プレスリリース
『80歳の壁』著者・和田秀樹氏が語る、「長生きのために今を我慢しない」生き方とは
「どうせ死ぬんだから、今を楽しめ」──精神科医として35年以上、高齢者医療を見つめてきた人生哲学

『私の哲学』第127回に、精神科医・和田秀樹氏が登場
著書累計1000万部超、『80歳の壁』など数多くのベストセラーを送り出してきた精神科医・和田秀樹氏が、リーダーズインタビュー『私の哲学』第127回に登場しました。
高齢者専門の精神科医として35年以上、老いと死、高齢者医療の現場に向き合ってきた和田氏。900冊を超える著書を刊行し、現在も医療、教育、評論など幅広い分野で活動しています。
今回語られたのは、「いつまでも今の自分でいられるわけではない」「人間いつ死ぬかわからない。だから、今を楽しめ」という現実から生まれた人生哲学です。
老後のためだけに今を我慢するのではなく、元気に動ける今、やりたいことをやる。そして、自分の人生を他人任せにしない。自分の人生や医療について「情弱(情報弱者)」にならず、自ら情報を持ち、判断することの重要性を語りました。
「楽しみを待っていられない」──老いを見つめて見出した人生観
著者プロフィール|和田秀樹(わだ・ひでき)
精神科医。1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒業後、同大学附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローなどを歴任。高齢者専門の精神科医として35年以上にわたり老人医療・老年精神医学に携わる。著書累計1000万部超。『80歳の壁』『70歳が老化の分かれ道』『60歳からはやりたい放題』など、900冊を超える著書を刊行している。
現在は「和田秀樹こころと体のクリニック」院長を務める傍ら、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、立命館大学生命科学部特任教授、綠鐵受験指導ゼミナール代表、幸齢党党首。中高一貫校の東京大学受験指導塾「鉄緑会」の創業など、多方面で活動。
高齢者専門の病院で多くの患者と向き合ってきた和田氏。かつて社会的な地位を築いた人でも、年齢を重ねれば寝たきりや認知症になることがあります。その姿を見続けるなかで、「いつまでも美味しいものを食べられるわけではない」「いつまでも元気に旅行できるわけではない」と実感したといいます。
「確実に長生きできる方法」はない──医療の現場から見えてきたこと
長年の医療経験から和田氏が実感しているのは、健康に気をつけていても病気になる人がいる一方、そうでなくても長生きする人がいるという事実です。
医療は病気のリスクを下げることはできても、人生や寿命を保証するものではありません。だからこそ、数値や情報に振り回されるだけではなく、自分にとって何が必要なのかを考え、選択することが重要だと語ります。
インタビューでは、がん検診や治療、年齢を重ねてからの病気との向き合い方についても、長年の経験に基づく独自の考えを明かしています。

「情弱にはなるな」──自分の人生を他人任せにしない
和田氏が強く訴えるのが、「情報を持つこと」の重要性です。
医療や介護について選択肢を知らないまま、病院の知名度や医師の肩書きだけで判断する「情報弱者」になってはいけない。誰かにすべてを委ねるのではなく、自ら情報を集め、自分に必要なものを考えるべきだといいます。
「生き延びる」とは、自分の人生を自分で選び続けることでもあります。
現在も執筆や発信を続ける和田氏は、将来、優れた医師を集め、その技術を次世代へ受け継ぐ病院をつくる構想を描いています。その哲学の中心にある言葉が、「生き延びること」です。
名医を集め、次世代へつなぐ――10年来の構想が動き出す
医療は、ただ病気を治すだけでなく、「いかに元気に生き続けるか」を支える時代へと変わっていく。そのためには、患者自身が情報を持ち、本当に信頼できる医療を選ぶことも重要になる。和田氏は以前から、腕のいい医師を集め、最高峰の医療と次世代への技術継承を両立させる新たな医療の仕組みを構想してきたという。「いつか、人から感謝され、名前を残せる事業を実現したい」。その長年の構想が今、新たな形で動き出そうとしている。


『私の哲学』は、肩書きや成功談を語るインタビューではありません。 その人が何を信じ、どんな決断をし、どのように行動してきたのか──人生の分岐点における「哲学」を、本人の言葉で記録するインタビュー・対談シリーズです。
インタビュアー・編集長は、株式会社ILI 代表取締役社長・杉山大輔が務め、2007年の開始以来、経営者、職人、アーティスト、研究者、教育者など、分野を超えた「自ら決断し、行動してきた人々」が登場。AIが情報を均質化し、効率と最適化が加速する時代だからこそ、人間の経験値や思想、そして行動の背景にある哲学を残すことを目的としています。
スポンサードを一切受けず、出演者への報酬も支払っていない。インタビューの空気感を大切にした英訳を行い、日英をはじめ仏語・中国語など多言語ですべて無料公開されおり、2022年には100回を迎えました。
|プロフィール:『私の哲学』編集長 杉山大輔
株式会社ILI 代表取締役社長/グローバル・ビジネス・プロデューサー。
1979年東京都生まれ、ニューヨーク育ち。慶應義塾大学総合政策学部卒業、同大学院経営管理研究科修了(MBA)。
2007年、コミュニケーション課題の解決を目的に株式会社ILIを設立。国内企業の海外展開、海外企業の日本展開を支援し、異文化間の円滑なビジネス構築をサポートしています。同年開始のインタビューシリーズ『私の哲学』編集長として、20年にわたり各界のリーダーを取材。2014年にはクオンタムリープ創業者・出井伸之氏に抜擢され、執行役社長として大企業とベンチャーをつなぐビジネスプロデュースを手がけました。
『行動する勇気』(フォレスト出版)、『運を動かせ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『DDDD[ドゥドゥドゥドゥ]──「行動」だけが奇跡を起こす』(自由国民社)、『【世界標準】AO式子育て』(クローバー出版)、『逆境をはね返す力』(ILI出版)、『私の哲学 総集編 Vol.1-100』(ILI出版)など。4児の父。企業やプロジェクトの潜在価値を引き出し、共に成長と成果を創出することを使命としています。
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