌成分の一つです。しかし、○○産○○由来と明記してある「コラーゲン」はそう多くはありません。抗生物質・合成抗菌剤を一切使用せず、安心・安全にこだわって育てた「南部どり」の「コラーゲン」(南部どりコラーゲン)は生成過程も明らかで、さらに履歴までわかり、利用者に「原料へのトレーサビリティー」をお約束できることが最大の特徴です。

　「おいしいとキレイは同じこと。」が私達の化粧品に対するスローガンです。震災後に生産し始めた「南部どり」の可能性を最大限に引き出すことが、私達の使命だと考えております。

【ブランド名の由来、化粧品の販売について】
　来たる7月15日(金)、弊社は「trico-iste(トリコイスト)」というブランドを立ち上げ、化粧品3品(モイスチャークレンジング、モイスチャーウォッシュ、モイスチャージェル)とトライアルキット(ミニサイズの3点セット)を、専用通販サイト(URL： http://www.trico-iste.jp/ )にて発売を開始致します(注文は、はがきやFAXでも可能)。

　「trico-iste」とは、≪もっとキレイになりたいと思っている女性に鶏が秘めた「美」の成分によってキレイになって頂くため、私たちが鶏のプロフェッショナルとして応援をしていく≫という思いを表したブランドネームです。

【化粧品のラインナップ】
■モイスチャークレンジング　　内容量100g　 売価2,500円(税込2,625円)
■モイスチャーウォッシュ　　　内容量120g　 売価2,500円(税込2,625円)
■モイスチャージェル　　　　　内容量 80g　 売価4,800円(税込5,040円)

■トライアルキット(3点セット) 約1週間分　　売価1,200円(税込1,260円)
※ご購入が初めてのお客様にはトライアルキットをお薦めします。

【今後の展開】
　「trico-iste」の始まりは化粧品となりましたが、将来的には7月より出荷が再開された「南部どり」から順次コラーゲンを抽出し、健康食品等にも使用できる様、今後コラーゲンの研究を進めていく予定です。

【株式会社アマタケについて】
＜沿革＞
1964年2月　 甘竹飼料店　創業
1970年1月　 株式会社甘竹ブロイラー　設立
1986年4月　 南部どりを販売開始
1988年10月　株式会社アマタケに社名変更
1989年11月　ケンタッキーフライドチキン認定工場となる
1999年6月　 すべての鶏を抗生物質・合成抗菌剤を一切使わずに育てることに成功
2008年1月　 株式会社モスフードサービスと自社ブランド鶏を使用した
　　　　　　商品開発についての取り組みを開始
2010年4月　 南部どりブランド一新による精肉売場革新を開始

＜会社概要＞
社名　　　　： 株式会社アマタケ
本社所在地　： 〒022-0003　岩手県大船渡市盛町字二本枠5
東京本社住所： 〒105-0014　東京都港区芝2-29-8　井原ビル4F・5F
URL　　　　 ： http://www.amatake.co.jp/
創業　　　　： 1964年2月
資本金　　　： 2億2,338万円
売上高　　　： 年商135億6,000万円(2008年3月期)
従業員数　　： 713名(2010年4月1日)