不動産賃貸仲介大手のハウスコム、大学生ビジコン予選会が遂にス...

不動産賃貸仲介大手のハウスコム、大学生ビジコン予選会が遂にスタート!そして決勝戦へ!若者と大人のセレンディピティこそが、イノベーションの源。

不動産賃貸仲介大手のハウスコム株式会社(所在地:東京都港区 代表取締役社長執行役員:田村 穂 東京証券取引所 市場第一部 コード番号:3275)は 、令和元年11月27日に同社品川オフィスにて、「大学生ビジネスコンテスト 住まいサービス業 × 地域 新規事業の創出」の予選会を開催した。
今回の大学生ビジネスコンテストは、令和元年10月23日にハウスコム関係者、大学教授、そして、様々な分野で活躍した事業者と学生が集まって、キックオフ会が行われ、学生は一ヶ月の準備期間を経て、当日の予選会を迎えた。
独自の視点で真っ向勝負を挑む学生と、成功も失敗も山ほど経験し、ビジネスのリアリティを理解した審査員の間では白熱した討論が行われ、会場は大きな盛り上がりを見せた。 今回は「ビジネスコンテスト」であるため、学生のアイディアがどう「ビジネス」として成立し、利益を生み出すのかが最大の論点となる。
大人たちが、会議室でどう頭をひねらせても出てこない画期的な学生のアイディアに驚かされる一方で、「その収益モデルは少し甘すぎないか?」、「それは一体どれくらいの雇用を生むのか?」などといったビジネスサイドの厳しい指摘にも何とか食らいついていく学生たち。
どれだけ理想を掲げても、収益化ができず、事業を継続できなかった起業家は数多く存在し、逆にビジネスサイドを意識しすぎれば、消費者は敬遠し、企業はイノベーションのジレンマに陥ってしまう。
よく、ビジネスは「何をやるか」ではなく、「誰とやるか」だと言われるが、実際、ビジネスモデルに正解も不正解もない。最終的に一番重要なのは、アイディアを考えた本人たちがどれだけ真剣で、どれだけ時間がかかったとしても、その事業をやり切るだけの信念があるかということだ。
それを痛いほど理解している審査員たち。これまで中途半端に行って、失敗した事業を数えきれないほど見てきたことだろう。
審査員たちの厳しい質問の一言、一言が学生たちの信念を試しているようにも見えた。
ここで5チームのビジネスプランを紹介していきたい。
チーム「SIVIO」
チーム「SIVIO」は都会の生活や職場の企業文化に自身をフィットさせることができない若者に対して、働くことの原点である一次産業を通じ、自分らしさを取り戻すことを目的としたサービス「ここアナ(ここがあなたのアナザースカイ)」を提案した。
このサービスは、現在ハウスコムが行っている「人」と「住まい」を繋げるという事業モデルに「人」と「職」を繋げるという事業を掛け合わせ、様々な社会問題を解決しようとするもの。 地方には人が少なく、不動産が埋まらない、活気がないという言うのであれば、ハウスコム自身が人を地方に動かすためのプラットフォームを作ってしまえばいいのではないかというのがチーム「SIVIO」の提案だ。
もともと、日本人の大半は農家の出身であり、日本人の身体には農業のDNAが組み込まれている。
都会で普段自然に触れることが圧倒的に少ない若者たちが、地方の第一次産業で長期のインターンすることで、彼らが都会で感じている生きづらさの問題を解決する大きなヒントになっていくのかもしれない。 近年では、第一次産業に様々なテクノロジーが導入され始めており、地方での若者の必要性はどんどん増えていくことだろう。
審査員からは、「なぜ一次産業にこだわるのかを、もっと具体的に説明すると説得力が増す」、「果たして、都会から逃げ出した若者が地方で活躍できるのか?」という質問が上がった。
チーム「ジンジャエール」
次にチーム「ジンジャエール」が提案したのは、少し前は当たり前に存在していた地域での助け合いの精神を最新のテクノロジーを使って現代版にアップデートし、地域の人たちの助け合いを見える化するCtoCサービス「コマッタラ」
既に多くのスキルシェアサービスがある中で、「コマッタラ」は回覧板が回るほどの小さい地域の中にサービス提供の範囲を限定している。
ただ近くに住んでるという関係の中でも、もっと、助け合いの精神を促進できるのではないかという提案は、チームメンバーの一人、佐藤くんの実体験から来ているもの。
高円寺の商店街で生まれた彼は、日々、地域社会の温かみを感じながら育ってきた。
オンラインショップやモールが台頭し、商店街のお店はどんどん衰退しているが、近所で困っている人がいたら助けてあげたいという精神だけは決して消えていないのだと言う。
「パソコンの使い方で分からないことがある」、「長期間、家を留守にするから定期的に様子を見てほしい」など、助け合うことがキッカケとなって、コミュニケーションが生まれれば、また別の形で街に活気が戻ってくるのだろう。 「コマッタラ」の信頼性は、ユーザーのフィードバックによって担保されるが、審査員の方からは、「もっとAIなどの力を活用して、信頼の精度を上げることはできないか?」、「サービスを使う人を限定した方が、広がっていきやすい」などという質問やアドバイスが出た。
チーム「エステート・トリガー」
次にチーム「エステート・トリガー」が提案したのが、家賃、光熱費だけではなく、食費、旅費、家具、そして、生活用品など、日々の生活に関わるあらゆるものを月額制のサブリクリプション型にするサービス「デイリブ」
近年、場所にとらわれずパソコン1台あればどこでも働ける人が増えているなか、「デイリブ」は月額費用さえ払えば、その人の気分に合わせて、定期的に住む場所を自由に変えられる。
また、サービスを提供する側にとっても、毎月定額で注文が来ることで、食品のロスや商品の売れ残りが少なくなるといったことも大きなメリットとなるだろう。
