報道関係者各位
    プレスリリース
    2011年2月15日 14:30
    佐々木化学薬品株式会社

    相対湿度を0%付近まで降下させる包装用フィルム状乾燥材を開発 ~ 乾燥剤と包装材が一体化したプラスチック状乾燥材 「ドライキープ」に新シリーズ ~

    - 精密機器・機械部品・食品・医薬品・診断薬の包装材料など幅広い用途に -

    佐々木化学薬品株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:佐々木 智一)は、相対湿度を0%付近まで降下させる包装用フィルム状乾燥材「ドライキープ新シリーズ【SPESタイプ】」を開発しました。密封空間内の湿度をコントロールできるプラスチック状乾燥材「ドライキープ」の“お客様の声に応えた開発品第2弾”です。本製品は2月15日よりサンプル出荷を開始し、今夏の販売開始を予定しています。

    包装用フィルム状乾燥材
    初年度は、約5千万円の売り上げを目標としています。
    http://www.sasaki-c.co.jp/drykeep_2.html?press


    ■「ドライキープ新シリーズ【SPESタイプ】」について
    本製品は吸湿機能を付与したフィルム状乾燥材のため、包装材として使用した場合、包装材そのものが乾燥剤として機能します。現在市販されている乾燥剤の多くは、副資材として製品に同時梱包されますが、本製品を使用することで乾燥剤の製品への投入・検品の工程及びスペースの確保を省略することができる上、誤飲の心配もありません。
    従来の「ドライキープシリーズ」は、密封空間内を湿度15~30%に維持できる低湿度維持型乾燥材として、医薬品の包装材や精密機器の曇り止め等に使用されています。しかし、「密封空間内の湿度を0%付近まで降下させるタイプはないのか」という声も多く寄せられ、そんなお客様のご要望にお応えすべく、この度、湿度を0%付近まで降下させる【SPESタイプ】を開発しました。

    ドライキープシリーズとしては、【SPESタイプ】の開発により、湿度0~30%の範囲を維持管理できることとなります。食品・医薬品及び診断薬の包装材料や、精密機器・機械部品の防湿梱包材料など、幅広い用途にご使用いただけます。


    <特長>
    1.相対湿度を0%付近まで降下可能
    密封空間内の湿度を化学的にコントロールし、相対湿度を0%付近まで抑え込むことができます。それにより、空間内の防湿性が向上し、使用対象製品の長寿命化及び品質保持に貢献します。

    2.フィルム状やシート状など自由な成形が可能
    本製品は吸湿剤を練り込んだ樹脂ペレットから作られるため、お客様のご要望に沿った形状でご提供することができます。形状例としては、フィルム状を中心に、シート状・プレート状などがあります。
    その他、オリジナル印刷を施した加工や、打ち抜き加工などにも対応可能です。

    3.高温下でも吸湿可能
    高温下(150℃)でも吸湿活動を行います。さらに、一度吸湿した水分は再放出しません。


    ■製品に関するお問合わせ先
    佐々木化学薬品株式会社 機能性樹脂事業課
    TEL  : 075-581-9141
    FAX  : 075-593-9784
    E-mail: skc500@sasaki-c.co.jp


    【佐々木化学薬品について】
    「喜びの創造と技術の革新」を経営理念に掲げ、金属表面処理液の製造販売、一般試薬、工業薬品の販売などを行っています。お客様ひとりひとりのご要望にあった製品を作ることを常に心掛け、お客様と共に成長できる企業を目指しています。

    社名   : 佐々木化学薬品株式会社
    英文社名 : SASAKI CHEMICAL CO.,LTD.
    本社所在地: 〒607-8225 京都府京都市山科区勧修寺西北出町10
    創業   : 1946(昭和21)年10月1日
    設立   : 1958(昭和33)年10月1日
    資本金  : 6,000万円
    従業員数 : 97人(2011年2月1日現在)
    事業内容 : 試薬および化学工業薬品の開発・製造販売
    URL    : http://www.sasaki-c.co.jp/