報道関係者各位
    プレスリリース
    2019年10月28日 10:00
    星野リゾート

    星野リゾート 青森屋 雪中で舞い、豊作を祈る郷土芸能「えんぶり」公演 公演日:2020年1月19日、26日、2月2日、9日

    青森の文化を満喫できる宿「星野リゾート 青森屋」にて、2020年1月19日、26日、2月2日、9日に、青森県八戸地域の郷土芸能「えんぶり」を公演します。えんぶりは、その年の豊作を祈願して行われるもので、約800年間、地域の人々によって受け継がれてきました。実際に各地区で継承しているえんぶり組の方々に協力してもらい、青森屋の敷地内で公演します。

    えんぶりとは

    えんぶりの名前は、田をならす農具「えぶり(*1)」や「いぶり(ゆすぶり)」に由来すると言われます。冬の間眠っている田の神をゆさぶり起こし、春を呼び、その年の豊作を祈願する意味が込められた郷土芸能です。各地区のえんぶり組で師匠から弟子へと受け継がれ、小中学校でも継承活動が行われています。えんぶりは、八戸地域の人々にとって冬に欠かせない行事であり、幼少期から関わっている地域の誇りともいえます。

    *1 土の表面を平らにするための農具。長い柄の先に横板がついたくわのような形をしている。

    郷土芸能を実際に鑑賞してほしい

    青森屋は「のれそれ青森~ひとものがたり~」をコンセプトにしており、お客様に青森の祭りや食、伝統工芸などを体験してもらうことを大切にしています。青森県といえば青森ねぶた祭が代表的な行事ですが、青森の各地域では、郷土芸能や風習が昔から形を変えることなく、今も残っています。祭りをはじめとする夏の行事だけではなく、冬に行われる行事もあることを伝えるため、地域の方々と協力し、公演決定に至りました。

    苗の種まきや田植えの動作を表現する独特の舞い

    えんぶりを舞うことを「摺る(する)」と言います。舞手が、地面に付くくらいに低くかがみ、頭を左右に大きく振る動きをするのが特徴です。これは、えぶりと呼ばれる農具を使い、田んぼの土を平らにならすことを摺ると言うことから、農具を持って舞うえんぶりのことも「摺る」と言うようになりました(*2)。また、田を耕すために農耕馬を用いていたことから、馬の頭をかたどった烏帽子(えぼし)という帽子を舞い手が被っています。

    *2 「八戸市観光情報サイト」より引用。https://hachinohe-kanko.com/10stories/hachinohe-enburi/enburi-info 

    郷土芸能「えんぶり」公演 概要

    ■公演日:2020年1月19日、1月26日、2月2日、2月9日

    ■場   所:青森屋 公園内「ねぶた雪灯り」(バス送迎あり) 

    ■時   間:1回目16:30~/2回目18:00~

    ■所要時間:1回約30分 

    ■料   金:無料 

    ■対   象:宿泊者限定 

    ■予   約:不要

    ■動画URL:https://youtu.be/Aumv4F9hPiU

    ■備   考:天候により、内容が変更になる場合があります。

    <参考情報>

    えんぶり行事の日程

    毎年2月17日から20日まで、曜日に関係なく行われます。17日早朝の「奉納摺り」から始まり、30数組のえんぶり組による圧巻の「一斉摺り」、夜に行われる「かがり火えんぶり」、お屋敷の庭で行われる「お庭えんぶり」など、期間中は八戸市街のさまざまな場所でえんぶりを鑑賞できます。

    えんぶり組の構成

    えんぶり組は、親方・太夫(たゆう)・舞子・お囃子などの総勢20~30人で構成されています。太夫はえんぶりの主役の舞手のことで、先頭に立つ太夫を藤九郎(とうくろう)と呼びます。

    祝福芸

    えんぶり摺りの合間に行われる演目をまとめて祝福芸と呼びます。主に子どもが舞い、観客たちを楽しませます。

    (参考:八戸市観光情報サイト「八戸えんぶり」https://hachinohe-kanko.com/10stories/hachinohe-enburi


    星野リゾート 青森屋

    「のれそれ(*青森の方言で目一杯の意味)青森~ひとものがたり~」をコンセプトに、青森の祭りや方言などの文化を満喫できる温泉宿。約22万坪の敷地内には、池や古民家の点在する公園もあり、食事や多彩なアクティビティを楽しむことができる。

    所在地   :青森県三沢市字古間木山56

    電話    :0570-073-022(星野リゾート予約センター)

    客室数   :236室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00

    料金    :1泊 17,000円~(2名1室利用時1名あたり、税別、夕朝食付)

    アクセス  :青い森鉄道三沢駅より徒歩10分(無料送迎バスあり)

                         三沢空港・JR八戸駅より無料送迎バスあり(要予約)

    URL    :https://noresoreaomoriya.jp/