最近では、ANAホールディングスが航空路線と旅行先の施設での滞在を定額で利用できるサービスの実証実験をスタートさせるというニュースが流れたが、こういったサービスも「デイリブ」と相性の良いものになっていくかもしれない。 審査員から「アイディアは良いと思うが、毎月住む場所を変えたいという人はどれくらいいるかな?」、「私の周りでは複数の拠点を持って生活している人は2人しかいない」という現実的な指摘もあった。
チーム「メンサ」
チーム「メンサ」が提案したビジネスプランは、人口の内上位2%のIQ(知能指数)を持つ人たちが、幼稚園、小中学校が密集する地域で英才教育塾を開くというものだ。
現在、AIの存在感がどんどん台頭してくるなかで、人間にしかできない仕事を作り出していくためには、小さい時の環境が想像以上に重要になってくる。
チーム「メンサ」は都内の航空写真を見ていた時に、駐車場が多く、都内の一等地でも、その場所があまり有効的に活用されていないのではないかというところに気づいた。
一等地に住む富裕層は、子供の教育に多くのお金を投資する傾向があることから、駐車場を有効活用して英才教育塾を開けば、駐車場として活用する以上の利益を生み出せると、チーム「メンサ」は主張する。
既にアメリカでは、年収は学歴ではなくIQによって決まる傾向もあるのだと言い、一度身につければ、一生有効活用できる教育こそが、一番費用対効果が高いものなのかもしれない。
審査員から「別に駐車場ではなくても、普通の空き部屋を使えばいいのではないか?」、「競合となる教育サービスが多いなかで、メンサをどう差別化していくのか?」などという質問が上がった。
チーム「ホシカナ」
そして、最後に「家ではなく、街に住む」をコンセプトに街の情報のスコアリング・メディアを提供したのは、チーム「ホシカナ」だ。
このアイディアが生まれた背景には、メンバーの一人である横田くんが転勤が多い家庭に生まれ、子供の頃に何度も引越をしたことが大きく影響しているのだと言う。
横田くんの親は、毎回引っ越して賃貸を借りる際には、大手の不動産屋ではなく、街の小さな不動産屋に行くことにこだわっていた。
その理由は、小さな不動産屋の方が親切で、街の詳しい情報を持っているという単純なものだった。
チーム「ホシカナ」は、こういった街の小さな不動産屋が持っているような密度の高い情報をテクノロジーの力を使って可視化し、口コミ型のスコアリングメディアを作れないかと考えた。
このスコアリングメディアでは、駅からどれくらい離れているかというだけではなく、「その場所は出前が何分で届く場所なのか」、「近くに子供を通わせる塾はあるのか」などの細かい情報を集めて、スコアリングする。
その街の雰囲気を知るためには、実際にその街を訪れてみることが一番だが、自分でその場所に足を運ぶのは時間がかかってしまうため、小さな情報を点として、点と点を結び、密度の高い一本の線にしていくことで情報が真の価値を生み出していく。
このメディアは、物件を探す時以外に見ても楽しいメディアにするため、ビジュアルは美しいものにし、スコアリングのグラフもシンプルで見やすいものにしていくのだと言う。
穴だらけの事業計画にこそ、可能性がある。
5チームとも、視点が独特で若者らしいユニークなビジネスプランであった。
もちろん、事業を一通り経験した者からすれば、彼らのビジネスプランは、市場調査、実行期間、金銭感覚、収益などすべての点において、穴だらけであることは間違いないだろう。
だが、考えてみてほしい。グラハム・ベルが電話を発明した時、果たして彼は市場調査をしただろうか?
本田宗一郎は様々なものを発明したが、ビジネスにおいては全くの素人で、何度も会社を潰しかけていた。
本田宗一郎を発明に集中させるために、会社の経営を安定させ、本田を世界的な企業にしていったのは、副社長であった藤沢武夫である。
今回のビジコンであれば、アイディアを出す学生は本田宗一郎、そのアイディアを事業化する手助けをするハウスコムと審査員は藤沢武夫だと言えるのかもしれない。
ハウスコムという上場企業が事業を運営していく以上、どこかで必ず収益化をしていく必要がある。
しかし、経験豊富なビジネスパーソンは収益化にこだわりすぎるあまり、誰かの役に立つかどうかという観点よりも、どれだけ儲かるかという観点から物事をスタートさせていないだろうか?
ハウスコム代表取締役社長執行役員である田村は、第一回目のビジネスコンテストの時から、「皆さんが今持っている最大の強みは、ビジネス経験が全くない『素人』だと言うことです。」と学生に繰り返し伝えてきた。
今回の予選を通過した3チームがさらにアイディアを強化して、令和元年12月15日(日)14:00から新宿ミライナタワーで行われる決勝大会に進む。
■ビジコン決勝大会 開催日時
令和元年12月15日(日)14:00~17:00
東京都新宿区新宿四丁目1番6号
新宿ミライナタワー12階
https://fudosan.mynavi.jp/mynaviroom/miraina.html
異業種、学生、大学教授など、社外の様々な人たちとコラボレーションし、新しいものをどんどん取り入れながらスピード感を持って進めていくハウスコムのオープン・イノベーション戦略は、今後多くの企業で主流になっていくだろう。
不動産業界の異端児、ハウスコムの動きに今後も注目していきたい。
【リリース発信元】
ハウスコム株式会社 サービス・イノベーション室 相原
TEL:03-6717-6939 FAX:03-6717-6901
URL:http://www.housecom.co.jp/
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