プレスリリース
「もうしゃがまない」アウトドアの新常識 - 後遺症を持つ経営者が開発した力いらずのペグ抜き専用ツール新発売
お気に入りのペグハンマー+抜き専用「メフリレPOM」
有限会社冨永総業(所在地:愛媛県大洲市徳森1905-7、代表:冨永敬二)は、身体的な制約を持つ方や高齢者、女性でも簡単にテントペグを抜くことができる専用ツール「メフリレPOM」を販売開始することをお知らせします。自らの身体的ハンディキャップから生まれた本製品は、アウトドア体験のバリアフリー化を促進する新発想のギアとして注目されています。
makuakeにてクラウドファンディング中!
開発の背景にある個人的な体験と社会的意義
代表の冨永敬二氏は、過去のバイク事故により頚椎を損傷し、手足に後遺症が残る身体となりました。鈴鹿8耐観戦の際、設営したタープの撤収時に硬い地面に打ち込んだペグがまったく抜けず、自力での撤収を断念せざるを得なかった経験が、今回の製品開発の原点となっています。
「立ったりしゃがんだりする動作や力のいる作業が難しく、キャンプなどのアウトドア活動での片付けは特に大きな負担でした。しかし、この悔しさは私だけのものではないはず。高齢者や女性、身体に不自由を抱える方々も同じように感じているのではないか」と冨永氏は語ります。
日本のアウトドア市場は、コロナ禍を経て2022年には5,800億円規模に拡大し、特に中高年層やファミリー層の参入が顕著になっています。一方で、日本の高齢化率は30%を超え、何らかの身体的制約を持つ人々の割合も増加しており、アウトドアギアのインクルーシブデザインの必要性が高まっています。
「メフリレPOM」の革新的特長
今回販売開始する「メフリレPOM」は、同社が以前発売した「打って、抜ける」ハンマー一体型ツールの第2弾として、より使いやすさを追求した抜き専用ツールです。画像からは、黒色の携帯性に優れたスマートなデザインが確認できます。お洒落なゴールドメダルが取り付けられており、使いやすさとデザイン性を両立しています。
製品画像では、黒い無骨なメフリレPOMと、ペグハンマー、収納ケースに整然と収められた複数のペグが写っています。機能性と携帯性を両立したデザインとなっています。
主な特長は以下の通りです:
- 立ったまま操作可能:しゃがむ必要がなく、膝や腰に負担をかけずにペグを抜くことができます。
- スライド機構による効率的な力の伝達:物理的原理を応用し、少ない力でもしっかりとペグを引き抜くことが可能です。
- 軽量かつ携帯性に優れた設計:スリムなデザインは、持ち運びやすさを重視しています。
- 既存ツールとの互換性:他のキャンプ道具と組み合わせて使用できる汎用性の高さも特徴です。
- アウトドア環境に適した耐久性:過酷な使用条件にも耐えられる素材選定と構造設計がなされています。
アウトドア体験のバリアフリー化を目指して
日本福祉大学の調査によれば、身体的制約を持つ人の約65%が「アウトドア活動に参加したいが、道具の使いづらさが障壁になっている」と回答しています。「ペグプーラー」は単なる便利グッズではなく、アウトドア活動へのアクセシビリティを高め、より多くの人々に自然との触れ合いを可能にするという社会的使命を帯びています。
「"もうしゃがまない""力はいらない"という新しいペグ抜きの体験を、より多くの方に届けたい」と冨永氏は意気込みを語ります。本製品は、アウトドア愛好家から注目を集めており、現在クラウドファンディングサイト「Makuake」にて先行予約を受け付けています。
製品概要
- 製品名:メフリレPOM
- 素材:鉄 パーカーライジング処理
- 重量:約770g
- 特徴:立ったまま操作可能、スライド機構による効率的な力の伝達、軽量設計
会社概要
- 会社名:有限会社冨永総業
- 所在地:愛媛県大洲市徳森1905-7
- 代表者:冨永敬二
- 事業内容:アウトドア用品の開発・販売
- 企業理念:「既成概念にとらわれず、自由な発想と技術の探求により、
お客様の期待を上回る価値のある商品やサービスを創り出し、
社会に貢献する。」